EKKEN♂

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しつこくあけおめ記事を考える

2005-01-03 | WEBにまつわる話
 まぁ、僕の予想通り怒りの声も聞こえてきたわけですが。
 そりゃあ実際に「あけましておめでとう」という記事を書いている人にとっちゃ、面白くない話だわな、あけおめ記事を考える。
 ネット上での挨拶や社交辞令を好まないという主張はわからないでもないですが、この記事に関しては、他者とのコミュニケーションに関する基本的な部分で失敗していると思わざるを得ません。

あけおめ記事を考える。に寄せられたKenさんのコメントより抜粋

 Kenさん的には「失敗」と捉えられているようですが、僕としては成功です。
 記事として問題があるとも思ってません。
 多様な意見が聞けたというだけで、僕の望んだ通りの方向性になっております。
 そもそも馴れ合いコミュニティ形成が多いgooブログにおいて、この手の記事が感情的に好まれないのは承知で書いています。
 但し、あの記事において、僕が主張したいメインの部分が伝わりにくかったようです。
 僕が一番言いたかったのは、コレ。
普段から記事のタイトルのつけ方って、みなさん苦労しません?
僕も、たまに長い時間考えてしまうときがあります。

あけおめ記事を考える。 に寄せられたカネシゲタカシさんのコメントより抜粋

 「あけましておめでとう」「あけおめ」「今年もよろしく」という類の題名の記事、ネット知人のものならともかく、新着記事一覧にあったとして、読みに行きますか?
 僕は読まないです。
 ネット知人のものでも、トラックバックでも貰わなければ、ほとんど読まないです(正確には「読まなかった」です。理由は後述)。
 何故ならあけおめ記事を考える。でも書いたように、オフラインの習慣(社交辞令)をブログに持ち込みたくないから。とは言っても、これは個人の考え方の問題でして、人様がそれを書こうが、そうした記事を喜んで読もうが、それは人の勝手。日記ツールの延長でブログを使っている人にとっては、普段読んでいただいている読者に対して、気持ちよい環境を作ることにもなるし、決して無意味なものではないと思います。
 しかし、僕がブログでやりたいのは、仲良しクラブではないのです(gooブログセレクション にも書いています。あの時とは多少考え方が変わっている部分もありますが、大意ではあんなところです)。仲良しクラブの形成が悪いことだとは言いませんが、僕はその中には入れない。自分のブログの性質上、特別なコミュニティの中に入ってしまうと、言いたいことが言えなくなってしまうので、最近は雑談的なコメントを残すことも、意図的に少なくしています。
 題名が「あけましておめでとう」の類のものは、その題名だけで読む気が失せてしまうのです。
 (ここからが僕の誤解なのですが)なぜならその手の記事は、「テンプレ変えました」という類の記事と似たようなもので、読者にとって読むに価しないものが多いから。(誤解ここまで)
 知らない人の「あけましておめでとう」というだけの記事を、わざわざ読む気になりますか?
 しかも1月1日には、そんな似たような題名の記事が、新着一覧にずらずら~っと並ぶんですよ?
 仮に誰かが新たなブログとの出会いを求めていたとして、そんな似たような題名の新着記事の中から、あなたのブログを選ぶ可能性はどれくらいあるんでしょう?
 それであればですよ、単なる社交辞令的な「あけましておめでとう」なんていう題名なんか止めてしまって、もっと個性ある題名の方が良いのじゃないか、と思うのですよ。
 で、すしバーさんが怒っている、この一文に行き着くんです。
 すいません、案外みんなちゃんとした記事書いてましたぁ!!

あけおめ記事を考える。

 「案外みんなちゃんとした記事」、これは僕が「あけおめ記事」に対して抱いていた誤解を示すものなのですね。
 題名だけでは「まず読まない」タイプの記事なんですけど、実際に読んでみると単に「あけましておめでとう」の挨拶だけではなく、昨年の反省とか、新年に対する抱負を長々と書いてあったりして、きちんと記事として成立するものだったのです。もちろんなかには「あけましておめでとう! 今年もよろしくね」というだけの、読み手を知人に限定するものもありましたが、そうした記事は思いのほか少なかった。
 これは僕が勝手に「あけおめ記事」に対する先入観があったことを示すものなのですが、自身を反省すると共に、やはり記事の題名は重要なのだな、と感じさせてくれたことを示すものだったんですが。
 僕も記事の題名に良いものが思い浮かばなくて、苦労することが多いです。
 人に読んでもらう為に書いているのですから、それなりに眼を惹くような題名にしたい、というのはブログを書く上で自然な欲求ですよね?
 そういう意味ではトラックバックとは? トラックバックに関するコメントへのレス(仮題) って、なんてつまらない題名なんだ、と猛省しているわけですが。