昨年の11月頃「シン・ゴジラ」の庵野監督と
今作の山崎監督の劇場対談で庵野監督が
「シン・ゴジラ」をモノクロ作品に再編集して上映云々・・・
それに興味を持った山崎監督がまさかやるかとは。
今回のゴジラは日本ならずも世界で興行的に大ヒットしています。
当初の東宝の思惑通りロングランのヒットとなった訳で
まさに危うし庵野秀明!!ですねぇ。
で・・・
調べたら1日1回上映で夕方16時から。
松江市だと更に30分遅れの上映。
という訳で日吉津の映画館に行ってきました。
入場が始まるまでホールで色々と見ていると
「ゲゲゲの謎」もヒットしているらしく
実は私も観たいと思っています。
しかしながらこの作品子供向けではないのでくれぐれもご注意。
妙なトラウマを植え付けるかも知れません。
まあ、もともと鬼太郎シリーズ第6期が
人間嫌いの鬼太郎という設定なのですから。
あとは「ゴールデンカムイ」も観たい。
漫画は読んでませんが(笑)
16時から上映開始・・・
見慣れた東宝のオープニングもモノクロです。
しかもその後1954年の上映版の東宝マークを入れる凝ったものに。
ストーリーはほぼと言うか変わっていません。
音の部分が少しだけ変わっていたかも知れませんねぇ。
しかしながら色を無くすとこれ程不気味さが増すとは・・・
その中で浜辺美波さんの「パンパンにでもなれ」という台詞。
若い世代はこのパンパンと言う意味が解らないそうで・・・
あと、佐々木蔵之介さんの「恐れ入り屋の鬼子母」とか(笑)
銀座で核爆発が起こり最愛の人を失った神木隆之介くんの怒りの雄叫び。
まさにゴジラに対しての宣戦布告・・・
その後に降り出す黒い雨がモノクロになると血の雨のようで。
色が無くなるだけでこれだけインパクトの違いが出るとは・・・
白黒写真を撮影している身には良い勉強になりましたねぇ。
カラーの作品を観ている人もいない人もこの作品は観るべきです。
特に「震電」のシーンは記録映画のようになります。
でれんでれんとこねらが走る。
で・・・
こっぽしこっぽし神鳴さん。