篠崎博見ミュージアム

篠崎博見作品ギャラリー、受賞歴、活動歴は「カテゴリー」から!

久々に物申します

2015-12-28 22:04:48 | アート・文化
しばらくブログを更新しない間に、新国立は隈さんデザインになった様であるし、クリスマスも過ぎ去ってしまった。

そして、今年のクリスマスはとても楽であった。
なぜなら、娘はもう、パンドラの箱を開けてしまったから!
最早コソコソする必要はなし。
それでも、もう少し夢を見ていたい娘は、クリスマスの日には一応プレゼントを所定の位置に置いてほしいと言っていた。

今年のプレゼントは「オタマトーン」という楽器。
なかなか見つからない商品なので、アマゾンサンタにお願いした。
アマゾンサンタは勤勉なので、クリスマスの4日前に到着。
すると娘は、喜び勇んで箱を開け始めた。
「プレゼントは枕元に置くんじゃなかったの?」
と訪ねると、
「もういい!」
と言って開封!!
そこには、ファンタジーな夢を見なくなった、ちょっと大人な娘がいたのである。

ちょっと前置きが長くなったが、クリスマスが終われば、今年も残りわずか。
毎年、年度ごとに活動計画を立てている私であるが、年度末の「こども芸術家体験」が今年度の活動の締めくくりになるだろう。
(詳しくは、カテゴリーの「こども芸術家体験」を見てね)

年度内の活動が無事に終わりそうなので、来年度の活動計画を立てる時期が来た。
そこで、来年の芸術関係の企画やギャラリーなどの情報収集をした。
二科展はもちろん必修科目だが、それ以外についてである。

そんな中に、こんな情報が。
ある公募展が、来年で何周年記念だか第何回記念だかの回になるとのこと。
そこで、来年は公募を行わず、メンバーズ展にするそうな。

でも、それはちょっとはき違えていると思う。
だって「公募展」でしょ?
それなら、記念すべき回でも公募しなさいよ。
むしろ、記念の回なら、いつも以上に大々的に公募をすべきじゃないの?
記念にメンバーズ展をやるのは結構だけど、それは公募展とは切り離して、別にやるべき事じゃないのかな。

以前にも、公募を積極的にやっていたある会が、10回記念か何かの時に、公募をせずにメンバーズ展をやったけど、それ以降衰退しちゃったものな。
こういうのって、メンバーズ展を企画している方はワクワクしながらやっているのだろうけど、周りにいる人は冷めちゃうんだよ。

記念回なら、特別に記念賞を出すとか、過去の受賞者を招待作家扱いで展示するとか、公募展としての盛り上げ方があるだろうに。
ちなみに今年の第100回記念二科展では、100回記念賞があった!
こうなると、挑戦する方もさらに燃えるのである。

新人発掘とか、芸術の振興とか言って公募を募っている団体は数多ある。
もちろん、たてまえではなく、本当にそう思って言っているのだろうとは思う。
でも「公募展」を打ち出しているなら公募展の本分を忘れないでいてほしいものだ。
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