潮待小屋

新規開拓partⅡ

  
またまた行ってきました新規開拓。
場所は、某漁港の脇の小磯。

近くの人気釣り場が大混雑の休日でも、釣り人の姿を見かけることはほとんどない。
古い釣り場ガイドには石物やメジナのャCントとして紹介されていたりもするのだが・・・
穴場なのか?それとも、釣れなくなってしまったのか?
真実は自分の足と目で確かめるしかない。

 
午前2時、目的のャCントに到着。
予想通り先客の姿は無い。
ウエーダーを履いて、荷物を縛りつけた背負子を担ぐ。
小磯なのになぜかフル装備(笑)。
波に洗われる足元をチャランボを突いて確かめながら、ヨタヨタと突入。

海面には若干のうねりがあり、時折波の飛沫が飛んでくる。
比較的足場の良い小高い磯に釣り座を定め、カゴ釣りの準備。
ターゲットは、このところ(まぐれだが)高確率でGETしている茶色い魚。
今年は当たり年らしく、陸っぱりで釣果が上がったという話があちこちから聞こえてくる。
そろそろシーズンも終盤のようだが、できれば最後にもう一度顔を拝みたいものだ。


さて、気になる結果は・・・


はい。ボウズでした(汗)。
茶色い魚をナメてはいけません(←お前だろ)。
途中、良型のカサゴが2匹釣れたものの、本命しか眼中に無い管理人はその場でリリース。
後から思えばもったいない。かなりアホです。
顔を洗って出直します。



しか~しっ!

このままでは終われない。
まだ第2ラウンドがあるのだっ!

ロッドケースからショアジギング用のタックルを取り出し、メタルジグをセットして待機。
前回はなんちゃってタックルでハラハラしたので、今回はガチンコ勝負の本気タックルだ。
ワラサがきたって大丈夫(多分)。

東の空がオレンジ色に染まる頃になると、ねぐらから飛び立った海鳥の黒いシルエットが頭上を旋回し始める。
さあさあ、ベイトの居場所を教えておくれ♪

やがて海鳥たちは、海面の一箇所に向かってダイブを始める。
おそらくそこに「イワシボール」があるのだろう。
しかし・・・・
そのャCントは、管理人の立っている位置から逆方向の港の船道付近。
おいおい、そっちかよっ!

潮が引いて露出した磯をロッド片手に慌てて移動(汗)。
出られるところまで前に出て、フルキャスト!
表層のベイトをなるべく散らさないよう派手なアクションはつけずにただ巻きで曳いてやると、コツンッと軽いバイト。
おっ、魚が居るぞっ♪
第2投目、さっきと同じコースを曳いてくると、今度はガツンッ!
よっしゃ。乗った!

本気ロッドをバットまで曲げて走り回る魚。
いい型だ。50cmオーバーは確実♪
水深が無いため、沈み根にラインを擦らないようロッドを立てて強引に浮かせる。
足元まで寄せて魚の背中が見えたところで・・・・・・

なななんと、痛恨のフックアウト。

ぐわああああああああ・・・・(叫)

鰍ゥりが浅く、口切れしたのだろうか。
あまりのショックに言葉を失い、しばし呆然と立ちすくむ管理人。
良型だったのに・・・・・


しかししかししかしっ!
ここでめげてはいけないのだ。
朝マズメの時合いはまだ終わっていない。
鳥さんもまだ上空を旋回している。
気を取り直してキャストを再開し、数投目・・・・

きた!またまたヒット!

しっかり追いアワセを入れ、今度は少し慎重にやりとりをする。
先程の魚よりもおとなしく、さほど抵抗することもなくすんなりと寄ってきた。
そのまま磯にズリ上げた獲物は、52cmのイナダ。


ロッド:ロッキーショア106/12
リール:SW6000HG
ジグ:メガバス・メタルエックス50g



やった~♪
まずまずのサイズだ。
家族分のお土産は確保できたので、とりあえず本日のミッションは達成。

青物といえば水深のある堤防やドン深の磯という先入観があったが、ベイトっ気さえあればこんな浅場にも回ってくるんだね。
ふむふむ、メモメモ♪
第一ラウンドの惨敗のことなどすっかり忘れ(笑)、上機嫌で無人磯を後にした。



その後、エギングロッドに持ち替えてショゴ調査もしてみたが、残念ながら魚の気配はなし。
日が昇ってからかなり時間がたってしまっているので、まあ仕方ないのだが・・・
でも、初めからショゴ一本に絞って朝マズメのゴールデンタイムを費やすには、相当な勇気と不退転の決意が要るんだよな~(笑)。




