23
愛するお父様!
全国に散らばっているあなたの子女達が、各自の置かれている場所で精誠を込めて、この「万物の日」を記念していることを知っています。
本部にいる子女達も、九回目を迎える「万物の日」を記念するためにこの場に参席いたしました。
このように私達がこの日を毎年記念するようになったのは、あなたが旧約時代を通して祭物を条件として人を連結させたのちに息子を送られて新約時代を準備するようにされましたし、新約時代を通して新しい成約時代の父母の因縁を立てようとなさる恨み多い復帰の歴史があったからです。
万物は人間より天の前に近い立場で、中間的な祭物の使命を果たしてくれたということを思うとき、人が万物より恥ずかしい立場に立ったということを感じるものです。
今日このような縦的な因縁に従って、万物を媒介とした立場から息子を媒介とし、息子を媒介とした立場から父母を媒介として、父母の愛を中心として縦的な歴史が横的な出発をみることのできるこの時代圏を迎えることによって、父母から子供、子供から万物、このような順次的な過程の秩序を反対に編んでおかなければならないという事実を私達が知るとき、あなたがつくられた被造世界がどれほどどれほど貴重かということを、私達はいま一度感じるものです。
このような受難の道を経てカイン・アベルの因縁を、きょう私達の時代におきまして、家庭を通し、氏族を通し、民族を通し、国家を通し、世界を通してもとがえしておかなければならないのです。
そうしなければ父母の恨みが解かれないという事実を思うとき、この道を分けていくべきなのが統一教会の使命であり、統一信徒達の生活哲学だということをはっきり知らなければなりません。
足らない者達がこの場に集いましたが、この場は世界が注視する場であり、全霊界が注視する場だということを私達ははっきり知っています。
善ならぬ自らとなってお父様の心配の対象となり、お父様の悲しみの要件となってはならない立場ですので、お父様、この日が福となるようにしてください。
この日を快くお迎えください。
この日、足らない精誠を込めて式を行うこの場は、歴史を身代わりする場であり、時代を身代わりする場であり、天宙を身代わりする場であり、父と息子の因縁を結んで過ごすことができ、あなたを仰ぐことのできる場だということを知っています。
またこの日は、今まで歴史時代に来ては逝った数多くの先祖達が待ち焦がれ望んだ日であり、万物達が犠牲圏内で嘆息していたものが解放を迎え、栄光を現すことのできる日であり、暗闇の中にあった全世界が、新しい光明をもって自ら恥ずかしい姿勢を脱ぎ捨て、厳粛なる姿勢でもってあなたをお父様と呼びながら敬拝することのできる、体面を備えることのできる日だということを思うとき、私達は真実に心を尽くし、精誠を尽くしてこの日を祝わなければならず、息子たる権威と主人たる権威を備え、お父様の前に孝行の道理を果たす姿とならなければならないという事実を、この時間心深く感じることができるようにしてください。
お父様!
きょうこの日を神聖にお受けください。
すべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1971.5.24 第九回「万物の日」)
24
愛するお父様!
来ては逝く多くの世代の中で、恨み多い歴史の流れの峠道がどれほど多かったかを知っています。
その中で真なる志を抱いた私達の先祖達がたくさん死んでいきました。
善なる血を注ぎながら、ひと時の勝利の日が来るであろうと、天上を仰ぎみながら死を誓った歴史的な時代時代を回顧してみるとき、きょうの縦的な歴史を横的に総蕩減すべき現実的な使命が、ここに集った統一教会の教会長達と、統一教会に責任を負った私にあるということを思うとき、この場はお父様の前に不足であり、お父様の前に申し訳ない場であるのを私達は知らなければなりません。
きょうの喜びの場が、天上の因縁を引き継ぐことのできる場となれないなら、その喜びの場を私達は避けなければなりません。
きょうの生活がいくら凄絶で悲惨だとしても、あなたの血統的な因縁が連結され、移され得る土台であるなら、私達は歯を食いしばっても克服してその場を守るべき使命があることを知りました。
三時代の使命を、一点を中心として決定することのできる瞬間は、私達の人生の深刻でありながらも確固たる立場で決定されなければならないのに、決定的なチャンスを見いだせなかった私達自身となったということを、この時間もう一度感じなければなりません。
お父様はいつもそのような立場で今まで歴史を収拾してこられ、数多くの私達の先祖達を導いてこられたということを思いますとき、あなただけがやはりかわいそうな方であることを知りました。
あなたの心の谷間から流れ落ちる悲しみと、動きいずる動脈の脈拍が私達の心を通して、心情を通して、心臓を通して響きいずるべきことも私達は知っています。
私達の血はあなたの血によって動かされ得る血とならなければなりません。
私達の感情もまた、私達自身の感情によって動いてはなりません。
あなたの聖なる感情に同化されて動き得る自らを発見しなければなりません。
私達は悲惨なる涙の場でお父様の心を抱き締め、お父様の首を抱き寄せ、身もだえしながらこの恨みを解くためにお父様に訴え、お父様は「お前を捜してきたり」とおっしゃりながら、互いが話し合う場を持たなければなりません。
あなたの愛する息子・娘がそのような場を持たずには、霊界に行っても自分自らの面目を立てることができないということを、この時間はっきり分かるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
三時代の復活圏を備え、その責任完結を誓うべき現在の価値圏内におきまして、お父様が喜ばれ得る実績を持たなくては、私達は帰ることのできないかわいそうな群れであることを、はっきり分かるよう許諾してください。
すべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1971.8.13)
愛するお父様!
全国に散らばっているあなたの子女達が、各自の置かれている場所で精誠を込めて、この「万物の日」を記念していることを知っています。
本部にいる子女達も、九回目を迎える「万物の日」を記念するためにこの場に参席いたしました。
このように私達がこの日を毎年記念するようになったのは、あなたが旧約時代を通して祭物を条件として人を連結させたのちに息子を送られて新約時代を準備するようにされましたし、新約時代を通して新しい成約時代の父母の因縁を立てようとなさる恨み多い復帰の歴史があったからです。
万物は人間より天の前に近い立場で、中間的な祭物の使命を果たしてくれたということを思うとき、人が万物より恥ずかしい立場に立ったということを感じるものです。
今日このような縦的な因縁に従って、万物を媒介とした立場から息子を媒介とし、息子を媒介とした立場から父母を媒介として、父母の愛を中心として縦的な歴史が横的な出発をみることのできるこの時代圏を迎えることによって、父母から子供、子供から万物、このような順次的な過程の秩序を反対に編んでおかなければならないという事実を私達が知るとき、あなたがつくられた被造世界がどれほどどれほど貴重かということを、私達はいま一度感じるものです。
このような受難の道を経てカイン・アベルの因縁を、きょう私達の時代におきまして、家庭を通し、氏族を通し、民族を通し、国家を通し、世界を通してもとがえしておかなければならないのです。
そうしなければ父母の恨みが解かれないという事実を思うとき、この道を分けていくべきなのが統一教会の使命であり、統一信徒達の生活哲学だということをはっきり知らなければなりません。
足らない者達がこの場に集いましたが、この場は世界が注視する場であり、全霊界が注視する場だということを私達ははっきり知っています。
善ならぬ自らとなってお父様の心配の対象となり、お父様の悲しみの要件となってはならない立場ですので、お父様、この日が福となるようにしてください。
この日を快くお迎えください。
この日、足らない精誠を込めて式を行うこの場は、歴史を身代わりする場であり、時代を身代わりする場であり、天宙を身代わりする場であり、父と息子の因縁を結んで過ごすことができ、あなたを仰ぐことのできる場だということを知っています。
またこの日は、今まで歴史時代に来ては逝った数多くの先祖達が待ち焦がれ望んだ日であり、万物達が犠牲圏内で嘆息していたものが解放を迎え、栄光を現すことのできる日であり、暗闇の中にあった全世界が、新しい光明をもって自ら恥ずかしい姿勢を脱ぎ捨て、厳粛なる姿勢でもってあなたをお父様と呼びながら敬拝することのできる、体面を備えることのできる日だということを思うとき、私達は真実に心を尽くし、精誠を尽くしてこの日を祝わなければならず、息子たる権威と主人たる権威を備え、お父様の前に孝行の道理を果たす姿とならなければならないという事実を、この時間心深く感じることができるようにしてください。
お父様!
きょうこの日を神聖にお受けください。
すべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1971.5.24 第九回「万物の日」)
24
愛するお父様!
