EKKEN♂

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カスタムブルーでメニューバーを右に

2005-02-07 | goo BLOG
 かなりゴーインにカスタムブルーテンプレのHTMLをいじっちゃいました。
 以前から、サイドバーは右側にあったほうが、窓を小さくしていても、本文を読むときにスクロールさせなくて良いのになぁ、と思っておったのです。
 先日追加されたシンプルテンプレートは、テーブルタグが少ない、理想的なテンプレであるものの、カスタムブルーとはCSSのセレクタが若干違うようで、新たに理解するのが面倒なものだから、思い切ってカスタムブルーのHTMLを変えてみることにしました。

変更前

変更後

 難しそうに思えるかもしえませんが、HTMLを少しだけ分かっていれば、実は結構簡単です。テーブルタグの縦のラインをまるごと入れ替えるだけですから。
 JAVASCRIPT::BOOKMARKLETから、Ctrlキー+Fキーを押して「Table」を検索しましょう。「Table部分を表示」というブックマークレットがあるので、それをブラウザのお気に入りに登録。
 カスタムブルーにしてある自分のブログ(他人のでもいいけど)を表示させて、そのブックマークレットを使用すると、そのブログのテーブル構成が把握できます。
 イメージを作ったら、後はプレヴューを繰り返しながら、テーブルタグの移動を繰り返すだけです。
 
 でもgooブログの編集画面のプレヴューって、なんだか反応が遅いですよね。
 そこで利用したいのが、高機能HTMLエディタのez-HTMLです。記事を書く時便利なソフトでも紹介したソフトですね。
 このソフトを使って、白紙の状態のファイルに、自分のブログの編集画面のHTMLをコピペします。このとき、通常はCSSへのリンクが独自のモジュールになっているはずですが、http://から始まるフルパスに書き換えておいてください。
 この状態でez-HTMLでプレビューすると、文字化けが見られるものの、ブラウザで見たときの画面にかなり近い感じで表示されるはずです。
 テーブルタグで囲まれた部分のうち、なんとなく怪しいタグの有効範囲を確認したら、その部分をまるごと切り取り、入れ替えしたい部分に貼り付けしちゃいましょう。僕の例で言うと、右サイドバー部分はまるごと消してしまいました。プレビューしてみると、何箇所か不具合があるものの、細かい修正を繰り返すうちに、理想のデザインが出来てくるはずです。
 今回は、ブラウザのエクスプローラーバーの表示・非表示にかかわらず、記事部分が固定幅になるよう変えてみました。
 大きな表や画像を使った時に表示が乱れそうですが、カスタムブルーでメニューバーを右に持って行くことには、何とか成功したようです。
 Geckoエンジンでの表示がおかしいのは、これから改善していきたいところですが、バレンタイン仕様のCSSを元に戻せば、いくぶん解消されるはず。
 
 う~ん、遊べますね、アドバンスの編集機能!

一太郎問題からの雑感

2005-02-07 | 雑記いろいろ
 僕は自分がメーカー勤務の人だから、今回裁判所が下した判決自体には賛成の立場です。
 ある企業が考えた物に対して、安易に模倣が行われ、本来もらえるべき利益だった物が失われる、というのは、技術者と彼等を抱える企業にとっては耐えがたいことでしょう。
 
 そんなことを思いつつ、それでもナメんな松下、という部分も無きにしも非ずでして。
 まずあのヘルプ機能というものが、そんなに斬新な機能であったのか、という疑問。まぁ、コロンブスの卵みたいな物で、「やった者勝ち」なのかもしれないけれど、それを特許として認めてしまった側もなんだかなぁ、という気がしなくもない。
 もうひとつ、あの機能を有するソフトを発売しているのは、何もジャストシステムばかりではないだろう、ということ。詳細は良くわからないのだけども、何らかの理由で「嫌いなジャストシステム」にお灸を据えてやろう、というような魂胆が見え隠れ。



 一太郎というやつは、僕は使ったことがないので良くわからないのですけど、なんでも日本語ワープロとしては偉く優れたものらしく、一度使ったら手放せないとか…
 単なる「慣れ」の問題じゃねぇの、と僕は思うのですが、国の関係機関では公式ソフトっぽい部分もあるらしく、今回の裁判での書類作成が、まさか販売差し止め請求の対象となっている製品で行われるのもいかがな物か、ということで他社の製品が使われたとか……
 もし最高裁でも同じ判決が出た場合、官公庁並びに関係機関の皆様は、全て他社のソフトに乗り換えることになるのでしょうか?
 その買い替えは個人で行われる物なのでしょうか?
 公費が投じられる物なのでしょうか?
 税金上がるのかなー?



