蟲つれづれ

新吉の周りには、いつもぴかぴかの宝ものがいました。
その蟲達への思い出をつれづれと・・・

チョウ?トンボ?

2015年07月16日 00時53分07秒 | Weblog
数学の問題で、図形や証明する際、補助線を引くとやりやすい。
誰でもそれは経験しているのだ。
線一本引くだけで「あっ、そういうことか」ってなる。

何の話しかと言うと「チョウトンボ」のことだ。
チョウなのかそれともトンボなのかという事だ。
?である、外見は羽が広く大きいだけでシオカラトンボに似ている。
一番似ているのはコシアキトンボだろう、ヤゴもこの二種はよく似ている。

飛び方はチョウである、絶えずひらひら羽を動かしていてその色といい、涼しげだ。
意外と成虫は採りにくいトンボですぐ高く舞い上がってしまう。
その上一度飛び立つとなかなか降りて停まらない、動きはひらひらなので
なんだか無性に腹が立つ…

でも採集すると妙に弱々しくて、すぐ逃がしてやる。
羽化したばかりのチョウトンボにはもう既にこの色がついている。
この色彩感覚が日本人には安心するのに違いない。

人気があるのもうなづけるトンボだ。