来ては逝く多くの世代の中で、恨み多い歴史の流れの峠道がどれほど多かったかを知っています。
その中で真なる志を抱いた私達の先祖達がたくさん死んでいきました。
善なる血を注ぎながら、ひと時の勝利の日が来るであろうと、天上を仰ぎみながら死を誓った歴史的な時代時代を回顧してみるとき、きょうの縦的な歴史を横的に総蕩減すべき現実的な使命が、ここに集った統一教会の教会長達と、統一教会に責任を負った私にあるということを思うとき、この場はお父様の前に不足であり、お父様の前に申し訳ない場であるのを私達は知らなければなりません。
きょうの喜びの場が、天上の因縁を引き継ぐことのできる場となれないなら、その喜びの場を私達は避けなければなりません。
きょうの生活がいくら凄絶で悲惨だとしても、あなたの血統的な因縁が連結され、移され得る土台であるなら、私達は歯を食いしばっても克服してその場を守るべき使命があることを知りました。
三時代の使命を、一点を中心として決定することのできる瞬間は、私達の人生の深刻でありながらも確固たる立場で決定されなければならないのに、決定的なチャンスを見いだせなかった私達自身となったということを、この時間もう一度感じなければなりません。
お父様はいつもそのような立場で今まで歴史を収拾してこられ、数多くの私達の先祖達を導いてこられたということを思いますとき、あなただけがやはりかわいそうな方であることを知りました。
あなたの心の谷間から流れ落ちる悲しみと、動きいずる動脈の脈拍が私達の心を通して、心情を通して、心臓を通して響きいずるべきことも私達は知っています。
私達の血はあなたの血によって動かされ得る血とならなければなりません。
私達の感情もまた、私達自身の感情によって動いてはなりません。
あなたの聖なる感情に同化されて動き得る自らを発見しなければなりません。
私達は悲惨なる涙の場でお父様の心を抱き締め、お父様の首を抱き寄せ、身もだえしながらこの恨みを解くためにお父様に訴え、お父様は「お前を捜してきたり」とおっしゃりながら、互いが話し合う場を持たなければなりません。
あなたの愛する息子・娘がそのような場を持たずには、霊界に行っても自分自らの面目を立てることができないということを、この時間はっきり分かるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
三時代の復活圏を備え、その責任完結を誓うべき現在の価値圏内におきまして、お父様が喜ばれ得る実績を持たなくては、私達は帰ることのできないかわいそうな群れであることを、はっきり分かるよう許諾してください。
すべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1971.8.13)
25
お父様!
私達がこのような場に立つようになりましたのは、私達が優れているからではなく、背後で善なる先祖達がとてつもなくも驚くべき血と汗と涙の代価を支払ったがゆえであることを知るものです。
それゆえ、今日、時代的な因縁の中で、このような場であなたと出会うことのできる恩賜を受けるようになったことを思うとき、心から心から感謝を捧げなければなりません。
お父様!
この時代をどれほど待ち焦がれ、あなたが慕う家庭をどれほど侍ち焦がれ、子女を抱くためにどれほど骨を折られたでしょうか。
このようなことを思うとき、もう少し輝き、もう少し価値があり、もう少し栄光を持った姿をあなたの前に捧げられないことが、一代の恨みだけでなく、天宙の恨みになりそうで、心配せずにはいられません。
お父様、世間知らずのこの者達をここにこのように集めておいたのは、それ自体が優れているからではなく、この者達が歴史的な因縁を貴く持っているためですので、先祖達を動員してくださって、時代的使命を促すにおいて、休まずこの者達を協助するようにしてくださいますようお願い申し上げます。
今日、私達が氏族を代表し、民族を代表して、天運が望む厳粛なる使命を各自の肩に背負わされたことを分かるようにしてください。
年を取った人は年を取った人として、若者は若者として、老若男女を問わず、イエス様の恨みとともに人類の恨み、そして天の恨み、この三大恨みを解怨成就するのが統一家の使命であり、真なる食口の名を誇る私達が死んでもやり抜くべき本分であり、使命であり、責任であるのをよく知っています。
その価値が無限なるものであるがゆえに、無限なる世界もその価値内に包括されようと動いてくることを思うときに、私達はお父様を呼ぶ前にお父様という名前すら思うことのできない申し訳なさを感じなければならず、おそれ多さを感じなければなりません。
呼び難いお父様であり、侍り難いお父様であられるのを私達は全く知りませんでした。
あなたは私達に対して厚意と、広く大きな愛の心と許しの心情を持ち、万回の犠牲もお恨みにならず、むしろ私達の足らなさを心配していらっしゃいます。
そのようなあなたの恩賜の前に、足らない自分を発見する度ごとに、申し訳ない気持ちとおそれ多い気持ちに徹しなければなりません。
そのような立場で勝利の栄光を占有して息子の愛を受けることができ、娘の愛を受けることができるなら、人間としてそれ以上の願いがどこにあるでしょうか。
そうすることのできる立場が、人類歴史を身代わりするどのような価値よりももっと貴い価値ある立場にあることを、私達がはっきり悟るよう許諾してください。
すべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1971.8.22)
26
お父様!
この地上にいる統一の群れはもちろんですが、このみ旨を成すために歴史路程で苦労して霊界に行っている数多くの先祖達と、み旨の内なる事情に従って血を流していった数多くの祖先達を記憶してください。
この地の拠点を通らなくては、あなたの本然の世界に臨むことができないということを知っている霊人達の勝利の解放を、お父様は取るに足らない私達を通して促していらっしゃるということを知れば知るほど、私達がどれほど重大な責任を背負っているかをなお一層感じなければなりませんし、私達の生活が私達自身だけのために暮らす生活ではなく、立体的な世界のための生活だという事実を、私達はもっとはっきり知らなければなりません。
霊界にいる数多くの霊人達と天軍天使達が、今まであなたの勝利のひと日を望みながら苦労の路程を克服してきたということを思うとき、彼らの苦労は私達によって刈り取られなければならず、私達が望む願いは全世界の人と共に結実されなければならないということを思うものです。また、現在この地上に生きている私達は、上下に連なり得る責任を果たさなければならないということをもう一度感じるものです。
お父様、あなたの心情を体恤し、あなたの生命の因縁を高めることのできるその道を、この地上で決定できなければ、お父様と数多くの先烈達が関係を結ぶことができないということを思うものです。
相互いに孤立した数多くのあなたの子女達がこの地上にいますが、この者達を生命でもって連結させてあげ得る真なる指導者がいないことを思うとき、そして前後左右でこの者達の行く道に同行しながら、天に侍っていくべき生活的な基盤を持っていることができないことを私達が悟るとき、それでも天が願う基盤を持つことができ、あなたの心に慰めの対象となり得るのは、取るに足らない統一の群れであることを感じさせてください。
すべてを真のご父母様のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1971.8.29)
27
きょうまで私達が残されたのは、誰の苦労によるものでもありません。
一切があなたの無限なる愛によるものであることを、私達はよく知っています。
過去にもそうでしたし、今もそうであり、今後もそうであるべきことを望んでいます。
今後に来る摂理的な使命の分野はだんだん広げられ、だんだんに大きくなることを思うとき、過去よりも今よりも、今後、私達がお父様の前に精誠を尽くすにおいて、より一層高く大きな心で精誠を尽くさなければならず、このような時点にいる私達自身は、不備な姿を持ち、過去を追求しながら現実を批判する群れとなってはなりません。
過去を忘れてしまい、大きな希望を抱き、現実に迫るすべての障害を押し進み、すべてのことを処理するのに忙しくあることのできる自らを備えなくては、天の前に覚えられる群れとはなり得ないのが当然ですので、きょう強く雄々しく自分自身を備えて、悪の世界に対抗し、最後の激戦場を勝利に導くことのできるさまざまな準備を備えた天の勇士達として、あなたに信任される兵士達として、現れるに不足のないよう許諾してください。
私達にこの国、この民族を任せて安心することができ、この地上にあなたの息子をお立てになって、この世界の受難の路程を任せて安心することができることを、どれほどどれほど待ち焦がれたお父様であられたかを私達が思うときに、いつも足らず、不孝極まりない私達の先祖達であったことを悟っています。
私達も後代の後孫達から、天の道の前に忠誠を尽くせなかったという讒訴を受ける人々となっては絶対になりませんので、残った人生をお父様のみ旨の前にすべて捧げて最後のひと日を輝かせ、この地を離れてお父様の前に行くことのできる息子・娘達となることを願うのが、終生の要求となることができるように誓うこの時間となり、生の路程となるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、真の父母のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1971.10.24)
28
流れていく歴史路程の上で、あなたの摂理のみ旨はいつも曲折の運命を避けることのできない復帰摂理の途上であったことを思うものです。
カイン・アベルを中心とした蕩減復帰において、アベルの使命を果たす代表者が、この地でカインを収拾して行かなければならないということを私達は知りませんでした。
彼が父母の望む解放の基盤を拡大させなければならないことを私達は知りませんでした。
天と地を統一させ得る神様の心情的解放を備えてさしあげなければならないということを私達は知りませんでした。
お父様!
