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埼玉県一周自転車旅行の話③

初めて会った人に癒やし系だと言われた。思わず俺が?と言ってしまったほど、癒やしのいの字もないキャラなんですけど・・・。自分がわからなくなった。まあでもモテ要素らしいんで、そんなら癒やし系でもなんでもいいや。

今日はほんとは自転車に乗ってたんだけどな。かみなり鳴ってきたし。早くから諦めといてよかったー。

で、数年前の今頃やった埼玉自転車旅行の話の続き。3回目。

・・・早朝にホテルを出て、自転車にまたがった。もう何年も前のことなんで、走ったとこがどんなとこだったか覚えてないけど、長瀞駅で少し休んだのは覚えている。朝から働いているひとたちがたくさんいた。地方ならではの光景だった。


秩父駅に到着。ここでなんか食べたかったけど、着いた時刻が時刻だったんで、どこもやってなかった。

ここから正丸トンネルまで10キロくらい緩く登っていくんですが、その麓のところにあったコンビニでなんか買って食べた。長瀞の美しい風景はぜんぜん覚えてないのに、このコンビニでドラゴンボールの三角クジをやったのはなぜかよく覚えている。なんでだ。

正丸トンネルの入り口付近まで行くと、近くの住宅の庭でChari&Coのシャツを着てるおじさんがいたんで、この先のトンネルって自転車で通れんの?と聞いたら、いけるはずだって言う。やってみた。真夏であるのと、トラックの排気でいっぱいなのとで、トンネルの中は恐ろしく空気が薄く、途中で引き返した。素直に峠越えルートに入った。

山伏峠は標高的にはまあまあ高いけど、秩父側から登るなら大したことはない。疲れてなかったんで、休まず下りに入って、名栗村に出た。

あとは飯能駅を経由して、東京に帰るだけなんで、話はここで終わるはずなんですが、この日最大の事件が起きてしまった。なんと道路に大量のクギが撒かれていて、そこにタイヤを踏み入れてパンクしてしまったのだった。パンクしただけなら想定内なんですけど、クギがタイヤに刺さって、抜けなくなったのだった。

事故現場は町工場が多いエリアで、クギは故意に撒かれたものではないと思うけど、このときほど激怒したことはなかった。目を三角にしながら、近くの工場にズカズカ入って行って、とりあえずクギを抜いてもらった。タイヤに大きな穴が空いた。

この状態で空気入れても、どうせまたパンクする。ここから最寄りの清瀬駅まで転がして、自転車屋探してなんとかしてもらうことにした。

交番に行って自転車屋はどこかと聞くと、いた女がやる気ないクズ婦警だった。おまえのことは忘れないぞ。

自分で自転車屋探せたけど、お盆休みでやってなかった。西武鉄道に頭下げて、輪行袋無しで乗っけてもらおうかとも思ったりもしたけど、タクシー乗り場にひとが並んでいるのを見て、そうかタクシーで帰ればいいんだなと思った。

タクシー運転手は、手際よく車の後部に自転車を固定した。やったことあるんだよ、と言っていた。でも、運もよかったらしい。「東京23区ではこれやれないの。清瀬でよかったね。」ふーん。でも、おかしいな。中野で自転車乗せたタクシー見たことあるんだけどな🤔

※イメージはこんな感じ

運転手は浦和学院高で甲子園に出場したとか、しないとか。そんな運転手ですが、「俺が定年する前にタクシーはAIが運転するようになるよ。うちの会社じゃもう、それなりにそういう方向で進んでるのさ。」とか言ってたな。当時50歳くらいだったんで、今は55歳くらいか。ほんとにそうなってきてるんだな。運よくあと5年くらい働ければいいけど。清瀬から私の家まで7000円くらいだった。
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