さて、先週、教頭に電話をした。
分校での道路劇場は、閉校式にはやらないこととなったが、
閉校までの間に公演することについては校長の了解を得て
いる。あとは、現場の教頭と話をしてくれということだった。
「ああ、その話は校長から下りています」
「卒業式のあたりにやれないでしょうか」
「卒業式は午前中で終了するが、夕方から卒業生と保護者、
先生方が市内で会食する慣わしです」
「では、卒業式の午後は?」
「午後は授業がないので、生徒は帰宅する。先生方は授業は
ないが仕事がある」
「では祝日とか土曜日はどうか」
「閉校に向けて引越し作業がある。26日が修了式なので、
表立って物品は移動させないが」
「生徒だけでなく、卒業生にも来てもらいたいので、平日の
夜の公演か、休日になるのだが」
「夜だと学校までの急な坂道を登らなければならない」
「坂道の誘導は、前回もこちらでロウソクを点けて誘導した」
「校庭の雪を使ってやるようだが、閉校式で校庭を駐車場に
使うので、雰囲気が出ないのではないか」
「それは心配には及ばない。状況にあわせていくらでも対応
できる」
「校長が了解した時は、詳細が決まっていなかった。実施に
あたっては、もう一度校長に伺いをたてなければならない」
絵に描いたように無責任で、なんという優柔不断さ!
「わかりました。その時点で、私の方からもう一度校長に許可
をもらいます!」