今日統一の群れがこの地上で暮らすのは、偶然なるあなたの苦労の結果ではないことが分かるようにしてください。
アベルの伝統的な歴史を引き継ぐ統一教会は、厳粛な使命において、民族的解放を促すと同時に善の主権を成就させ、世界的な解放を完成させるべき使命があるということを考えないわけにはいきません。
今まで歩んできた道も困難でしたが、今後私達が走っていくべき使命路程がどれほど膨大かということをより一層感じるものです。
今、私達は見る目を広げて、世界に向かって走っていくその基準の前に、その隊列の前に恥ずかしい姿を現してはならない時が来ました。
お父様!
私達が必ず行くべき運命の道は、世界を復帰するためのものです。
この道をあなたのみ旨とともに出発しますので、とこしえに福を施してください。
私達が行く舞台、戦場で百戦百勝させてくださり、あなたの勝利的天国を解放するに必要な烈士達となるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
私達が民族を目覚めさせると同時に、世界を覚醒させ、未来の天国の門を開くにおいて、中心的な使命を果たす子女達となるようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
万々事の恩賜と愛が、あなたのみ旨のために心配する群れ達にいつも共にあることをお祈りしながら、すべてを真のご父母様のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1972.5.18)
29
愛するお父様!
歴史の過程がどのように行き違っているかを知らなかった私達を覚醒させてくださり、あなたが探してこられた恨み多い復帰の道をたどり得る立場に立ててくださったことに心から感謝を申し上げます。
今、お父様が存在することをはっきり知らなければならず、本来お父様がつくられた、本然の堕落しなかった私達の先祖の基準がどうだということを知らなければなりません。
家庭と民族と国家と世界がどうかということを考えるとき、私達はお父様の怨讐であるサタン圏内に処していることを知りました。
その父母を通して子供となり、その血族となり、その国家と世界人類となっていることを知っています。
この悔しく恨めしいこの立場から、私達は勇断を下し、この世界を切ってしまい、いで立たなければなりません。
そうだといって、善なる世界、切ってしまった代わりにそのような価値の基準が現れるのではありません。
悪なる世界を切ってしまい、いで立つようになるときには、私だけ残ることをはっきり知らなければなりません。
寂しくても天をつかんで寂しがらなければなりません。
歴史時代に私達の先祖達が行った道がそうであったために、私達もそのような寂しい立場を堅固に守り、天の願うその願いが何であるかをはっきり知り、行くべき道を走り抜いていくよう許諾してください。
あなたの前に僕として忠誠を尽くせなかったその道を、私達は復帰しなければならず、養子として責任を完結し切れなかったものを、私達は復帰完成しなければならず、息子と新郎新婦としてあなたの愛を受け継ぐことのできる父母の立場に立てませんでしたが、あなたの愛を私達は受け継がなければなりません。
それが二つとないあなたのみ旨として願う道であることをはっきり知りましたので、この道を純粋に行くよう許諾してください。
今、私達が体を手探りで明らかにするとき、私達の手がお父様が手ずからお造りになったアダムとエバを身代わりした手であることを感じなければなりません。
私達の手の中にはお父様の精誠がこもっていることを知らなければなりません。
私達の姿の中にはお父様の願いとお父様の理想が宿っていることをはっきり知らなければなりません。
私達のすべての四肢五体にお父様の愛の手の跡が残っており、お父様の精誠と心情のすべてのものが宿っていることを知り、自分自体を貴く思うことのできる人とならなければなりません。
この価値があまりにも貴いがゆえに、悪とは相手になり得ない自らであることを発見するよう許諾してください。そうして天だけを仰ぎ、天にだけ属し得る自らとして残るよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げ、真のご父母様のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1972.10.22)
30
お父様!
今、世紀末的な最終点が私達の前に近づいています。
今、「私」という一存在は、私一人の運命として解決し得る何の力もないことを知るものです。
個人の勝利の道は民族と通じなければならず、民族の勝利の道は世界と通じなければならず、世界の勝利の道は天宙とお父様の勝利と通じなければならない決定的な時代を、私達が目前に直視しています。
息苦しい一場面が私達の前に近づいているこの時に、私達自身はあなたのお望みになるそのような目的と一致し得る立場に立たなければ、かわいそうな者達となり、かわいそうな国、かわいそうな世界となるということを思うものです。
ですので、心からあなたを慕わなければならず、あなたに仕え奉りながら最後の終着点に向かって進むために、厳粛に努力することのできる自らを発見しなければなりません。
悪なる世界と善なる世界が行き違っているという事実を、私達は知っています。
悪なる地で悪なる人の後孫として生まれた私達は、悪なる道を行っていたものを清算し、善なる道に入らなければならないのが復帰の道であることを知っています。
帰る道がないがゆえに、その道は受難の道であらざるを得ません。
行く道の前には個人が遮っており、家庭、国家、世界が遮っています。
それだけでなく公衆権勢を握ったサタンの権限までも行く道を遮っているという事実を思うときに、一生を通してこれをさかのぼっていくということが、どれほどどれほど不可能に近いかということを思えば思うほど、私達には持てる心と精誠を尽くし、死を覚悟したとしてもこの道を克服し抜かなければならない義務と責任があることを知りました。
越えていくべき山がいくら高いとしても、私達の先祖が滅び、私達の先代のすべての国々がこの峠を越えられずに行ったことを思うときに、私達は歴史上にない最大の決意をし、この頂上に向かって走っていかなければならないことを知っています。
それゆえ、心と思いと精誠を尽くしてあなたを愛さなければなりません。
あなたの前に、私達は狂わなければなりません。
あなたと一つとならなければなりません。
私達が不可能なこのような段階から、可能の役事を起こすことを望むのがあなたの願いであることを知っていますので、私達はこれを克服して突破することのできる、あなたが誇り、あなたの愛を受ける堂々たる息子・娘となることを心で待ち焦がれています。
待ち焦がれる心の位置はたやすいかもしれませんが、実体を越えるためには生死の判定をつけなければ、最後の闘いに決着をつけなければならないということを思いますとき、私達自身が備えるべき心の姿勢はできているか、私達の体の武装はできているかということを反省すれば反省するほど、足らない私達自身であり、丸裸の私達自身です。
ですので、お父様、私達の体にあなたの力と能力でよろいを着せてくださり、私達の心をあなたの心で一体化させてください。
あなたの身代わりの実体とならなくては、勝利の克服を誓うことができないという事実を思うときに、もしそうなれなければ、私達のようにかわいそうで悲惨な群れはないという事実を、私達は知らなければなりません。
サタンの前に最頂点に立ちましたので、天の前に最大の協助をすることのできる立場にいますが、そこは敗北と勝利が行き違う位置であることを知るものです。
ここで敗れる立場に立つときには、天の前にも怨讐となるという事実を思うときに、失ってはならない立場であることを知り、必ず勝利の結果を持ってきて、あなたが信じていたその基準を越えなければならない各自の責任があるという事実を、はっきり悟るこの時間となるようにしてくださることを懇切にお願い申し上げながら、すべてを真のご父母様のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1972.11.5)
お父様!
私達がこのような場に立つようになりましたのは、私達が優れているからではなく、背後で善なる先祖達がとてつもなくも驚くべき血と汗と涙の代価を支払ったがゆえであることを知るものです。
それゆえ、今日、時代的な因縁の中で、このような場であなたと出会うことのできる恩賜を受けるようになったことを思うとき、心から心から感謝を捧げなければなりません。
お父様!
