ある病院でスタッフの方が患者さん(80歳位の男性)にした説明の一部です。
「今度来る時これを持って来てくださいね~」
それだけの言葉を聞いて、私は、
「ん?この人はこんな程度なのかな~」
と、
たった一言の敬語の使い方で一瞬そう感じました。
考え過ぎでしょうか?
実は、当たり前と思われる敬語ですが、
「お待たせを致しました。この次おいでくださるとき、こちらの書類をお持ち下さい。」
と言えば受け止め方も随分変わり気持の良いものではないでしょうか。
高齢者を馬鹿にしている感じがしてしまいました。
先日もある郵便局へ行った時のことです。
私は、少し中身が多めの資料を封筒に入れたこともあり、切手代が不安だったことから
念のため計りにかけてもらい
「これは明日届きますか?」と尋ねると、
窓口の女性は「これ明日届くか保証は出来ませんが・・・」
との回答。
ビニールが全面的にかけられ親近感もない重い雰囲気のコロナ対策の受付。
もっとお客様への敬語の使い方を指導をしてから窓口を担当させたほうが良いのでは。。。
コロナのストレスを増大させないためにも、
接客の仕事は『おもてなしの心』として、大切なのに、と感じました。
これ→こちら
でその人の人柄まで勘違いされると同時に、
責任者はそこまでの指導が求められます。
敬語は勿論間柄によって使い分けが出来れば済む事ですが、
接客の仕事をされている方は特に、
「あなたは敬語力に自信はありますか」
今日の日がコロナに負けない一日でありますように。
湘南話し方センター
所長 松永洋忠
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます