絵本っていいな

子どもに読み聞かせる絵本、心を豊かにし、表現力がUP。世の若いお父さんたちもぜひ、お子さんに読んであげて欲しい。もちろんお母さんの方が上手いでしょう。でも、表現の違いを感じる事が、子どもにとって良い事だと思う。お父さんの声で聞く絵本も子どもには嬉しい。ブルーナーの字のない絵本で、お話を作って話せればイクメン上級者。
絵本をいつも読んでいると、どの子にも、大好きな一冊ができて来る。大人からすると、なんで？と思う本でも、その子にとっては、最高の絵本だったりする。うちの子は譲り受けた絵本の中にあった、付録の様な、薄い絵本で、「ずんどろじまにきたくじら」だったと思うんだけど、クジラの虫歯がすぽ～んと抜ける場面で、毎日毎回けたけたと笑い続けた。そこまで面白い？と不思議だった。息子が大きくなって、たくさんの絵本は小さなお子さんがいるおうちに分散して行ったが、奴はその古くて薄い絵本を何処かへしまい込んだ。なんとなく残しておきたかったらしい。
大人にも読んでホッと優しい気分になれる絵本もある。たとえば、いわむらかずおさんの16ひきのねずみのシリーズなんかは、のんびりしていて、大家族の色々な季節のお話で、絵が凄くきれい。私の友人たちも、今に孫にやるのよなんて言って蔵書にしているのが何人もいるくらい。
贈り物を探しているふりをして、子どもや孫のためという顔で、本屋さんで絵本コーナーを覗いてみませんか？自分が子どもの頃、読んでもらった絵本もまだ売られているかもしれません。
優しい色合いの絵は、気持ちが落ち込む時や、なんとなくイライラした時に睡眠薬より効くかもしれません。癒されてみませんか？