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NO.142857のブログ

ある経済新聞によると

9月8日

■学生時代の話ですが、ある日、よく知らない先輩らから、彼らが発行している経済新聞を手渡されました。その新聞はこの世のピンクなネタを経済学的視点で考察し、インテリ調で語る内容でした。

■私がもらった号の本題は裏ビデオの流通機構についての経済学的考察でした。

■その新聞によると。

■この手の商品を扱う店は新宿、渋谷が有名で、少しハズれたところでは巣鴨とかにあるようです。

■店内に商品はありません。客はカタログから商品を選び、注文します。1枚3000円とかそんくらいだとか。でも、これはDVDの価値ではなく、運賃なのです。

■この手の商売は現行犯逮捕が原則らしい。だから、商品はどこかの倉庫にあって、これをカバン屋と呼ばれる男が店に運んでくるような仕組みになっている。運ぶ手間とリスクから、1枚とか2枚とかの注文は嫌がられるのです。なので、3000円。まとめ買いすれば数百円程度で済む。

■店は運ぶ手間があるから、注文は何人かの客ごとにまとめて行われる。さらにカバン屋は警察の取り締まりを警戒して、いろんなルートを走ってくるので、客は商品を手に入れるのにとても時間がかかる。
なので逆に売るために逮捕覚悟で店に商品を置く店も少なからずあるようです。

■この手の店はなぜか群れて存在するのですが、渋谷の道玄坂にもそういうエリアがあって、ある日私がそのエリアを横切ると、やはり商品を待っている客ど

もがたくさんいたんですが、ちょうどカバン屋らしき人物が店に入っていくところを見かけることができたのです。

■なぜわかったのか。なんとスーツを着てアタッシュケースを手にしていたのです。これならまっとうな人物に見えるとでも思ってたんでしょうが、小汚い人間とおんぼろな建物しかないような場所で、こんな立派な格好をした紳士がいったいなんの用でくるのか?どう見ても浮いた存在でした。

■この話が本当なのか定かではありません。あくまで経済新聞のネタです。

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