書道人として興味高い記事。
天声人語より。
「弘法筆を選ばず」と言うけれど、
能筆で知られる弘法大師は、
実際はよく筆を選んで使い分けたようだ。
そして、こちらも書の世界では
神のような人である、
4世紀中国の王羲之(おうぎし)は
「書聖」と呼ばれ古今随一の書家とされる。
名のみ知られて真筆は一つも現存しない
書道史上の伝説の巨人だ。
その作品の精巧な模本(写し)が、
先ごろ日本で見つかった。
良質な模本は世界でも
10点前後しかないといい、
専門家らは「世紀の発見」と
興奮さめやらない。
中国の古い史書「晋書」の王羲之伝は、
書聖の筆遣いをこう讃える。
「雲が飛び、露が結ぶようにきれるかにみえてまた連なり、
鳳が羽ばたき、竜がわだかまるよう」
そして
「眺めてはつきることがない」と。
千数百年も前に海を渡り、
時を超えてきた麗筆のつらなりに、
一つの小宇宙を思ってみる。
この模本が、長く小野道風の書と
見られてきたというのも面白い。
柳に飛びつく蛙の逸話で
知られる平安中期の書家である。
22日から東京国立博物館で
「書聖王羲之」展が始まる。
墨と筆と漢字の文化圏。
その歴史と豊饒(ほうじょう)に思いをめぐらせながら、
足を運んでみるもよし。
( ´Д`)y━・~~
今、大きな展覧会の前でさ。
今日も先生にみてもらっても。。
ダメダメで、
出来上がらない~。
☆☆☆☆サンクス☆☆☆☆
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