EKKEN♂

このブログは http://ekken.blog1.fc2.com/ に移転しました

gooブログのスパム対策について

2005-02-20 | goo BLOG
 スパムトラックバックに対策が講じられた、とのことですが・・・・・・
 以下、引用部分はgooブログ スタッフブログ:スパムトラックバック対策についてからのものです。
スパムトラックバックフィルタ
 gooブログに送られてくるトラックバックのうち、公序良俗に反するものや利用規約に反していると思われるものを自動的拒否するフィルターを実施いたしました。これはupdatepingのアダルトフィルタと同じフィルターを用いており、すべてのトラックバックに適用されます。

 この場合、利用規約に反していると思われるものというのは、アダルトフィルターという解釈なのでしょうか。
 アダルトフィルターの性能がどの程度のものかはっきりしないのですが、アクセスランキングには、結構アダルトフィルタにかけたほうが良いと思われるものが、多数存在していませんか?
 彼らのブログがスパムを発している、というわけではないのですが、gooブログでは利用規約に反するブログの存在に対して、その対策が怠慢ではないでしょうか。
第12条(禁止事項)
1.会員は、本サービスを利用するにあたり、以下に該当し又はその恐れがある記事及びコメントを投稿することはできず、また、以下に該当する会員情報(公開情報を含みます)を登録すること及び以下に該当するサイトをリンク先として登録することはできません。
(1) 公序良俗に反する場合
(2) 犯罪的行為を助長し又はその実行を暗示する場合
(3) 他の会員又は第三者の知的所有権(著作権・意匠権・特許権・実用新案権・ 商標権・ノウハウが含まれますがこれらに限定されません)を侵害する場合

gooブログ利用規約(太字は僕・越後屋)

 特に窃盗タレントと、それを糾弾する窃盗ブログでも取り上げたような、他所のサイトのコピペだけで成り立っているブログが、常時3、4件はランキングの上位に存在しますが、これらの利用規約に反するブログからのトラックバックは、「updatepingのアダルトフィルタと同じフィルター」では防げないと思うのですが。
 いや、そもそも「利用規約」上で存在が認められていないはずの、こうしたブログが定期的に発生することについては、スタッフ様はどのようにお考えなのでしょうか。
 僕がgooブログを選んだ理由の一つは、「アダルト不可」というものが大きいのです。もちろん、その規約が改正され、アダルトOKにするのも、下記の引用文により有り得るわけですが、家庭の日常を綴った優れた主婦ブログの多いgooブログ(と、個人的に思っている)にはアダルトは似つかわしくないと思います。
第5条(規約の変更)
本規約は、当社の都合により改定されることがあります。 当社は、本規約を改定するときは、本サイト上又は当社が別に定める方法で会員に告知するものとし、告知後に会員が本サービスを利用した場合、会員は、改定した規約に同意したものとみなします。

gooブログ利用規約


 また、ユーザーが個別にトラックバックを拒否できる件ですが・・・・・・
トラックバック 拒否機能
個々のブログでトラックバックを一切受付けない機能です。設定はログイン後編集画面内 ブログ設定にて、”トラックバック設定”にて受付ける/受付ない からお好きな設定を選ぶことができます。

gooブログ スタッフブログ:スパムトラックバック対策について

 これ、拒否の設定は記事別にできるのではなくて、そのブログ一括での設定なんですね。トラックバックの機能は、(ホームページや掲示版にない)ブログの特徴的機能と書かれているように、gooブログとしてはトラックバック推奨なのでしょうから、拒否設定が「記事個別に出来る」とユーザーの利便性が高いと思います。
 例えば、Aさんの考えたトラックバック企画について、人気ブログ主のBさんが便乗したとします。こうした場合、多くのユーザーはBさんのブログでその企画を知り、トラックバックの多くが自然とBさんのところに集まってしまいます。Bさん本人は、Aさんのブログを盛り上げようと思って便乗したことでも、結果的にAさんのブログにはあまり人が集まらない、ということはままあることです。
 個別にトラックバックの拒否設定が出来ると、人気ブログ主のBさんの善意がAさんのブログを盛り上げやすくなり、ネガティブではないトラックバックの拒否利用も可能になると思います。
 
 これとは別に、以前から「コメントの拒否」設定が記事ごとに可能なわけですが、この機能を今回のトラックバックの拒否設定機能同様、一括で設定できると、長期不在などによりブログの管理が出来ない場合などに便利だと思うのですが、いかがでしょうか。

窃盗タレントと、それを糾弾する窃盗ブログ

2005-02-20 | WEBにまつわる話
 ブログ界は若手女性タレントの、窃盗経験告白でにぎやかですね。
 集団強盗を告白した18歳女性タレントって? (夕刊フジ) - goo ニュース
 このタレントに関しては、正直、全く興味がないのですが、僕はこの「事件」のブログでの取り上げ方がちょっと気になりました。
 ブログには、個人が社会の出来事について批評して、それを公の場に発表できるという、「個人新聞的」な側面を持っているものだと思うし、この事件に関して彼女に社会的な制裁を加えたい、という気持ちは分からなくもない。
 上記のリンク先の記事が事実であるならば、謝って済む問題ではないというのは誰もが思うことでしょう。
 
 しかし、2005年2月20日18時00分現在のトレンドランキングから「ブログを見る」をクリックすると、少ないながらも気になってしまうのが、リンク元他の関連ニュースサイトからの、不必要な無断転載なのです。
 自分の記事を書くために必要な、一部分を「引用」することは、認められていることですが、ただただニュースサイトの記事をコピペして、ひとこと「強盗イクナイ(・A・)」みたいなことが書かれたものや、ニュースサイトからのタレントの写真を勝手に流用するのは、明らかな著作権の侵害です。
 女性タレントの窃盗を糾弾しているつもりなのかもしれませんが、そのためにブログを書いている自分自身が、法に反した行為を行うのは、いかがなものでしょうか。