gooブログでアクセスランキングの集計方法が変わってから、一ヵ月ちょっと過ぎました。ページビュー数でカウントする方法から、ユニークユーザー数でカウントする方法に変更になったわけですが、これによってどういう変化があったのでしょう。 また、ユーザーとしてはどちらが好ましいのでしょう?
そんなことを考えていたところに、livedoor Blog・電脳ターミネーターのいっべーさんがこんなことを書かれていました。
二重カウントを防止した、ユニークアクセス数を「正確な閲覧者の数」を知る方法とお考えの方も多いようですが、それが万人にとっての「面白いブログの指標」となっているかというと、必ずしも正しいものではないと思います(「面白いブログとは何か」ということについては、いたずらに記事を長くしてしまうことになるので、ここでは触れません)。ユニークユーザー数が多いということは、確かに「チラッとでも見た」人の数自体は多いのでしょうが、彼らがそのブログを閲覧しているかとは、ちょっと別問題です。
gooブログがアクセスランキングのカウント方法を、PVからIPに変えたことにより、それまでのランキングとは異なった傾向が現れました。ゲーム情報系のブログが占める割合が多くなったことです。
で、ゲーム情報系のブログは、コメント量の多いものもありますが、以前PV数によるカウントだった時と比べて、ランキングの位置の割にはコメント数が少なく、最終更新から日数が経っていても上位を維持しています。普通の日記系のブログには、ほとんど見られない傾向です。普通は更新が滞ると、アクセス数は減るものです。
それがこの手のブログについては、更新頻度とアクセス数には相関関係がほとんどありません。
ところで先日僕はMETAL GEAR SOLID 3 : SNAKE EATERを買って、正月休みに夢中になってやっていたのですが、このゲームは謎解きの難易度はそんなに高くないものの、最近のゲームは「攻略本を読むことが前提」で作られていることが多く、攻略本を買うのがもったいないと思う人の大部分は、恐らくインターネットを活用して、個人が趣味で運営しているゲーム攻略サイトを探すのではないでしょうか?
実は僕もMETAL GEAR SOLID 3プレイ中、1箇所だけどうしても分からない部分があり、攻略サイトの恩恵を受けました。(ってか、分かるかあんなものッ! コノヤロコノヤロ! ←ぬるゲーマーの叫び)
このように、ゲーマーは行き詰った時にゲーム名などで検索をかけることが多いと思うのですが、ゲームに限らず、人が検索をかけやすい単語がたくさんちりばめられているブログは、更新頻度に関係なく、ユニークユーザーカウントを獲得できるのだと考えます。(それでいいのかアクセスアップ 1 もあわせてお読みいただければ幸いです。)
もちろん、検索に引っかかりやすいというだけの理由では、長い期間に渡ってランキング上位を維持することは難しいでしょうから、ランキング上位を維持しているゲーム情報系ブログの多くは、ゲーマー達の需要があってのことだと思います。
しかし、コメントの量だけでいえば、アクセスランキングの100位以下のブログにおいても大差ない・あるいはそれ以上のものがたくさんあります。アクセスランキングで上位を取ることが「面白さの指標」と考える方もいらっしゃるでしょうし、ランキングの位置こそふるわなくても、たくさんコメントが付くことが「面白さの指標」という方もいらっしゃることと思います。
ちょっと悪意をこめた考え方になりますけど、ユニークユーザーカウントと、ページビューカウントそれぞれのアクセスアップ法について考えてみます。
ユニークユーザーカウントにおいては、
ページビューカウントにおいては、
など、どこまでランキング上位になれるかは別にしても、ある程度は意図的にできることではあります。
しかし、ある人にとって、ランキング上位のブログ全てが面白いか、というと決してそんなことはありません。「面白い」と思うかどうかには、その人の感受性の問題があります。CDのヒットチャートで、ベストテンに入っている曲が、自分にとって全て名曲かと言われれば、決してそんなことはないのと同じです。話題のベストセラー小説を全部読んでいる人は、自分の周りには、そうそういるものではありません。
「ランキングの上位になる」という目的があるのなら別ですが、そうした目的だけで作られたブログに、本当の面白さを感じる人は少ないと思います。
コメント投稿によってカウントされることは、意味がないのでしょうか?