この時代をどれほど待ち焦がれ、あなたが慕う家庭をどれほど侍ち焦がれ、子女を抱くためにどれほど骨を折られたでしょうか。
このようなことを思うとき、もう少し輝き、もう少し価値があり、もう少し栄光を持った姿をあなたの前に捧げられないことが、一代の恨みだけでなく、天宙の恨みになりそうで、心配せずにはいられません。
お父様、世間知らずのこの者達をここにこのように集めておいたのは、それ自体が優れているからではなく、この者達が歴史的な因縁を貴く持っているためですので、先祖達を動員してくださって、時代的使命を促すにおいて、休まずこの者達を協助するようにしてくださいますようお願い申し上げます。
今日、私達が氏族を代表し、民族を代表して、天運が望む厳粛なる使命を各自の肩に背負わされたことを分かるようにしてください。
年を取った人は年を取った人として、若者は若者として、老若男女を問わず、イエス様の恨みとともに人類の恨み、そして天の恨み、この三大恨みを解怨成就するのが統一家の使命であり、真なる食口の名を誇る私達が死んでもやり抜くべき本分であり、使命であり、責任であるのをよく知っています。
その価値が無限なるものであるがゆえに、無限なる世界もその価値内に包括されようと動いてくることを思うときに、私達はお父様を呼ぶ前にお父様という名前すら思うことのできない申し訳なさを感じなければならず、おそれ多さを感じなければなりません。
呼び難いお父様であり、侍り難いお父様であられるのを私達は全く知りませんでした。
あなたは私達に対して厚意と、広く大きな愛の心と許しの心情を持ち、万回の犠牲もお恨みにならず、むしろ私達の足らなさを心配していらっしゃいます。
そのようなあなたの恩賜の前に、足らない自分を発見する度ごとに、申し訳ない気持ちとおそれ多い気持ちに徹しなければなりません。
そのような立場で勝利の栄光を占有して息子の愛を受けることができ、娘の愛を受けることができるなら、人間としてそれ以上の願いがどこにあるでしょうか。
そうすることのできる立場が、人類歴史を身代わりするどのような価値よりももっと貴い価値ある立場にあることを、私達がはっきり悟るよう許諾してください。
すべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1971.8.22)
26
お父様!
この地上にいる統一の群れはもちろんですが、このみ旨を成すために歴史路程で苦労して霊界に行っている数多くの先祖達と、み旨の内なる事情に従って血を流していった数多くの祖先達を記憶してください。
この地の拠点を通らなくては、あなたの本然の世界に臨むことができないということを知っている霊人達の勝利の解放を、お父様は取るに足らない私達を通して促していらっしゃるということを知れば知るほど、私達がどれほど重大な責任を背負っているかをなお一層感じなければなりませんし、私達の生活が私達自身だけのために暮らす生活ではなく、立体的な世界のための生活だという事実を、私達はもっとはっきり知らなければなりません。
霊界にいる数多くの霊人達と天軍天使達が、今まであなたの勝利のひと日を望みながら苦労の路程を克服してきたということを思うとき、彼らの苦労は私達によって刈り取られなければならず、私達が望む願いは全世界の人と共に結実されなければならないということを思うものです。また、現在この地上に生きている私達は、上下に連なり得る責任を果たさなければならないということをもう一度感じるものです。
お父様、あなたの心情を体恤し、あなたの生命の因縁を高めることのできるその道を、この地上で決定できなければ、お父様と数多くの先烈達が関係を結ぶことができないということを思うものです。
相互いに孤立した数多くのあなたの子女達がこの地上にいますが、この者達を生命でもって連結させてあげ得る真なる指導者がいないことを思うとき、そして前後左右でこの者達の行く道に同行しながら、天に侍っていくべき生活的な基盤を持っていることができないことを私達が悟るとき、それでも天が願う基盤を持つことができ、あなたの心に慰めの対象となり得るのは、取るに足らない統一の群れであることを感じさせてください。
すべてを真のご父母様のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1971.8.29)
27
きょうまで私達が残されたのは、誰の苦労によるものでもありません。
一切があなたの無限なる愛によるものであることを、私達はよく知っています。
過去にもそうでしたし、今もそうであり、今後もそうであるべきことを望んでいます。
今後に来る摂理的な使命の分野はだんだん広げられ、だんだんに大きくなることを思うとき、過去よりも今よりも、今後、私達がお父様の前に精誠を尽くすにおいて、より一層高く大きな心で精誠を尽くさなければならず、このような時点にいる私達自身は、不備な姿を持ち、過去を追求しながら現実を批判する群れとなってはなりません。
過去を忘れてしまい、大きな希望を抱き、現実に迫るすべての障害を押し進み、すべてのことを処理するのに忙しくあることのできる自らを備えなくては、天の前に覚えられる群れとはなり得ないのが当然ですので、きょう強く雄々しく自分自身を備えて、悪の世界に対抗し、最後の激戦場を勝利に導くことのできるさまざまな準備を備えた天の勇士達として、あなたに信任される兵士達として、現れるに不足のないよう許諾してください。
私達にこの国、この民族を任せて安心することができ、この地上にあなたの息子をお立てになって、この世界の受難の路程を任せて安心することができることを、どれほどどれほど待ち焦がれたお父様であられたかを私達が思うときに、いつも足らず、不孝極まりない私達の先祖達であったことを悟っています。
私達も後代の後孫達から、天の道の前に忠誠を尽くせなかったという讒訴を受ける人々となっては絶対になりませんので、残った人生をお父様のみ旨の前にすべて捧げて最後のひと日を輝かせ、この地を離れてお父様の前に行くことのできる息子・娘達となることを願うのが、終生の要求となることができるように誓うこの時間となり、生の路程となるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、真の父母のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1971.10.24)
28
流れていく歴史路程の上で、あなたの摂理のみ旨はいつも曲折の運命を避けることのできない復帰摂理の途上であったことを思うものです。
カイン・アベルを中心とした蕩減復帰において、アベルの使命を果たす代表者が、この地でカインを収拾して行かなければならないということを私達は知りませんでした。
彼が父母の望む解放の基盤を拡大させなければならないことを私達は知りませんでした。
天と地を統一させ得る神様の心情的解放を備えてさしあげなければならないということを私達は知りませんでした。
お父様!
今日統一の群れがこの地上で暮らすのは、偶然なるあなたの苦労の結果ではないことが分かるようにしてください。
アベルの伝統的な歴史を引き継ぐ統一教会は、厳粛な使命において、民族的解放を促すと同時に善の主権を成就させ、世界的な解放を完成させるべき使命があるということを考えないわけにはいきません。
今まで歩んできた道も困難でしたが、今後私達が走っていくべき使命路程がどれほど膨大かということをより一層感じるものです。
今、私達は見る目を広げて、世界に向かって走っていくその基準の前に、その隊列の前に恥ずかしい姿を現してはならない時が来ました。
お父様!
私達が必ず行くべき運命の道は、世界を復帰するためのものです。
この道をあなたのみ旨とともに出発しますので、とこしえに福を施してください。
私達が行く舞台、戦場で百戦百勝させてくださり、あなたの勝利的天国を解放するに必要な烈士達となるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
私達が民族を目覚めさせると同時に、世界を覚醒させ、未来の天国の門を開くにおいて、中心的な使命を果たす子女達となるようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
万々事の恩賜と愛が、あなたのみ旨のために心配する群れ達にいつも共にあることをお祈りしながら、すべてを真のご父母様のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1972.5.18)
29
愛するお父様!
歴史の過程がどのように行き違っているかを知らなかった私達を覚醒させてくださり、あなたが探してこられた恨み多い復帰の道をたどり得る立場に立ててくださったことに心から感謝を申し上げます。
今、お父様が存在することをはっきり知らなければならず、本来お父様がつくられた、本然の堕落しなかった私達の先祖の基準がどうだということを知らなければなりません。
家庭と民族と国家と世界がどうかということを考えるとき、私達はお父様の怨讐であるサタン圏内に処していることを知りました。
その父母を通して子供となり、その血族となり、その国家と世界人類となっていることを知っています。
この悔しく恨めしいこの立場から、私達は勇断を下し、この世界を切ってしまい、いで立たなければなりません。
そうだといって、善なる世界、切ってしまった代わりにそのような価値の基準が現れるのではありません。
悪なる世界を切ってしまい、いで立つようになるときには、私だけ残ることをはっきり知らなければなりません。
寂しくても天をつかんで寂しがらなければなりません。
歴史時代に私達の先祖達が行った道がそうであったために、私達もそのような寂しい立場を堅固に守り、天の願うその願いが何であるかをはっきり知り、行くべき道を走り抜いていくよう許諾してください。
あなたの前に僕として忠誠を尽くせなかったその道を、私達は復帰しなければならず、養子として責任を完結し切れなかったものを、私達は復帰完成しなければならず、息子と新郎新婦としてあなたの愛を受け継ぐことのできる父母の立場に立てませんでしたが、あなたの愛を私達は受け継がなければなりません。
それが二つとないあなたのみ旨として願う道であることをはっきり知りましたので、この道を純粋に行くよう許諾してください。
今、私達が体を手探りで明らかにするとき、私達の手がお父様が手ずからお造りになったアダムとエバを身代わりした手であることを感じなければなりません。
私達の手の中にはお父様の精誠がこもっていることを知らなければなりません。
私達の姿の中にはお父様の願いとお父様の理想が宿っていることをはっきり知らなければなりません。
私達のすべての四肢五体にお父様の愛の手の跡が残っており、お父様の精誠と心情のすべてのものが宿っていることを知り、自分自体を貴く思うことのできる人とならなければなりません。
この価値があまりにも貴いがゆえに、悪とは相手になり得ない自らであることを発見するよう許諾してください。そうして天だけを仰ぎ、天にだけ属し得る自らとして残るよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げ、真のご父母様のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1972.10.22)
30
お父様!
