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還暦リタイアジジイの悠々自適な日々

京都旅行2日目:蹴上駅~大文字山~出町柳駅

■ 2024年01月12日 京都旅行2日目:蹴上駅~大文字山~出町柳駅

クラブツーリズム「老舗料亭「天ぷら圓堂」で舌鼓、2日目は終日自由行動、花街新春をどり貸切公演3日間」に参加してきました。

2日目は、終日自由行動。第1弾は、大文字山と大文字火床を訪れました。宿泊地の京都二条から京都市地下鉄東西線二条駅へ歩いて行き、蹴上駅まで移動。蹴上駅~インクライン~日向大神宮~大文字山~大文字火床~千人塚~銀閣寺~叡電出町柳駅まで歩きました。

▼ ルートマップ・・・参考:山と渓谷社 京都府の山

京都市地下鉄東西線蹴上駅~インクライン~日向大神宮~天岩戸~大文字山~大文字火床~転任塚~銀閣寺~叡電出町柳駅に至る9.2Km

▼ 宿泊したアーバンホテル京都二条プレミアム・・・大浴場がありマッタリ出来て快適!、朝食後は近くの京都市地下鉄東西線二条駅へ歩いて向かい、蹴上駅へ移動します。

▼ 京都市地下鉄東西線蹴上駅

▼ 地下鉄蹴上駅近くにある蹴上第二発電所・・・琵琶湖疏水を利用した水力発電所、蹴上第二発電所は明治45年(1912)に完成、現在も蹴上に残っている。

▼ インクライン(傾斜鉄道)・・・大津から京都を結ぶ東海道の難所であった逢坂山や日ノ岡之峠道は、旅人や貨物運搬にとって悩みの種で琵琶湖から水を引き、その水路を利用して舟運を興すとともに、田畑を潤すことが古くは、平清盛、豊臣秀吉の時代からの願望として伝承されてきた。明治2年の東京遷都以降、衰退する京都経済の復興策として、明治18年(1885)水力動力、舟運、かんがい、精米水車などの多目的な紅葉を図るため、疏水開削工事が着工。インクラインは、蹴上船留(ダム)や南禅寺船留(ダム)に到着した船から乗り降りすることなく、この坂を船ごと台車に載せて昇降させる目的で建設された。

▼ ねじりまんぽ・・・三条通から南禅寺へ向かう道路の造成に伴って建設され、明治21年(1888)に完成。「まんぽ」とはトンネルを意味する古い言葉で、「ねじりまんぽ」は、「ねじりのあるトンネル」という意味。上部にあるインクライン(傾斜鉄道)と斜めに交わる道路に合わせ、トンネルも斜めに掘られるとともに強度を確保する観点から、内壁のレンガを螺旋状に積む工法が採られている(説明板より抜粋)。

▼ 史跡 琵琶湖疏水・・・明治2年に東京へ都が移り、産業も人口も急激に衰退していく京都にあって、京都に近く水量豊かな琵琶湖に着目し、疏水を開削することにより、琵琶湖と宇治川を結ぶ舟運を開き、同時に水力、灌漑、防火などに利用して京都の産業振興を図ろうとした。工事は第1隧道から取り掛かり、施工方法も東西両口から掘削、途中に竪坑方式も採用している。またインクラインによって舟を南禅寺の平地に下ろし、舟留から鴨川までを鴨東運河で結んでいる。明治24年には日本最初の水力発電所を蹴上に完成し送電を開始。疏水工事は、明治18年に着工して以来、明治23年に大津から鴨川落合まで完成し、それ以南は明治25年に着工し明治27年に完成した。この疏水の水は現在においても水道水のほか、発電、防火、工業など多目的に利用されている(説明板より抜粋)。

▼ インクラインの線路

▼ インクライン蹴上舟留と運転の仕組み・・・インクラインは蹴上船留(ダム)から南禅寺船留(ダム)までの延長は582m、落差が約36mあるため、この間はどうしても陸送になり、レールを4本敷設した複線の傾斜鉄道を建設。両船留に到着した船が旅客や貨物を乗せ換えることなく運航できるように考えられたのがこのインクライン。建設当初は水車動力でドラム(巻上機)を回転して、ワイヤロープを巻き上げて台車を上下させる方式だったが、後に蹴上水力発電所の完成により電力使用に変更。

▼ 琵琶湖疏水合流部・・・右中央の穴から下へ

▼ 発電所への送水管

▼ 蹴上 義経地蔵・・・平安時代末期、義経は鞍馬山を離れ奥州へ向かう途中、日ノ岡峠に差し掛かり、行く手から馬に乗った平家の九人の一団とすれ違った際一団の一人が誤って泥水を蹴り上げ、義経の衣服を汚してしまい誤ることなく通り過ぎた一団の無礼に怒った義経は九人を殺したと伝えられている(異本義経記)。蹴上の地名はこの馬の蹴り上げか、力を入れて蹴り上げる「蹴り上げ」が由来と伝えられている(説明板より抜粋)。

▼ 大新宮橋・・・京都一周トレイル大文字山登山口

▼ 琵琶湖疏水第1水路・・・ここが琵琶湖疏水船の蹴上上下船場、奥に見える建物は旧御所水道ポンプ室で、かつて御所水道として京都御所に防火用水を送水していた。

▼ 日向大神宮・・・顕宗天皇の御代(485~487)筑紫の日向の高千穂の峯の神蹟を移して創建。内宮は天照大神と宗像三女神を、外宮は天津彦火瓊々杵尊と天之御中主神を御祭神とし境内各所には両宮と関係の深い神々が祀られている。

▼ 境内を抜けて天岩戸へ

▼ 天岩戸を抜けて大文字山に向かいます

▼ 京都一周トレイルの案内に従って大文字山へ

▼ 途中の木々の間から見た京都市街

▼ 京都一周トレイルに従って大文字山へ

▼ 大文字山山頂

▼ 山名板

▼ 山頂からの眺望

▼ 山頂から火床へ

▼ 火床

▼ 火床の大文字の足部分の階段を下り、銀閣寺方面へ

▼ 千人塚

▼ 銀閣寺へ

▼ 銀閣寺

▼ 白川通り交差点付近から見た大文字火床と大文字山

▼ 叡電出町柳駅・・・ここから鞍馬へ向かいます


【参考】

1、京都市交通局:地下鉄

 

京都市交通局:地下鉄

京都市情報館

 

2、日本遺産 琵琶湖疏水(びわこそすい)

3、叡山電車

 

叡山電車

叡山電車の公式ホームページです。京都・洛北(比叡山・貴船・鞍馬)へのお出かけには、叡山電車をご利用ください。

 

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