僕はそんなことは決してない、と思います。
なぜならコメントによってカウントが増えるブログは、馴れ合い化が進んでいるのかもしれませんが、それだけ常駐している人が多いことになるからです。ブログ主が、閲覧者から愛されていることの証です(荒らされている可能性ももちろんありますが)。ユニークアクセスが多くても、ただ素通りしていくだけの場合と、どっちが望ましいかは、それぞれのブログ主により異なります。
そんなわけで、現在のgooブログのアクセスランキング、僕は「面白いブログ」を探す為には、そんなに役に立たない、と思っています。しかし、自分でランキングを上げる為の不正行為をするのは、(出来ないことはないでしょうが)それなりに面倒なので、サーバー不安定になることも減少したことだけは評価しています。
そんなことを考えていたところに、livedoor Blog・電脳ターミネーターのいっべーさんがこんなことを書かれていました。
いやー、ブログにカウンター設置して、繁盛具合の見栄えをよくするためなら
二重カウント「防止」なんてしないほうがいいって人もいるでしょうけど、
管理画面でアクセス数を知ることを目的とするなら、
誰もが二重カウント「防止」を望んでるもんだとばっかり思ってました。
二重カウントを防止した、ユニークアクセス数を「正確な閲覧者の数」を知る方法とお考えの方も多いようですが、それが万人にとっての「面白いブログの指標」となっているかというと、必ずしも正しいものではないと思います(「面白いブログとは何か」ということについては、いたずらに記事を長くしてしまうことになるので、ここでは触れません)。ユニークユーザー数が多いということは、確かに「チラッとでも見た」人の数自体は多いのでしょうが、彼らがそのブログを閲覧しているかとは、ちょっと別問題です。
gooブログがアクセスランキングのカウント方法を、PVからIPに変えたことにより、それまでのランキングとは異なった傾向が現れました。ゲーム情報系のブログが占める割合が多くなったことです。
で、ゲーム情報系のブログは、コメント量の多いものもありますが、以前PV数によるカウントだった時と比べて、ランキングの位置の割にはコメント数が少なく、最終更新から日数が経っていても上位を維持しています。普通の日記系のブログには、ほとんど見られない傾向です。普通は更新が滞ると、アクセス数は減るものです。
それがこの手のブログについては、更新頻度とアクセス数には相関関係がほとんどありません。
ところで先日僕はMETAL GEAR SOLID 3 : SNAKE EATERを買って、正月休みに夢中になってやっていたのですが、このゲームは謎解きの難易度はそんなに高くないものの、最近のゲームは「攻略本を読むことが前提」で作られていることが多く、攻略本を買うのがもったいないと思う人の大部分は、恐らくインターネットを活用して、個人が趣味で運営しているゲーム攻略サイトを探すのではないでしょうか?
実は僕もMETAL GEAR SOLID 3プレイ中、1箇所だけどうしても分からない部分があり、攻略サイトの恩恵を受けました。(ってか、分かるかあんなものッ! コノヤロコノヤロ! ←ぬるゲーマーの叫び)
このように、ゲーマーは行き詰った時にゲーム名などで検索をかけることが多いと思うのですが、ゲームに限らず、人が検索をかけやすい単語がたくさんちりばめられているブログは、更新頻度に関係なく、ユニークユーザーカウントを獲得できるのだと考えます。(それでいいのかアクセスアップ 1 もあわせてお読みいただければ幸いです。)
もちろん、検索に引っかかりやすいというだけの理由では、長い期間に渡ってランキング上位を維持することは難しいでしょうから、ランキング上位を維持しているゲーム情報系ブログの多くは、ゲーマー達の需要があってのことだと思います。
しかし、コメントの量だけでいえば、アクセスランキングの100位以下のブログにおいても大差ない・あるいはそれ以上のものがたくさんあります。アクセスランキングで上位を取ることが「面白さの指標」と考える方もいらっしゃるでしょうし、ランキングの位置こそふるわなくても、たくさんコメントが付くことが「面白さの指標」という方もいらっしゃることと思います。
ちょっと悪意をこめた考え方になりますけど、ユニークユーザーカウントと、ページビューカウントそれぞれのアクセスアップ法について考えてみます。
ユニークユーザーカウントにおいては、
- トラックバックを入れまくる
- コメントを入れまくって、その見返りを期待する
- IPをごまかしてのページ閲覧
- 検索されやすい単語をたくさん入れる
ページビューカウントにおいては、
- 馴れ合いコミュニティの中心になる
- F5連打・自動更新スクリプトの使用
など、どこまでランキング上位になれるかは別にしても、ある程度は意図的にできることではあります。
しかし、ある人にとって、ランキング上位のブログ全てが面白いか、というと決してそんなことはありません。「面白い」と思うかどうかには、その人の感受性の問題があります。CDのヒットチャートで、ベストテンに入っている曲が、自分にとって全て名曲かと言われれば、決してそんなことはないのと同じです。話題のベストセラー小説を全部読んでいる人は、自分の周りには、そうそういるものではありません。
「ランキングの上位になる」という目的があるのなら別ですが、そうした目的だけで作られたブログに、本当の面白さを感じる人は少ないと思います。
だって各記事に飛んだり、コメント投稿したりすればそれでもう
カウントされちゃうんでしょ?意味ネー。
コメント投稿によってカウントされることは、意味がないのでしょうか?
僕はそんなことは決してない、と思います。
なぜならコメントによってカウントが増えるブログは、馴れ合い化が進んでいるのかもしれませんが、それだけ常駐している人が多いことになるからです。ブログ主が、閲覧者から愛されていることの証です(荒らされている可能性ももちろんありますが)。ユニークアクセスが多くても、ただ素通りしていくだけの場合と、どっちが望ましいかは、それぞれのブログ主により異なります。
そんなわけで、現在のgooブログのアクセスランキング、僕は「面白いブログ」を探す為には、そんなに役に立たない、と思っています。しかし、自分でランキングを上げる為の不正行為をするのは、(出来ないことはないでしょうが)それなりに面倒なので、サーバー不安定になることも減少したことだけは評価しています。