志村康太です、こんにちは。
世界に名を轟かせている「ユニクロ」
インナーウェアのエアリズムやヒートテックなどの斬新なアイディアで大好評な服飾ブランドとして知られていますね。
今回は、志村康太がビジネス戦略を元に、ユニクロのブランド力の強さをリサーチしてみました。
志村康太も驚く!差別化に舵取りをしたユニクロ
※参考動画
ユニクロは創業当初は、「ユニークな品揃え」を武器にしたアパレルショップでした。
なので名前も「ユニーク」からなぞらえてユニクロとなったのです。
しかし、ある日社長の柳井さんはある戦略をとって世界に挑戦しようとしたのです。
それが差別化戦略とコストリーダーシップの融合でした。
志村康太が解説!ビジネス戦略の基本となるコストリーダーシップ
商品を市場で売り込む戦略にはいくつか定石があります。
そのうちのコストリーダーシップは、大量仕入れと大量生産で1単位あたりの原価を下げ、価格を抑える戦略です。
他にも差別化戦略があり、他の製品とは一味違った製品の機能やデザインで、少し高くても買ってしまうような状態をつくる戦略です。
そして集中戦略では、あるニッチな小さい分野に集中することでそこの市場だけは勝っていく戦略です。
最後に分散型戦略とは、市場全体を見据えてこの業界では○○のようなイメージを作り出してしまう戦略です。
普通、コストリーダーシップ×差別化戦略や集中型戦略×分散型戦略は成立しません。
差別化しようと新しい機能を付けたり斬新なデザインを採用するとその分多くのコストがかかります。
コストがかかった分、店頭に並んだ時の価格は上がってしまうのです。
しかし、ユニクロの店頭へ行ってみると違います。
着心地の良いTシャツが、なんと1000円前後で売っているのです。
コストリーダーシップ×差別化という、人から「無理だ」と思われていた概念をぶち壊す原動力がうかがえます。
コストリーダーシップを実現させるには、大量仕入れ・大量生産・大量販売しかありません。
そして差別化にもコストはかかります。
では、差別化した商品を圧倒的に大量生産したら良いのではないか。
そう考えた、柳井さんは早急に行動を移したのです。
研究開発部門に多額の投資を行い、工場とも連携。
徹底的に管理を行う仕組みを作りました。
その結果、世界へ販売されたのが、まずヒートテックでした。
勿論ヒーテックの売り上げは言わずともしれる大盛況となりました。
ユニクロはこのようにして、世界市場でも成功を収めていたのです。
以上、志村康太でした。
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