今、世紀末的な最終点が私達の前に近づいています。
今、「私」という一存在は、私一人の運命として解決し得る何の力もないことを知るものです。
個人の勝利の道は民族と通じなければならず、民族の勝利の道は世界と通じなければならず、世界の勝利の道は天宙とお父様の勝利と通じなければならない決定的な時代を、私達が目前に直視しています。
息苦しい一場面が私達の前に近づいているこの時に、私達自身はあなたのお望みになるそのような目的と一致し得る立場に立たなければ、かわいそうな者達となり、かわいそうな国、かわいそうな世界となるということを思うものです。
ですので、心からあなたを慕わなければならず、あなたに仕え奉りながら最後の終着点に向かって進むために、厳粛に努力することのできる自らを発見しなければなりません。
悪なる世界と善なる世界が行き違っているという事実を、私達は知っています。
悪なる地で悪なる人の後孫として生まれた私達は、悪なる道を行っていたものを清算し、善なる道に入らなければならないのが復帰の道であることを知っています。
帰る道がないがゆえに、その道は受難の道であらざるを得ません。
行く道の前には個人が遮っており、家庭、国家、世界が遮っています。
それだけでなく公衆権勢を握ったサタンの権限までも行く道を遮っているという事実を思うときに、一生を通してこれをさかのぼっていくということが、どれほどどれほど不可能に近いかということを思えば思うほど、私達には持てる心と精誠を尽くし、死を覚悟したとしてもこの道を克服し抜かなければならない義務と責任があることを知りました。
越えていくべき山がいくら高いとしても、私達の先祖が滅び、私達の先代のすべての国々がこの峠を越えられずに行ったことを思うときに、私達は歴史上にない最大の決意をし、この頂上に向かって走っていかなければならないことを知っています。
それゆえ、心と思いと精誠を尽くしてあなたを愛さなければなりません。
あなたの前に、私達は狂わなければなりません。
あなたと一つとならなければなりません。
私達が不可能なこのような段階から、可能の役事を起こすことを望むのがあなたの願いであることを知っていますので、私達はこれを克服して突破することのできる、あなたが誇り、あなたの愛を受ける堂々たる息子・娘となることを心で待ち焦がれています。
待ち焦がれる心の位置はたやすいかもしれませんが、実体を越えるためには生死の判定をつけなければ、最後の闘いに決着をつけなければならないということを思いますとき、私達自身が備えるべき心の姿勢はできているか、私達の体の武装はできているかということを反省すれば反省するほど、足らない私達自身であり、丸裸の私達自身です。
ですので、お父様、私達の体にあなたの力と能力でよろいを着せてくださり、私達の心をあなたの心で一体化させてください。
あなたの身代わりの実体とならなくては、勝利の克服を誓うことができないという事実を思うときに、もしそうなれなければ、私達のようにかわいそうで悲惨な群れはないという事実を、私達は知らなければなりません。
サタンの前に最頂点に立ちましたので、天の前に最大の協助をすることのできる立場にいますが、そこは敗北と勝利が行き違う位置であることを知るものです。
ここで敗れる立場に立つときには、天の前にも怨讐となるという事実を思うときに、失ってはならない立場であることを知り、必ず勝利の結果を持ってきて、あなたが信じていたその基準を越えなければならない各自の責任があるという事実を、はっきり悟るこの時間となるようにしてくださることを懇切にお願い申し上げながら、すべてを真のご父母様のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1972.11.5)
31
誰が歴史を保障することができ、誰が時代に責任を負うことができ、誰が未来の一つの新しい関門を開けることができるかという問題を見るとき、それは他の人ではない、私がしなければならないということを思うものです。
このような重大な起点をおいて考えるとき、これを解決するためにはあまりに微弱で、あまりに及ばず、あまりに足らない者達です。
そのような姿で現実の運命、生活的な運命、生涯的人生路程を持っているのには間違いありませんが、そのような私として選んでいくべき行路のみ旨を解決することができずにひっくり返るという事実は、個人の悲惨ではなく、歴史の悲惨な姿であることを知らなければなりません。
一人が敗亡することは個人の敗亡で終わるのではなく、歴史的に関係性を持ち、時代と未来と関係を持つという事実を、今、私達ははっきり知りました。
「三時代のための責任」というこのとてつもない課題が、きょう「私」一人を中心として、前後、左右、上下に関係しているという事実を思うときに、神様がおられるならば、私達は神様を探さなければなりません。
神様と関係を結ばなければなりません。神様は現在の中心点でも関係を結んでおり、過去の出発点でも、未来の出発点でも関係を結んでいるために、神様をつかんで行く道のほかには、この道を無難に突破することのできる道がないということを思うものでございます。
私達は、悪くても神様、悲しくても神様、苦しくても神様、死地に出掛けても神様と、すべてのものを天と共に調整し、天と共に関係を結び、天と共に選んでいかなければなりません。
このような価値的な道があるなら、どれほど輝く行路であろうかということを私達は全く知りませんでした。
私達は過去の神様の心情を学びました。
現実的な神様の心情を学んでいます。
未来的な神様の心情がどうかということを学びました。
それだけでなく、創世前の神様の心情までも私達は論じました。
このような事実を思いますとき、この立場がとてつもないと言えば本当にとてつもない立場であることを知るものです。
このようなとてつもない立場を任されているにもかかわらず、このとてつもない立場を守れなくなるなら、このすべての福が災いとして私を打っていくという事実を知らなければなりません。
この立場がこの上なく福なる立場であると同時に、この上なく恐ろしい立場であることをいつも思いながら、一日一日、一生の方向の焦点を合わせて進むのに、あらゆる努力をし、あらゆる精誠を尽くす群れとなるべきことをはっきり知りました。
三時代を代表した立場で生きていかなければならないということを、私達はいつも感じなければなりません。
私一人が誤れば霊界の道がふさがってしまい、歴史的な方向がふさがってしまいます。
それだけでなく過去のすべての道もふさがってしまうという事実を、私達ははっきり知らなければなりません。
私一人、歴史を代表した心情を持ってお父様を慰労してさしあげ、時代を代表した心情を持って時代的な立場で寂しい目に遭うお父様を慰労してさしあげ、未来に対する絶望と失望に包まれている現時点で、そのようなものを片付けてさしあげなければなりません。
そうして、過去に輝く、現実に輝く、未来に輝く息子・娘、お父様が愛するだけでなく前に立てて誇る堂々たる息子・娘として、すなわち三時代に輝くことのできる勝利的条件を備えた息子・娘として残され得るよう、祝福してくださいますことを懇切にお願いしながら、すべてを真のご父母様のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1973.8.1)
32
愛するお父様!
きょうは一九七六年二月五日、陰暦では一月六日、この日はこの息子が五十六歳を迎える誕生日であり、あなたの愛する娘が三十三歳を迎える誕生日です。
一九六〇年度に真の父母の名によって、この地上に新しい出発をみたわが家庭が、あなたのみ旨の中に立てられ、十六年が過ぎるこの期間に、あなたが計られたとおりの経綸に従って勝利のひと日を迎え、歴史的な一九七六年、きょうこの誕生日を祝えるようになりましたことを、まずお父様の前に感謝申し上げます。
このすべての環境とこのすべての式をお父様がお受け入れください。
この地上に住んでいる数多くの人類が、真の父母の生まれた日を祝えないのが恨みであることを知っています。
霊界にいる数多くの霊人達も、真の父母の生まれた日を祝えないのが恨みであることを知っています。
きょうこの日は、歴史的などのような日よりも、数多くの人が生まれたその日よりも、天と地において一つの連結を成す「父母の日」でございます。
父母が生まれたことを祝い、記念するひと日となるという事実を思うとき、霊界と肉界が一つとなる、新しい歴史的な転換時期を代表した日であることを天と地が知り、照覧するこの場であることを知っています。
お父様!