 北海道開発局では、入札に関する情報開示を、ホームページで配布しているのですが、現在はPDFで行われている物の、数年前はなぜか一太郎ファイルで配布されていまして、ナゼに今時(当時の「今時」でも、一般ユーザーにはワードが全盛)一太郎で配るのか! と思った物です。
 で、これを利用するユーザーの側でも、物を知らない連中が多いってのか、一太郎ファイルは絶対に一太郎でしか開けないと思っているらしく、会社の同僚はそのファイルを開くために、知人から一太郎を借りてくるという愚行を行っておりました。言うまでもなく犯罪なので、真似をしないように。
 ほとんどの一太郎ファイルは、Microsoftのワードで開けます。よほど特殊な独自要素を使っていれば無理ですが、そのことを知らないユーザーが多いようです。
 そもそも一般に公開している書類が、一太郎でしか開けない物を使う、ということ自体がナンセンスなわけでして、さすがに現在は開発局でも一太郎ファイルでの供給を止めているようですが。



 僕は仕事で学校に出入りすることもあるのですが、学校という奴は教育の場でありながら、実に著作権に関する意識が低いというか、教頭先生の机の上に一太郎の違法コピーCDが無造作に置いてあったりするものなのです。
 学校の教員も、なぜかは知らぬけど一太郎ユーザーが多いらしく、データのやり取りを簡便に行うにはワードを使うよりも一太郎を用いた方が便利なのでしょう。恐らくは使い回しされたであろう、その違法コピーCDは、相当年季が入っているように見えました。
 最近の学校ではインターネットの学習なんかも盛んで、小学生がホームページを簡単に作っちゃたりしているのですが、サイトの作成云々よりも、まずはネットマナー以前の法律を理解させた方が良いんでねぇの、とか思ったりするわけですが、タレントの画像を勝手に使っちゃイカン! という以前に教師が市販ソフトを使い回ししている現実があるからなぁ……
 いっそのこと、官公庁関係機関ではペンギン印のOS使うとか、Windowsが普及し過ぎたことで離れられないのなら、オープンソースソフト使うとか、汎用性の高いテキスト形式で配布するとかできない物なんですかね?
 公務員にメルマガの書き方を学習させて、テキストエディタを使ってグラフィカルで誰にでも読める形式を普及させるってのはどうだろう?
 ま、現実的にはPDFファイルだろうけど。

布施とオリビア

2005-02-07 | ミムラなブログ
テレビに布施明が出ていたときのこと。
シクラメンのかほりを熱唱しているのを見ながら、
繰り広げられた、越後屋夫婦の会話。


妻「オリビア・ハッセーって、何者だったっけ?」





夫「オリビア・6世の孫娘」

転載機能がイクナイ(・A・)

2005-02-07 | WEBにまつわる話
 昨日書いた記事の続きです。
 昨日書いた記事とはこちら→Yahooブログの転載機能の問題
 
 前回、転載機能の問題点として挙げたのは、「転載元の記事が、無断転載によって成立している記事」であった場合、その無断転載がどんどん広げられる可能性がある、ということでした。
 仮に転載元の執筆者が、無断転載の一つに気付いた所で、全てを特定することが難しく、始めに無断転載した人が転載元のURLなどを記述していなかった場合には、特定は不可能となるのではないでしょうか。
 ネット上に文章を公開している以上、自分の意に反してコピペが行われることは、多少は覚悟していなければならない、とは思うものの(いい大人でも引用と転載の区別がついてない方もいるようだし…)、そうした行為をブログサービス提供側が助長させるのは如何なものか、と思うのですね。この点、YAHOOブログは、「利用者の善意による使用を過大に期待しいる」機能を有していることになると思うのです。
 gooブログを含め、ほとんどのブログサービスでは、その利用規約に他者の著作権を侵害してはならない旨が明記されています。
 以下はgooブログ利用規約の第12条に記された、「禁止事項」です。
他の会員又は第三者の知的所有権(著作権・意匠権・特許権・実用新案権・ 商標権・ノウハウが含まれますがこれらに限定されません)を侵害する場合

gooブログ利用規約:第12条(禁止事項)

 この規約の存在がある限り、gooブログには新聞社などが提供する大手ニュースサイトの記事の丸ごとコピペは有り得ない筈なのですが、実際はそうした自称「ニュースブログ」が数多く存在します。その謎を解く鍵は、同じくgooブログ利用規約第9条「自己責任の原則」に記された次の記述です。
当社は、記事、コメント及びリンク先に関して、会員と他の会員又は第三者の間で生じた、著作権・商標権等の知的財産権、名誉・信用・プライバシー等の人格的権利その他一切の権利の侵害等の問い合わせ等について一切関知しないものとし、会員は、自己の費用と責任で当該問い合わせ等を解決するものとします。

gooブログ利用規約:第9条 (自己責任の原則)

