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悲しい気持ちが残るよ。

2013-02-03 07:18:39 | 日記
天声人語より。

愛知県半田市に、童話「ごんぎつね」などを書いた
新美南吉の生家や記念館がある。

今年が生誕百年と聞いて訪ねてみた。

朗読会や音楽祭といった多彩な催しが計画され、
地元は四季を通して華やぎそうだ。

国民的童話といえる「ごんぎつね」は
18歳のとき世に出た。

1956(昭和31)年から小学教科書に載り、
教室で読んだ子は6千万人を超えるという。

この短い一話がどれほどの幼い心に、
優しさや哀しさをそっと沈めてきたか。

その広がりには大文豪もかなうまい。

「ごん」に限らず、
人生の初期に出会うすぐれた読み物には

たましいの故郷のような懐かしさが消え去らない。

記念館の学芸員遠山光嗣さんによれば、
「ごん」の結末はなぜ悲しいの?という質問が時々あるそうだ。

わかり合えないことやすれ違いがどうしようもなくあることを、

南吉は言いたかったのでは、と答えることにしているという。

近年は、母子の狐の「手袋を買いに」も
「ごん」にならぶ人気があるそうだ。

〈里にいでて手袋買ひし子狐の
童話のあはれ雪降るゆふべ〉

と皇后さまは詠まれている。

南吉は古びることなく、
人の心を洗い、ふくらます。

(。-_-。)

寝起きで読んでみた。
悲しい気持ちが残るよ。

ごんぎつね-本文
http://www2.saga-ed.jp/edq12801/hiranoHP/hirano-el/gongitune.html

その中山から少しはなれた山の中に、
「ごんぎつね」というきつねがいました。ごんは、 ひとりぼっちの小ぎつねで、 ...