この式典をどれほど期待したかということを思うとき、お父様が快くこの日を祝ってください。
お父様の名を中心として、霊界に行っている数多くの善なる霊人達を祝福してください。
彼らの功績を引き継いで地上に生まれた数多くの後孫達の上に祝福をしてくださいまして、彼らが手ずからこの地上で真の父母の生まれた日を記念できなかった恨みを、この時間解かせてください。
この地上に生まれたすべての後孫達も真の父母の生まれた日を知ることができませんが、この地球上で共に神様を中心として、その先祖達を中心とした基盤のもとで、この日を祝うことのできる恩賜を施してください。
お父様の愛の中で真の父母を中心として、真の父母の愛の中で人類と全霊界を中心として願われた創造理想を完結されようというあなたのみ旨の前に、新しい歴史的なこの時間となったことを思いますとき、お父様、お喜びください。
全霊界も歓喜し、万民の心と心を動かして喜ぶことができるように、地上世界までその栄光が及ぼされるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
ここに集ったあなたの子女達を祝福してください。
万国を代表し、万民を代表し、全天宙を代表して、一つになった立場でこの真の父母の生まれた日を祝うこの喜びを、霊界にいるすべての霊界達と、地上でみ旨を知らない者達の恨みの蕩減条件としてお立てになって、今、真の父母の名前の圏内で統治され得るよう、あなたの主体的な権限をお広げください。
直接的にカインとアベルが入れ替えられ、悪なる父母の後孫達が善なる父母の後孫達の前に復帰されて入っていくことにより、長子の権限を行使することのできる時代に転換させてくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。
きょう、ここに真の父母の名を持って生まれた日に、すべての霊界の霊人達と地上の後孫達が一つとなることを、お父様の許諾の中に宣布いたしますので、一体的な一つの家庭の因縁に従い、真の父母の家庭の因縁に従い、神様を代表した真の父母の愛の因縁に従って、怨讐達が糾合し、あるいは分裂した氏族と国々が一つとなって統一の世界に前進、進軍することができるよう、霊肉でお父様が直接主管してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
あなたがご計画されたとおりに成してくださり、この日を親しくあなたと全天宙が喜ぶ中に、栄光の中にあなたの祝福を受けながら記念することのできる日となるようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
この日のために祈祷し、欽慕するすべての者達の上に、千万倍の祝福を加えてくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
きょうをお父様の名とともに喜びで迎えるよう許諾してくださいましたことに感謝申し上げながら、すべてを真のご父母様のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1976.2.5 ご父母様ご聖誕日)
33
愛するお父様!
このように復帰歴史が涙で相次いだ歴史であることを、この息子はよく知っています。
誰も知らない心情の世界をたどり、知ったその日から誰にも言うことのできない希望のひと日を慕い、この場まで来ました。
一九七七年二月二十三日、陰暦で一月六日を期して、あなたが願われたその道をこの地上に設定し、サタン世界を防御し、新しい攻勢の時代を迎えました。
流れ落ちていた潮水が、反対に流れていくべき新しい歴史的時点に置かれています。
お父様、あなたの創造理想の中、あなたとアダムとエバと天使世界が一つとなり、あなたの愛を中心として、あなたの息子たることを誇ることのできる、あなたの愛とあなたの相続権を誇ることのできる本然の基準を、歴史時代を通して捜しこられるためのお父様の苦労をたたえるものです。
取るに足らない韓民族の前に、取るに足らない幼い子女を呼び立て、曲折の道をたどらせるのが、この日を捜してこられたお父様の願いであったということを思うものです。
その間、あなたを慰労してさしあげられず、あなたの前に栄光のひと日を備えてさしあげられず、悲しみの心を残した過去の数十年間の歴史をもう一度回顧するものです。
しかし、死なず滅びずこの日を持たせてくださったお父様の愛の前に感謝を申し上げます。
今、お父様の名と真の父母の名をもって、あなたが望んだ創造理想世界において、アダム圏世界基準、アダム圏を中心とした天使圏世界基準、イエス以下全霊界が一つとなってサタン世界の讒訴基準を防御するという新しい宣布をいたしますので、お父様、この日を快くお受け入れくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
今、統一の群れ達、原理の道に従ってこの内容を抱き、この内容をはっきり説明することのできる者達には、サタンの讒訴の防御の道を賦与することを宣布いたしましたので、この世界人類の前に許諾してください。
これにより、きょうの特赦を下してくださり、あの地獄のどん底まで光明なるあなたの愛の光と真の父母の愛の光を照らしてください。
その世界でもあなたを賛揚するよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
私達の行くすべての歴史路程におきまして悲しかったことをみな忘れ、愛で許しますので、人類を抱いてくださり、反対したキリスト教徒、反対した韓国、反対した世界、反対した共産党まで抱いてください。
あなたの愛で一つにし、あなたの愛でお残しくださって、特別にお許しくださいますことをお願い申し上げます。
そうして、人類歴史は一つの大家族を成し、一つの国を成し、一つの世界を成して、あなたの愛の主権でもって統治することのできる天国として開門し、入門できるようになったことに感謝を申し上げます。
歴史的なこの時間を快くお受けくださいますことをお願いしながら、真の父母のみ名によって宣布し、お祈りいたします。
アーメン、アーメン、アーメン。
(1977.2.23 ご父母様ご聖誕日、「地勝日」と天紀元年宣布)
34
愛するお父様!
歴史の流れは悲痛であり、あなたの摂理歴史は絶望の歴史でした。
このような原因を提示したのは神様でもなく、万物でもありませんでした。
ただ万物の主人たるアダムとエバと、天使世界でアダムとエバを管理して成熟させるべき責任を負った天使長の失敗により、このように悲惨なる流れを残すようになりました。
このような事実を思いながら、神様がどれほど悲しかったかを思うときに、許すことのできない人類の亡国の情を嘆かずにはいられません。
しかし、お父様は愛であられたがゆえに、再創造歴史を経るようにして、本然の創造理想基準を立てるために、また返す返す歴史時代の悲しい道を千回万回後戻りしながらでも捨てずに、投入に投入、ために生きる立場を中心として、愛の痕跡のその心が、千個万個に裂かれたとしても、自らを忘れ、きょうまで耐えてこられました。
このような偉大なる神様がいることに、私達は感謝を捧げずにはいられません。
このような摂理の心情は、人間が失敗することによって生じたものなので、人間が悟らなければならないのです。
歴史時代に数多くの先知聖賢達が現れ、宗教指導者達がたくさん来ては逝きましたが、この心情の谷間に隠れた事情、この包まれたふろしきを解くことができませんでした。
天のこの悲痛なる原因がどのようになっており、悪魔の出所の動機がどのようになっており、歴史時代にサタンが讒訴するそのすべての攻撃の条件がどのようになっているかを知らないことによって、これを除去し防御することのできる道が今まで宗教世界にはありませんでした。
宗教を信じながら、天を欽慕し、忠孝の道理を誓いながら命を懸けて闘っていったすべての人々が、最後になってわなに落ちてサタンの祭物として消えていったという事実、蕩減の峠道、八段階を越えるべき峠で、多くの人々が犠牲になったことを知っています。
ですので、歴史時代に宗教の関門を経ていきながら犠牲になった人々に、霊界を悟らせてください。
そうして、天に向かい合った忠情の心を再び継承して、地上のご父母様のために忠誠を尽くすことのできる心で振り返って、ご父母様の家庭と一つとなり、ご父母様の国、ご父母様の世界、ご父母様の立てられた勝利の天国の大道に寄与することによって、ご父母様の子女達とご父母様のご家族の因縁を中心として、絶縁された血統的なすべてものを清算し、接ぎ木する役事が起こるようにしてください。
彼らの苦労したことと、彼らが天の前に忠誠を尽くしたすべてのものを、忘れることのできないその何ものかを条件として、一つの眷属が彼らを見失うことなく、天の眷属が行く所に彼らを連れていこうと、天の前に、父母の前に、兄弟の前に懇切に願うことのできる内的な心情的紐帯、一体感を持たせてください。
そうでなくては、そのようなことが成されませんので、そうし得る因縁を賦与してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
霊界に先に行ったすべての先祖は長男のようなものであり、今日地上で暮らす私達は次男のようなものですので、一体化を成させてください。
霊肉が一体となり、カインとアベルが一体となって、本然の長子権を立てていく縦的なカイン・アベル圈で、勝利的な足掛かりをつくり、お父様の解放の求道の道が連結されることを知っています。
そうですので、宗教の道を行って、犠牲になったすべての哀魂達を呼び起こして、地上世界の宗教全体の前に再蕩減することができるようにしてください。
それで、その宗教指導者と一つとなり、天が協助することによって、父母に侍ることのできる版図と、カイン・アベルの長子権を復帰することのできる基準を立てることにより、これに伴って解放、解怨することができ、地上に再臨して統一され得るすべての権限をご父母様が願われますので、彼らに賦与してくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。
かわいそうだった宗教指導者達を解放してください。
それだけでなく地方で良心的な道理を備えながら、その良心どおりに生きようと、歴史的に道義的な道を残した先祖達の道を生きようと、身もだえしながら犠牲になったすべての良心的な人、善なる人々よ、みな再臨してください。
それで、地上の実体対象を中心として霊が協助することにより、ご父母様に侍り、天上世界に従って入っていくことのできる門をお開きください。
今、サタンが後退し得る時代となりましたので、宗教圏内に、良心圏内に、それだけでなく今までサタン世界の懐にいたすべての人々を収拾して、神様の愛の圏内の眷属として立ててくださり、真の父母の血族の因縁を結んで、求道の恵沢を受けることのできる世界的な運勢圏として立ててください。
大韓民国がオリンピックの時に統一的な外的基盤が一体化されたのと同じく、きょう内的神様の心情と一体となったことにより、カイン・アベル圏勝利の版図を中心として、外的解放と内的解放が統一圏に前進することを願いますので、お父様、この日、この時間、共にいてください。
真の父母の名を持ったこの息子がこの立場に来るまで、四十余年間身もだえしてきました。
どうしてあなたの苦労の基準に対することができ、あなたが望んだ願いの基準の前に行動することができるでしょうか。
そうすることのできない足らなさを自ら感じながら、日陰のもとで育ちつつ暮らしてきました。
お父様がお捨てにならず、夜も昼も行くべき道を正してくださり、環境の困難を開拓して、峠道を越えさせてくださった多くの隠れた功労の恩賜に感謝を申し上げます。
お父様!