 ん~、つまりは「安易に著作権を侵害されたら、サービス提供側としては権利者からのクレームに対応しきれないから、禁止事項に盛り込んで、‘おめーら知的所有権侵害すんじゃねーぞ!’と釘をさしておくけど、実際に著作権が侵された場合は、いちいち関わってらんないから、おめーら当事者同士で解決しろやということなのでしょう。テキトーですけど。(※)
 このことから、仮に有名人の肖像権・著作権を侵害しているブログを見つけて、gooブログに通報といった行為はあまり意味がないことのようです。通報した所で、gooブログからの回答は「権利者からの要望があった時に、対応させていただきます。ご報告有難うございました」程度が関の山でしょう。通報するならその画像等の権利を有する個人・団体にしたほうが良いでしょう。
 禁止事項としては盛り込むけど、関知しないもんねーの触らぬ神に祟りなし作戦ですね。
 ブログという形態に限らず、個人サイトで有名人の画像を、正当な引用目的外で表示させている人はたくさんいまして、中にはそれを載せている事に対して、ワケの分からない言い訳を記している人も多いです。
 例えば、こんな例。
 
1. 画像の著作権、肖像権を侵害する目的はありませんが、問題ある場合は削除致します。
2. 掲載画像の著作権は管理者の僕にあります。無断転載禁止!

 全くトホホな話です。
 「侵害する意図」の有無は、著作権・肖像権の侵害には全く関係ないでしょう。たとえ善意で載せていたとしても、権利者が文句を言えばアウトであり、それが行われないのは、いちいち個人のサイトの全てを確認してられないのか、ファン活動に対して寛容な権利者なのかです。
 中には2の例のように、「自分でお金を出した雑誌からスキャンしたものだから、それをどう使おうとオレの勝手」という宇宙人も存在しますが、ここまでくると、もぅワケが分からん。
 そうでなくとも、ネットマナー以前の問題を学習しないまま、ブログでネットデビューしちゃう小中学生が多いものだから、「自分のサイトでは自分の思うままに振舞って良い、オレのサイトではオレが王様」と考え、法律を超えたローカルルールまで決めちゃう奴もいたりして、マッタク困った話なのだ。
 
 YAHOOブログの転載機能問題からずいぶんと逸脱してしまいましたが、要するに利用者の善意だけでは、第三者の知的所有権を守ることなど不可能だと思う、ということなのですね。
 それを多くのブログサービスでは、実際には関知しないものの、何らかの形で釘をさしているのに、YAHOOではむしろ助長するような機能を付加させている、ということです。
 
 転載機能は、なにも、他人の著作権を侵害しやすいからイクナイ! というだけではありません。
 誰かが犯した過ちを、本人が謝罪し、猛省しているにも関わらず、いつまでもその過ちを不当に追求しやすい環境を作ってしまう、ということもあります。
 例えば、ある人が「自分の無知から反社会的な発言をした」としましょうか。
 本人はその発言により「誰かが傷付く」など思いつかず、何気ない日常会話の中から偶然出てきた言葉で、他人の指摘により、それが「許されないもの」であったとしましょう。こうした発言は、いわゆる「お祭り行為」に発展しやすく、本人のその発言以上に「許されざる発言」が匿名において現れる物ですが、本当に本人の無知から発言で、指摘により謝罪した場合においても、粘着的に嫌がらせが起こることが多々あるものです。
 そうした粘着クンの中には「まとめサイト」と称して、一連の記事・コメントをコピペでサイトコンテンツの一つとして成立させていく者もいます。
 僕は本人が謝罪し、その当該記事を削除したのなら、そして同じ過ちを繰り返さないのなら、いつまでも個人を特定してのバカ晒し行為はあってはならないと思います。
 ところが転載機能は、ウォッチ的バカ晒し行為が行われ、それが面白いものと受け止められた時に、不当に個人を嘲笑しやすい環境をもたらすのですね。
 転載機能を許可しているユーザーは、自分の記事が如何に利用されようが問題なし、としているのかもしれませんが、全ての転載許可ユーザーの記事が、第三者の目から見て、転載を許容できる記事を書いているわけではないということに、YAHOOは気付かないのでしょうか?
 
 


 ※ 以前、ある事務所の住所や電話番号、ホームページアドレスを表示し、「こんなバカに抗議しましょう」みたいなことを書かれたブログが、このgooブログに存在し、ランキングにおいてそれなりに上位に位置していました。これを読んだ僕は、個人情報の漏洩、尚且つ荒らし依頼の記事だからと、gooブログに問い合わせしましたが、gooブログからの回答はなんともお粗末。
 「当事者からの要請があれば対応します」
 正直、ガッカリしました。
 gooブログにおいては、ブログの荒らし依頼や、悪意によって晒された個人情報も、対象になった本人からの要請がない限り、当該記事を削除しないということなのです。
 つまり被害者が「どこで晒されていたか」を特定できなければ、その記事は晒され続けることになるのですね。
 どうです?
 これ、物凄く恐ろしいことだと思いませんか?
 幸い、その荒らし依頼を行っていた(当時の)人気ブログは、「現在表示できません」になっていますが、本人以外の善意による規約違反ブログの通報には、極力応えて頂きたいものです。
(そもそも何であんなブログが人気があったのか、皆目見当がつかないのだけど)
 なお、そのブログのアドレス、並びにブログ名に関する質問については、一切お答えしかねます。