30分ほどでショゴ調査は諦め、潮風王国のパーキングに移動して少し仮眠を取ったのち帰路に着いた。

さてと、次回は何を狙おうか。
また性懲りも無く茶色い魚?
それとも、青物専門でいく?
どちらも勝率はかなり低いぞ(笑)。
う~ん、悩ましい・・・・・・

    
<ご参考:管理人の地磯突入装備>
 

左:チャランボと背負子。
チャランボは体力の衰えた中高年に優しい軽量チタン製。
背負子には、小型クーラーボックスとフタ付バッカンを荷止め用ゴムで縛り付けて。
 
右:ウエーダー&シューズ。
ウエーダーはブーツタイプではなく、ソックスタイプにシューズの組み合わせがお勧め。
足元の安定感が格段に違う。
 
そして、絶対に忘れてはいけないのがこれ。
  ↓


磯ブヨ(イソヌカカ)によく効く虫除けスプレー。
ベストのャPットに入れておいて、時々肌の露出部にスプレーしてやれば、ヌカカに刺されることはまずない。


    

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コメント一覧

管理人
>izuさん
おつかれさまでした。
カゴを投げ唐オてへろへろの状態でも、鳥山を見るとアドレナリンが放出されて元気になります(笑)。
イナワラも面白いのですが、私はやっぱりカゴ釣りで本命釣りたいです。
次回はリベンジしますよっ!
izu
お疲れ様でした~
50cmクラスともなれば引きは強烈!
楽しいですよね♪
鳥山を見つけてダッシュで移動・・・・カゴを投げ唐オた朝の磯で私は出来そうにありません(笑
管理人
>グレさん
水温高いですよね。27度くらいあるのでは?
そのせいか、南方系の魚があちこちで釣れているようです。
今年のUMAはバラエティ豊かです(笑)。

>びっちゃさん
青物はサーフでも釣れますもんね。
平砂浦で糾p投げると面白いらしいです。

>sotobouさん
実は本日も行ってきました(汗)。
鳥さんパターンで50cm級1本ゲットしました。
癖になりそうです。

>キャロルさん
道具の値段はピンキリですが、お店の人に相談すれば予算に合わせてバランスよくコーディネートしてくれます。
ただ、安全装備だけはしっかりとしたものを揃えた方がいいです。

>金ちゃんさん
今年の春アオリは不調でしたね。
でも、新子の姿は漁港内でよく見かけますので、秋には期待できるかもしれません。
あ~、イカ食べた~い。

>mobaraさん
イナダ、びしっとやっつけちゃってください。
今朝も結構あちこちでフィーバーしていたようです。
mobara
管理人さん
連日の迷惑メール?ありがとうございます(笑)
私もイナダ釣りに行きたかったのですが、前から会社の友人とアジ釣りの約束をしていたので今回は見送りました(汗)
次回は、ガッツリとイナダ退治しようかな?
金ちゃん
色々フル装備でお疲れさま!
青物ゲットおめでとうございます。
病み上がりの僕には出来ない釣りですが
何時も楽しく見ています。
今年はアオリを挑戦します。
それまではアジ狙いかな!!
キャロル
 かめやまこさん
 お疲れさまでした。ルアーロッドの価格が、私にとってハードルが高いんですけど、それはそれ、チャランボ、背負子、ウエーダーの写真、参考になりました。もちろん、ここにライフジャケットもつくことでしょう。高いハードルでも、この程度の高さです、と示していただけると、それだけで可能性の距離が測れます。いつかはクラウン、ではなく、いつかは磯、でしょうか。
sotobou
またまた良型イナダゲットおめでとうございます。
すっかりパターンを確立されたようですばらしいです。
今年はイナダの適水温なんでしょうか。
カンパの水温まで上がりきれないんでしょうか。
私も早く青物釣り行きたいです。
びっちゃ
多分、潮通しが良ければどこでも釣れると思います。
私が初夏によく攻めるャCントは、水深1~1.5メートルのゴロタ場です。
昨年はメーターオーバーのヒラマサも泳いでましたよ。

ムヒ最強です(笑)
日焼け止めとセットで塗ると剥がれ落ちしにくいような気がします。
今年はまだヌカカにはやられてませんよ。
ヌカカには・・・(涙)
グレ大好き
管理人さん、こんばんは

前回に続いてのお土産Get、お見事でした!
イサキ狙いは難しいですが、それにしてもショゴたんは今年姿を見ないですねぇ~

鴨川近くの漁港では、名物の河豚は全く姿を見せず、小型のアジや散発的な散発的なメジナ、待望のショゴたんは手の平サイズ一匹…

足元のテトラには祖父路コーラルがビッシリだし、NEWSでは秋刀魚は不漁で鰯が10年ぶりの豊漁とか。
陸の亜熱帯化は、海にも影響しているんですかね~?!
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