週末を控えた木曜日、仕事上のトラブルが勃発。
「管理人さんが大ピンチだあ~」とキム兄が言ったかどうかは知らないが、予定をすべてキャンセルしてあたふたと走り回った結果、なんとか事態は収集。
ほっと一安心はしたけれど、管理人の気持ちはささくれ立ったまま。どうにもおさまらない。
普段なら、こんなときは、ぱあ~っと釣りに行って気分転換するのだが、現在台風4号が接近中だとか。
海も荒れ模様らしい。
さてどうしようか・・・
ネットで翌日の天気を調べてみると、どうやら明け方まで天気はもつらしい。
風もほとんど無いようだ。
ならば、どこかの港内でまったりとショゴでも狙ってみようか。
ちょっとでも竿を出して潮の香りを嗅げば、きっと気が晴れる。
そうだ。そうしよう。
さっそくフカセ用とルアー用のタックルを車に積み込み、午前1時、自宅を出発した。
車中のBGMに持ち込んだのだ、パブリック・イメージ・リミテッドの「メタル・ボックス」。
Public Image Limited "METAL BOX" (1986)
棚から一掴み無造作に取った1枚だったが、いかにも不機嫌そうな金属質のギターの音色が、妙に今の気分にしっくりくる。
運転が荒くならないよう自制しながら、国道128号線を南下した。
そして、いつもの24時間営業の釣り餌屋に到着。
半解凍のアミエビブロックが入っているはずの冷蔵庫をのぞいてみたが、なんと、ブロックがない。
こんな日に釣りに出鰍ッる馬鹿など居ないと思って、解凍していないのだろうか。
商売としては正しい判断なんだろうが、なんだか梯子を外されたような感じだ。
冷凍庫の中のがちがちに凍りついたブロックを買う気にはならず、結局、付け餌用のオキアミだけ買って店を出た。
気分は、限りなく漆黒に近いブルー。
そんなこんなで、やってきたのはKU漁港。
時刻は午前3時。
外海が荒れ気味のときでも、ここの港内なら竿を出せる。
シケ日の逃げ場としては定番の釣り場だ。
車を停め、タンク前の岸壁に行ってみると・・・・
あれま!
まさかの大入り満員!なんてこったい。
みんな考えることは同じみたいだ。
混雑した釣り場が死ぬほど嫌いな管理人はそそくさと退散し、TN堤防内側の岸壁に移動。
こちらは駐車スペースから遠いためか釣り人の数も少なく、先客は数組だけ。
先客との間合いを取って、突き当りフェンスの手前になんとか釣り座を構え、ほっと一安心。
とりあえず電気ウキ仕鰍ッを用意し、オキアミ餌をつけて投入してみるが、さっぱりアタリはない。
付け餌も全く取られない。
うーん、厳しい。
一度だけ何かの間違いで20センチほどのアジが釣れたが(笑)、今日のターゲットではないのでリリースした。
途中、ルアーをキャストしてみたりもしたが、全く無反応。
やがてしらじらと夜が明けた。
明るくなってからしばらくして、隣の釣り人が竿下サビキで目測25センチ級のショゴを釣り上げた。
やっぱりアミエビパワーなのか。
うらやましいぞ!
港内にショゴが居ることは確認できたが、いかんせん打つ手がない。
小鮎用のフラッシャーサビキで足元に群れているマイクロメジナを釣り上げ、背鰍ッで泳がせたりもしてみたが、全くアタリはなし。
やがて、それまでャcャcだった雨が本降りに変わった。
これ以上粘っても期待薄と判断し、午前7時、ボウズのまま納竿とした。
いやはや、完膚なきまでに完敗である。
しょぼーん・・・・・・・
それでも、不思議と気分はさっぱりしていた。
狙った魚を釣り上げることだけに集中していると、日常の嫌なことなど忘れてしまう。
先日の仕事上の問題だって、ショゴとの勝負に比べれば大したことはない。
原因も、解決の方法も、最初から見えていたからね。
ショゴとの勝負は、どうすれば勝てるのかほんとにわからないのだ。
こっちの方が数段手ごわい(笑)。
ようし、来週も勝負するぞーっ♪
・・・・・・・・・・・・・・・・・
本日はお土産がなかったので、晩酌の肴は冷凍保存しておいたアジの干物。
お酒は、宮崎の芋焼酎「きろく」。
うん、どっちも美味しい♪
干物をたくさん作ったときは冷凍して保存しておけば、ボウズの時でも安心(笑)。
(きちんとラップに包んで乾燥させないよう注意。)
・・・・・・・・・・・・・・
ところで、本日釣りをしていて気になったこと。
明け方、数名のルアーマンが現れて、うち一人が私のすぐ右隣に入ってキャストを始めた。
これはあまり良くない。
左から右に潮が流れているからである。
相手が気の荒い餌釣り師だったら、トラブルになってしまうかもしれない。
私は餌釣りもルアーも両方やるのでどちらの気持ちもわかるつもりだが、少なくとも先客の餌釣り師の近くで釣るときには、餌釣り師が仕鰍ッを流すラインとリトリーブラインがクロスするようなャWションは取らないのがマナーである。
逆に、ルアーマンが先客で居たときは、餌釣り師のほうが気をつけないといけない。
ルアーマンの潮上に入ってしまうと、仕鰍ッが流れてルアーマンのキャストを邪魔してしまう。
ルアーマンが居るときは、潮下に入るのがマナー。
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