ここまで導くのに、あなたがどれほどご苦労されたでしょうか。
この息子をお許しください。
それと同じく、私が統一教会を立てる過程で従ってきた統一の群れ達の過ちを、この時間お許しくださいますようお願い申し上げます。
今、七日間悔い改めの祈祷をいたします。
私と共にお許しください。
哀れな立場に置かず、この者達を抱いて、どうかあなたの願われる旗手の勇士として、あなたの願われる愛の王子として、天の祝福を受けて生きていくのに恥ずかしくない子供達として立ててくださいますようお願いします。
父母の名をもって神様の心情を身代わりし、手を挙げ祝福した恥ずかしさを補ってくださいますことを、お父様、お父様、懇切にお願い申し上げます。
現れた現象を収拾することのできる道を知らずに身もだえする事情をご存じのお父様、私自ら楽することのできる道を行くことができないことをご存じのお父様、この者達に施してくださった愛でもって抱いてくださり、求道の道を広げてくださり、この者達の将来を引き受けてくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
私、真の父母の愛によりまして、天上世界のすべての先祖以上の基準から、優れた先祖達と、地上にいる五十億人類を連ねたすべてのもの、共産世界を越えて共産世界の責任者ゴルバチョフ、その次に鄧小平、アメリカのレーガン大統領は言うまでもなく、すべてを許すことを宣言しました。
それゆえ、天に対して必要な条件物を提示しましたので、これが無駄に終わらないよう許諾してくださり、両世界を結合することのできる宣布の内容とともに、お父様の心情圏の中にこれが刻まれ、解放の世界に突進することのできる原動力として受け入れてくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
復帰摂理に通じ得る統一の転換式を経て、一週間目に、今南北が統一され、世界が統一され、地上天国と天上天国が統一され得る日を、真の父母の心情的統一圏を全天地の中心にして、画期的な一点を中心として、その基盤によって万国の解放、「世界統一国開天節」を宣布いたしますので、天と地で耳があり、目があるすべての人々は聞いて知り、このことに協助して統一の解放世界に来るようお導きください。
まずは南北の解放からアジアの解放、世界の解放、地上世界の解放はもちろん、天上の地獄解放まで成してください。
そうして、真の父母の願い、解放とともに神様の真なる解放世界まで至り得るために、すべてのものを捧げ、残された統一の過程を愛を中心として闘っていかなければなりません。
そのような課題を引き受けましたので、百二十か国に愛の旗を高め、今新しい統一の灯台を立て、火をともしますから、その火が消えないごとくに、私達がお父様の前に誓った愛の心が消えないようにしてください。
共に統一王国世界に前進することを誓いますので、すべてのものをお父様がお受け入れください。
きょう宣布したものを神様が宣布すると同時に、霊界と肉界の統一的な宣布として受け入れてくださることを、真のご父母様のみ名によって再度宣布いたしますので、真の父母と真の子女を中心として永遠に生き、永遠に総統治することのできる国として、千年万年永遠に続くべし!
すべてを真のご父母様のみ名によって祝願とともに宣布いたします!
アーメン。アーメン。アーメン。
(1988.10.3 「世界統一国開天日」)
35
今まで、歴史は流れ流れて、ここまで訪ねてきました。
真の父母から始まった創造理想が偽りの父母の顕現によって悲惨な惨状を歴史的過程に残し、数多くの人々の背後には死亡の血のにじんだ闘争の歴史が編まれてきたという事実を、いま一度、回顧しながら、これを収拾しようとする天が存在すると同時に、その収拾しようとする事実を台なしにしようとする悪魔がいて、その悪魔の版図が地上を占領したという事実を知るとき、天がどれほど寂しく、孤独な立場だったかということを、私達は知りました。
地上に水平、平面的な父母の権限をもち、天使世界まで指導し、収拾して、天の前に護衛の栄光を帰すべき責任を果たすことができなかったことにより、人類はサタンの僕となり、サタンの血統を受け継いだ息子・娘となって、逃れようとしても逃れることのできない恨みの、恨みの、恨みの歴史を編んできたという事実をいま一度思うとき、堕落した後孫として生まれた人類は、恨みの実を受け継いだ群れであり、天の逆賊の血を受け継いだ群れであることを自認しながら、自分自らを収拾し、天の眷属の立場をあがめる心をもち、真の父母の血肉の因縁を取り戻すための恨めしい路程が残っていることも知るようになりました。
父母を失った孤児のような立場にある人類は、悪魔の子女の立場で生まれました。
悪魔の子女の立場に立ちましたが、悪魔はこの者達を愛さず、この者達を天道に背反しかねない道に追い立てたことによって、地上地獄と天上地獄が生じるようになりました。
それを恨めしく思われる天を知ることなく、不孝不忠していた歴史的な人類のすべてをお許しくださるよう懇切にお願い申し上げます。
これは、偽りの父母となったアダムとエバが真の愛の因縁に従うことができず、偽りの愛によって編まれ、一つの木のように育ち、数多くの実をこの地上に拡張させたからです。
再びこれを刈り取り、本然の基準に戻すということは不可能に近いことでしたが、条件的な基準を立て、真の父母の道理を立てるために血統的に個人から家庭、氏族、民族を代表して、天が選民圏を探してきたすべての群れを通して兄弟から腹中世界、根源の立場までこれを反対に結び、真の父母の因縁の道理をこの地上に発生させるための天の苦労がどれほど大きかったかということを、私達は知るものです。
イスラエル民族が二千年歴史を血のにじむ闘争と殉教の血をつなぎ合わせる恨めしい歴史を踏んできたのちに、イエス様が本然的に聖別された子女の立場にひとり子の権威をもち、天から初めてこの地上に送られ得たその日が、人類の前にどれほど喜びの日であり、どれほど解放の日であり、どれほど希望の日であったでしょうか。
しかし、イスラエル民族はそれを知らず、彼をまた十字架にくぎづけることによって、天の恨みを加重させると同時に、サタンの版図を拡張させることによって、二重に困難な峠を残す歴史路程になりました。
これを復帰するためにキリスト教信者達が殉教の血をつなぎ合わせ、祭司長の役割を身代わりするために孤独と悲しみと迫害の道を耐えながら、二千年の間、国のない民族、イスラエル圏を失った国のない民族として四方に流浪の民となりながら、多くの犠牲と血を流してきました。
そのような殉教の鮮血をつなぎ合わせ、今日、歴史時代をもう一度天の圏に至ることのできる世界版図まで拡張し、第二次世界大戦を中心として、キリスト教文化圏が初めて世界を代表した一つの定着地、王権国家を再臨時代と共に備えることのできる立場に立ちましたが、使命を果たせなかったことで、キリスト教とキリスト教を指導していたアメリカは地に落ちるようになりました。
このようなわけで今日、統一教会と真の父母の因縁に従うすべての歴史的な願いのみ旨の前に召されたこの群れは国を失い、世界を失い、立つべき場を失い、寂しい荒野に追い出され、教会を再び立て、再び民族を解放し、世界的版図圏を代表していたキリスト教を再び結んで、自由世界を代表したアメリカを訪ねて勝利し、共産圏にまで反対に上がっていき、迫害の路程で倒れることなく、今日まで天の保護によって勝利しました。
今、一九九一年七月一日を中心として、恨めしい歴史的な蕩減路程を片付け、新しく創造主なる神様と本然の父母となり得る横的な真の父母に侍り、左右が一つになり、南北が一つになり、すべての宗教圏と政治圏と全部が一つになって、長子権を受け継ぎ、父母圏を受け継ぎ、王権を受け継いで、本性世界の解放圏を復帰しようとするすべての宣言が必要なことを、私達は知るものです。
それだけでなく、本性を中心として、真の愛を中心として、個人的中心であり、家庭、氏族、民族、国家全体の中心である真の愛の道理に従い、絶対的な一つの方向による、絶対的な目的の帰結である本然的天国は、地上を代表し、地上で生活した家庭の基盤とならなければならないことを知ったので、統一教会は今、氏族的メシヤを宣布し、定着しなければならない、統班撃破という厳粛な使命的課題を前にし、前進命令を天からお受けしました。
