11月最後の日曜日にお墓まいりした時に、
平生山 東山寺と言うところに行きました。
紅葉には少し遅かったようです。
弘仁10年(819年)、嵯峨天皇の時代に弘法大師が淡路市多賀の
伊弉諾神宮を鎮護する寺として開祖したと言われています。
淡路島で唯一の尼寺です。
ここは維新の勤王の志士たちの密会場所になっていたようで、
頼山陽の三男「頼三樹三郎」や、淡路出身の「伊藤聴秋」、「藤本鉄石」
そしてその師の「梁川星厳」などが潜伏したとされています。
東山寺の重要文化財となっている薬師如来像と十二神将像は、
本堂横の薬師堂に安座され、大切に守り継がれています。
残念ながら見ることはできませんでした。
鐘 楼
「みほとけの夢が木の実の朝となる」(1958年建立)
奥田 雀草(おくだ じゃくそう)