篠崎博見ミュージアム

篠崎博見作品ギャラリー、受賞歴、活動歴は「カテゴリー」から!

投資話はもうけっこう!

2013-06-09 23:31:21 | アート・文化
長らく続いた事務作業も終了。
明日は献血に行ったり、書類を送ったり、色々と予定があるので明後日から本格的作品制作の日々が再び始まるのである。

それにしても、独立して7年目に突入!
短かったのか長かったのか、幸い順調にステップアップしてこれた。

私の身分は自営業。
このおよそ6年間、画家で食ってきたわけではないので、生活のための仕事(自営)もある。
この生活のための仕事も非常に浮き沈みが激しく、未だに安定しない。
まぁ、安定するような経営努力もしてないんだけどね。
でも、仕事としての手抜きは一切なしだぞ!
事業を拡大するような事をしていないというだけ。
それは、これまでの数年間、画家への道が少しずつだが順調に進んできたから。

しかし、この生活のためにやっている仕事は、世間的にはドル箱産業のイメージがあるので、やたらと投資話が来る。
金を買えだの、○○債を買えだの、非常にうるさい。
だいたいは、丁寧にお断りをすれば、すんなり電話を切ってくれるのだが、中にはしつこいのがいる。
しかも、そういう奴に限って電話番号が非通知!
怪しすぎるぞ!!

ちょっと前はファンドの誘いも多かった。
私に投資話を持ちかけるみなさん。個人で株をやる可能性以上にファンドに手を出す可能性は低いぞ!
もっと言うなら、投資をするような余剰金は我が家にはありません!!

あまり好きな言葉ではないのだが、わかりやすく言うなら、私は自分に投資をしているのである。
私は、画家を目指してやってきたことに、自信もプライドもあるので、これを「投資」と言いたくはないが、あえてわかりやすく表現するなら、そんなところである。

株を買う金があるなら画材を買うのである。
金を買う金があるなら個展を開くのである。
これが俺の錬金術だー!
まだ、たいして金には化けないけど…。

しかし、この錬金術はたちが悪い。
目の前で金に化けるとは限らず、後から結果が付いてくることがある。
しかも、金に化けるまでにいくつかステップがあることもある。
運も必要。
どこで誰が見ているか分からないので、いつでも全力でなければならない。

そして今年はついにギャラリー側からの初オファー!
やはり、どこで誰が見ているか分からないものである。
良い意味で敷居が高そうなギャラリーなので、闘志に火がつくのである。
闘志に火を付けても、投資には火を付けないのだ。

芸術家とは、自分の腕が資産を生むのだから、こんな愉快なことはない。
芸術家の資産運用 = 自分の腕を磨くこと!
あとはちょっとした経営センスも必要かな。

そんなわけで、まだまだ修行の身の私は、嫁さんには迷惑のかけっぱなしなのである。
しかし、この錬金術がうまく行けば、老後は細々であっても生きていけるかもしれない。
年金なんか当てにならないけど、何とか食っていけるかもしれない。
うまくいけば、細々どころか、裕福な老後を過ごせるかもしれない。
何せ、自分の腕が資産を生むんだからね!

その明るい老後のためには健康を維持しなければならない。
というわけで、明日は、世のため人のため、自分のために献血に行くのである。




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