自分達が立つべき場は、ある教会の責任者ではなく、連合会の会長ではなく、今、ご父母様に侍り得る孝子の立場を探さなければならず、国に侍り得る忠臣の立場を探さなければならず、世界に侍り得る聖人の立場を探さなければならず、天地に侍り得る聖子の道理を探さなければならない立場であることを知りました。
今、このような伝統を家庭から植えなければならない厳粛な各自の五パーセントの責任分担の完結を宣言できる時代になりました。
父母の責任所行は既に完結されました。
今日を迎え、自由世界や共産世界、あるいは北韓や南韓において私がすべき責任を果たしました。
今、残されたのは、統一家の群れが、子女達が、祝福家庭の子女達が伝統を受け継ぎ、それを実践躬行するのに、徹頭徹尾でなければなりません。
それを原理的教育を中心として、実践できる舞台は、国でもなく、世界でもありません。五パーセントの責任を完成すべきその責任分担の路程が家庭基盤であることを、はっきりと宣布するこの時間です。
ですから、お父様、今、これを強固にしてくださって、家庭の勝利的覇権をもてない者は氏族の前に立つことができないのであり、氏族の前に勝利的覇権をもてない者は民族の前に立つことができないのであり、民族の前に勝利的覇権をもてない者は世界の前に立つことができないのであり、世界の前に勝利的覇権をもてない者は天宙の前に立つことができないのであり、天宙の勝利的覇権をもてない者は天の前に立つことができないのであり、天のみ座、王宮に参席できないということを厳然たる事実として受け入れるようにしてください。
各自の権威を行動すべき五パーセント完結時代が訪れました。
今からは、サタンの版図も私達の左右からすべて消え去ります。
統一家はにょっきりと左右世界の推戴の象徴として、全人類が推戴すべき環境に追い立てています。
これに侍り、これを受け入れるためには本然的アダムとエバの家庭において一族を代表できる群れとなり、祝福の因縁によって血統を転換させ、家庭的基盤を新しくし、革新的な基盤の上に天の血族の土台から天の国の基盤になり得るこの場を準備しなければなりません。
各自が恥じることがないよう、体と心が一つになり男性と女性、父母が一つになり、父母が一つになった家庭を探し立てるここでのみ、新しい基地の出発が可能だということを、統一家のすべての群れは今まで知らずにいました。
今、七月一日から決定的この峠に向かって進むべき、自分の家庭と自分の一族を収拾するにおいて総進軍すべき世界史的時代が訪れることを分かるようにしてください。
七月一日を中心として全世界的に氏族的メシヤを宣言する、そして申請をすることのできる日として策定しましたので、それを申請したすべての群れは、前後左右を気にせず天の眷属の因縁に従いアダムとエバが失った長子権復帰と父母権復帰と王権基準を家庭から鉄柱を打ち込み、誰も動かすことのできない勝利の覇権を確立すべき祝福家庭の使命を忘却しないようお許しくださいますことを、懇切にお願い申し上げます。
このような家庭基準を守ることのできる起源が生まれることによって、そしてこの土台によって氏族を結び、民族を結び、国家を結び、世界を結び、天宙を結んで、天以前まで到達できる道を開放するようお願いしますので、天のお父様、この時間、お許しください。
今、この式典に天のために敬礼したすべての三人ずつの代表達をお父様がそのまま任命してください。
真の父母の名と共に全宇宙に宣布いたしますので、このすべての権限を天が直接掌握してください。
恨み多い歴史的時代で天の全権全能、全体的行事をすることができなかったのを真の父母を通して、真の父母の完成の一条件を立てたその基準を通して復帰し、万国を治めることのできる時代に越えられるようお許しください。
天の前には自由世界、共産世界が存在し得ず、南北が存在し得ず、サタンが存在し得ません。
すべての悪の役割を清算し、歴史と共にこれを埋葬してしまい、勝利と解放の天国が地上に到来することを、真の父母の名で地上世界と天上世界に宣布いたしますので、万代に長く盾としてくださり、主導してくださいますことを、今日、七月一日この時間に、真の父母のみ名によって宣布いたします。アーメン。
真の父母のみ名によって宣布いたします。アーメン。
真の父母のみ名によって宣布いたします。アーメン。
(1991.7.1 第一回「七・一節」、神様祝福永遠宣布式)
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愛するお父様、きょう、一九九八年五月二十六日、「真の万物の日」午後二時を期しご父母様を中心として、ご父母様としてこの地上で越えるべき蕩減の峠をすべて越えるようになりました。
六月十三日を期し、三億六千万双の祝福を中心として、一年七か月後には三億六千万双全体が、国家代表、父母の国と長子の国が一つとなって全世界が方向を整えて行くべき、一つの国、宗主国を復帰し、天国に向かっていくことのできる高速道路に乗るべき時代が来ました。
ここに地獄で嘆息していたすべての人達や天上世界と地上世界の人達が解放され得る時代を迎えるようにしてくださいました。
これはご父母様の恩徳によって、天が愛することによって、今、父母の国を立て、韓国の十二人、日本の四十名をはじめ、エバ国の母の国の責任を果たせなかった者を連結させました。
彼らが決心し、一つとなることによって四位基台的条件を復帰し、初めてアメリカを祝福することのできる時代になったので、今、韓国と日本と台湾とフィリピンとカナダを中心として連結させました。
これは第二次世界大戦直後に英国をはじめとするすべての国々が勝利し、真の父母を中心とした統一王国時代を開くことができたというその家庭的王国編成をするために、祝福の道を開拓なさるご父母様の苦労を助けられたお父様の前に、心から感謝を申し上げます。
夢のような事柄を開拓させる路程を、お父様がご苦労なさって開拓してくださったその日々を私が知り、誰も知ることのできないこの道を、お父様、山を越え、海を渡り、このことのために完成しました。
今まで統一教会の人達は冷遇され、涙する路程を歩んできました。
その涙の功によって、ご父母様の国を条件的に代わりに捧げ、子女の国を代わりに捧げ、キリスト教を中心とした統一王国圏を立てることのできる解放的世界を建設することによって、南北統一はもちろん、日本と韓国が一つの国になり、台湾、フィリピン、カナダが人種を超越するようになったその基準にアメリカを中心として、一つの家庭的子女の因縁を立て、神様の愛をいっぱいに受けた上下の愛、左右の愛、前後の愛、家庭的理想の愛の基準を中心として定着できなかったすべてを、天下の国を中心として成されることを、定着、安着できる基盤をご父母様が宣布し、これを成就させた基盤をお父様の前に奉献いたしますので、お受けくださいますよう切にお願い申し上げます。
今、お母様が韓国の十二人と日本を中心とした台湾、フィリピン、カナダの三十六人と連合させ、一つになる立場に立って、初めてご父母様の前に神様の前に父母と子女が一つになったこの全体の条件的勝利の限界線を越えることのできる約束の時を迎えて、このような式を挙行いたしますので、喜んで受け入れてくださるよう、切にお願い申し上げます。
進行するすべての条件が歴史的な宣言となり、摂理史的な勝利の盾の圏となるようにしてくださり、愛主権完成の世界に家庭を越え、国家を越え、天宙全体に神様が自由往来できる、サタン世界の痕跡を除去し、解放的な全体圏内で愛の覇権を持った主権を持ち、実行できる愛の大王となるよう許諾してくださいますことを切にお願い申し上げます。
このような「奉献転換式」を宣布いたしますので、お父様、お受けください。
真のご父母様のみ名によって、再度再度再度、宣言、宣言、宣言いたします。
アーメン。アーメン。アーメン。
(1998.5.23 第三十六回「真の万物の日」、奉献転換式)