相鉄・東急直通線、開業は2023/3/18(土)であることが確定したが、運行計画(区間、本数)が先日12/16についに公表された。
当記事より、当ブログの日付表記(開業、廃止、就役、引退などの日付)をyyyy/mm/dd(半角数字+半角スラッシュ)に統一します。
(年は省略することあり。)
(例1)2022年12月31日=2022/12/31
(例2)2023年1月1日=2023/1/1
私は相鉄電車沿線住民だが、通勤では通常使わない、実質休日限定ユーザであり、またダイヤに関しては詳しくない。ここでの記述はあくまで個人的な所感である。
相鉄20000系(東横線対応・上)と同21000系(目黒線対応・下)。
【運行本数】
既存の埼京線直通が上下とも46、本数的には本線、いずみ野線とも埼京線直通と同等(平日平均50、土休平均44)だが、いずみ野線の方が若干少なめ。
日中は本線、いずみ野線ともに概ね1時間2本とのこと。
本線系統は小田急や埼京線直通と競合するため、本線~目黒線直通(~都営三田線主体)と、いずみ野線~東横線直通(~うち1時間1本東武東上線)を主軸としているが、土休の本線~東横線系統はたった3本かい!
いくら小田急や埼京線直通があるとはいえ少なすぎ!
小田急との競合は仕方ない(っていうか、到底勝ち目ない)にしても、埼京線直通を大和または二俣川止まりにして、東横線直通の約半数を本線に振ってほしかった。
(相鉄本線ユーザとして。)
ちなみに先日(平日日中)、いずみ野線に湘南台から乗ったが、8両編成でもガラガラだった。(4両以下でも充分!)
私は埼京線直通をいずみ野線にも振るべきだと長らく思っていたが、ただでさえ苦戦しているのをいずみ野線に振ったら、エライことになる。
埼京線直通のE233系。
【行先】
相鉄電車の上りの行先は、実質「横浜」しかなく(一部「二俣川」あり)、埼京線直通開始後は「新宿」を主に「羽沢横浜国大」「池袋(埼京線)」「川越(川越線)」などが出てきたが、さらに以下の行先が増えるもよう。
「渋谷」
「新宿三丁目」「池袋(副都心線)」「和光市」
「志木」「川越市」「森林公園」「小川町」
「赤羽岩淵」「浦和美園」
「高島平」「西高島平」
と激増する。
何じゃコレ!
相鉄乗入れ対象の東急3000系(左)。
右の都営三田線6300系は、相鉄乗入れに対応しないとのこと。(Wikipediaより)
2013年に東横線が副都心線とつながり、東武東上線、西武池袋線と直通するようになった際、今まで実質「渋谷」しかなかった行先に、「和光市」「川越市」「小手指」「飯能」などか増えたが、それ以上の増え方である。
特に気になるのが、土休日早朝1本のみ設定される、
「海老名発東横・副都心線経由小川町行」
(相鉄線内特急)。
海老名5:14発で、川越市には7時頃着、小川町から寄居経由で秩父鉄道線方面に行けるので、秩父観光目当てのスジのように思える。
相鉄かしわ台車両基地に留置中の東急5050-4000系。
ところで、相鉄・東急・東武3社直通できる車は、東急5050-4000系(通称4000系)のみ。最終的に15編成揃うとのことだが、4112F以降の4編成は一部座席指定対応で運用が限定されると思われるから、オールロングシートの4101~11Fがメインで使われるはず。
東急5050-4000系。
この中には4110FShibuyaHikarie編成があり、相鉄(特に、新横浜~湘南台間)に頻繁に乗入れてくる可能性は充分にある。3/18の開業初日の相鉄発東武東上線方面行一番列車(多分海老名5:14発特急小川町行)に充当されたら面白いかも。
4110FShibuyaHikarie編成。
「小川町」表示の4110F(右)。
【東海道新幹線アクセス】
相鉄・東急直通線最大の売りはコレでしょう!
都心・埼玉県方面からも、神奈川県中央部からも、直接新幹線新横浜駅に行けること。
相鉄電車沿線住民から見ると、今まで横浜・東神奈川乗換えが伴っていたのが、ダイレクトで行けるようになるから、楽になるのは言うまでもない。
従来の相鉄沿線~横浜・東神奈川乗換えルート。朝晩は東神奈川での乗換えが必ず発生する。
相鉄HPより。
所要時間も、乗換えの手間も、ずいぶん楽になる。新幹線新横浜下り1番電車に乗るにしても、30分くらい家を遅く出ることができる!
(^^)(^^)(^^)
【種別の色(相鉄区間)】
埼京線直通は、 特急 各停
となっているが(JR東および埼京線カラーの緑色)、東急直通は下のように予想。
東横線直通:特急 通特 各停
目黒線直通:特急 通特 各停
文字色は東急のコーポレートカラーの赤色から、地色は東横線カラーの桃色、目黒線カラーの紺色から。
3月の開業、楽しみである。