書き出しちょっと暗いです。ごめんちゃい
親しい人の死に触れて。後輩くんが本気で自分自身に問うてました。
自分がちゃんと生きてるのかと。
いや、彼はもっともっと苦しい思いをしてきたのだけど。
社会的な存在としての自分と。家族の一員としての自分と。
そして自分だけのものである自分自身と。
幾重にも存在する自分自分に引き裂かれそうになりながら
人として間違ってないか、そもそも何が正しいのか、
答えを出そうとして苦しんでました。
それが数日前の話。そんなコトがアタマのどこかにスポッ。
そんな状態で今日読んでたのはオルテガ・ガセットの『大衆の反逆』。
何かを考えていると、脳は必要な情報を拾ってきます。
「(前略)すべての生に本質的に内在する不安感、つまりもしわれわれが
一瞬一瞬をその核心まで生き、その小さなうごめく血なまぐさいしかし
同時にすばらしい不安感とふたたび接触するにいたったことを意味する
からである。誠実に生きた一瞬一瞬のみを小さな束の間の心臓として
打ち続けるあの脈拍を、われわれはこわさのあまり自分の手で計って
みようとしないのが普通である。われわれは安心感をえようとして努力し、
われわれの命の根本的なドラマを感じまいとしてその上に、
習慣や慣例や一般論などありとあらゆる麻酔薬をふりかけるのである」
オルテガ・イ・ガセット『大衆の反逆』(ちくま学芸文庫)。
(60-61pから引用)
ちょっと長い引用でごめんちゃい;
ここを読んでいて、思わず彼を思い出しました。
そしてアタシは麻酔薬の常習者だわって…
それは狂わないための知恵でもあるけれど。でもごまかしきれないちうか
ごまかしちゃいけないって部分はホントーは自分が一番よく知ってるから。
ホントは知恵を捨てなくちゃいけない瞬間をやり過ごしちゃってるのかも。
たまには自分をえぐらないといけないかも。こわいな;って。
ず~っと年下の後輩を見てて思った。
もし、キミがコレ読んでたら。。
大丈夫。あんたはちゃんと生きてるよ。逃げてないよ。
親しい人の死に触れて。後輩くんが本気で自分自身に問うてました。
自分がちゃんと生きてるのかと。
いや、彼はもっともっと苦しい思いをしてきたのだけど。
社会的な存在としての自分と。家族の一員としての自分と。
そして自分だけのものである自分自身と。
幾重にも存在する自分自分に引き裂かれそうになりながら
人として間違ってないか、そもそも何が正しいのか、
答えを出そうとして苦しんでました。
それが数日前の話。そんなコトがアタマのどこかにスポッ。
そんな状態で今日読んでたのはオルテガ・ガセットの『大衆の反逆』。
何かを考えていると、脳は必要な情報を拾ってきます。
「(前略)すべての生に本質的に内在する不安感、つまりもしわれわれが
一瞬一瞬をその核心まで生き、その小さなうごめく血なまぐさいしかし
同時にすばらしい不安感とふたたび接触するにいたったことを意味する
からである。誠実に生きた一瞬一瞬のみを小さな束の間の心臓として
打ち続けるあの脈拍を、われわれはこわさのあまり自分の手で計って
みようとしないのが普通である。われわれは安心感をえようとして努力し、
われわれの命の根本的なドラマを感じまいとしてその上に、
習慣や慣例や一般論などありとあらゆる麻酔薬をふりかけるのである」
オルテガ・イ・ガセット『大衆の反逆』(ちくま学芸文庫)。
(60-61pから引用)
ちょっと長い引用でごめんちゃい;
ここを読んでいて、思わず彼を思い出しました。
そしてアタシは麻酔薬の常習者だわって…
それは狂わないための知恵でもあるけれど。でもごまかしきれないちうか
ごまかしちゃいけないって部分はホントーは自分が一番よく知ってるから。
ホントは知恵を捨てなくちゃいけない瞬間をやり過ごしちゃってるのかも。
たまには自分をえぐらないといけないかも。こわいな;って。
ず~っと年下の後輩を見てて思った。
もし、キミがコレ読んでたら。。
大丈夫。あんたはちゃんと生きてるよ。逃げてないよ。