それから数十年が経過し、すっかり忘れ去っていたけれど、先日、静岡市に行く機会があり、駿河屋本店に立ち寄ってみたら、そこに、レトロパソコンコーナーなるものがあって、NECの8801が展示してあるのが目に入ってきた。
びっくりして、コーナーを見ていたら、当時のレトロPCがたくさん売っていて、FM-New7も1台あったが結構いい値段(2万5千円くらい)していた。
ソフトもいくつか置いてあり、NECの98、88シリーズ、シャープのX1のものが大半を占めていて、富士通も少しあったけど、ほとんどがタウンズ関係だった。
ちょっと昔を思い出してしまい、懐かしさが爆発した。
家に帰り、また、FM-New7に会いたくなり、ヤフオクで探してみたら、こちらでは意外と安い値段だったので買ってしまった。
40年前はマニュアルなど見向きもしなかったけど、今回は、当時やらなかったことを反省し、また、できなかったことなど、少しいじってみたいと思い、付属品がなるべく付いているFM-New7を選んで落札した。
本体5550円 送料1830円 合計7380円。
ディスプレイは当時物のブラウン管のCRTの方が雰囲気が出ていいのだけれど、ただ飾るのではないので、見やすい液晶ディスプレイを購入することにした。
ちなみに、情報によれば水平15khzが表示可能なものでないと使えないらしい。
ディスプレイの接続は、本体に付属していたケーブルではコネクタの形状が合わないため、ケーブルを自作した。
データレコーダーは三洋のD33を購入。
当時もこれとまったく同じものを使っていたため、これだけでもめちゃくちゃ懐かしい。
当時、フロッピードライブなどはとても無理なので、カセットテープのデーターレコーダとなるのだけれど、それでも1万円近い値段だったと思う。
今でも普通に使えるが、ゴムベルトなど、とっくに劣化していていいはず。
なんで使えるのか不思議だが、保存状況がよかったのかな。
さぁ、いよいよ、これで、再稼働に向けて役者が揃ったぞ。
つづく
(不定期更新)