潮待小屋

一か月ぶりの夜釣り

2014-01-25 21:52:00

　

さて、2014年の初「夜」釣りである。
諸般の事情により愛車が入院中のため、今回は代車として借りたコンパクトカーで出撃だ。
荷室が狭い、ていうかほとんど無いので、荷物を最小限にまとめて隙間なく積み込む。
なんだ。これだけの道具があれば、釣りってできるんだ（笑）。

小さなエンジンを軽快に高速回転させながら、夜道をドライブ。
すると、後ろから走ってきた大きな車にいきなり煽られた。
なんだこいつ、と思いながらも素直にウインカーを出して路肩に寄り、道を譲る。

しばらく走っていると、また別の車が「どけどけ！」と煽ってきた。
おいおい、何なんだお前らは。
抜きたいならさっさと抜いて、この先でいつも巡回しているパトカーに捕まりやがれこのウ○コ野郎のばーかばーか。

「人は見た目でナメられる。」
世の中の悪しき一面を垣間見て、憮然とする私であった。

そうこうするうち、いつもの青い餌屋さんに到着。
あらかじめ電話で解凍依頼しておいたコマセを受け取り、掲示板の釣果情報をチェックする。

○○港でアジ１００匹、△△港ではカマス好調・・・

なるほど、良く分かりました。有難うございます。
これらのャCントは、「混雑必至」ということですね（笑）。

本日の予定は、一応以下の通り。
夜明け前にささっとアジを釣り、キープ用のレギュラーサイズ２０匹と、活き餌用のジンタ１ダースを確保。
夜が明けたら、ジンタを泳がせて座布団捕獲。
そして、本日出撃中の釣友に座布団を見せびらかしに行く。

うむ。実に美しい流れである（笑）。
釣り物が少ないと言われるこの時期だが、決してそんなことはない。
釣り物の多い少ないは、釣果の多寡ではなく、どれだけ夢を見ることができるかで決まる。

海岸道路を流しながら、竿を出せそうなャCントを探す。
釣果情報のあったャCントには、案の定、赤いLEDの明かりが乱舞している。
かつてのHG港も、今やとても足を踏み入れることのできない人気ャCントになってしまった。
昔は週末でも朝まで私一人だけという日があったのだが・・・。

更に数カ所のャCントを見て回り、ようやく先客のいない堤防を発見。
ラッキー♪今日はここにしよう。

船道向きの一等地に陣取り、さっそく釣り開始。
時計を見なかったので時刻は不明だが、丁度東の空が明るくなり始める朝マズメの時合。
釣り人の数に反して魚影は濃く、開始早々にアジラッシュ。
あっという間に予定数に到達してしまった。
あらら、どうしましょう。
まだ夜は明けきっていないけど、とりあえず泳がせてみましょうかね。

仕鰍ｯを交換し、ジンタの鼻に針を鰍ｯて、船道に向かって投入。
小腹がすいたので、持参した菓子パンを齧りながら、LINEで釣友の戦況をチェックする。
別のャCントに入ったRICKEYさん達は、いつもの如く順調にアジを釣っているらしい。
爆とか束とか、不穏当な文字が目に飛び込んでくるが、何も見なかったことにしよう（笑）。

辺りがすっかり明るくなり、海鳥が飛び始める頃になっても、真冬の海はいたって静穏。
活き餌のジンタはいつまでたっても元気に泳いでいる。
あらら、やっちまったか？

足元の海中には、小魚がうじゃうじゃ。
この下に座布団が潜んでいてもいいはずなんだけどなあ・・・

結局、ウツボのアタリもサメのアタリもないまま、８時前に店仕舞い。
今回も、夢は夢のまま温存された。
元気に泳いでいたジンタ君達には海にお帰り頂いて、釣り場を後にした。

ご苦労さま。

その後は、今後の参考のために別の港の様子を偵察したり、地磯の様子をチェックしたりしながら移動。

いい感じに波っ気はあるが、今日は何もできない。
なぜなら、車に荷物が積めなくて、ルアータックルを持って来なかったから。

そして、ちょい悪親父団が会議中の激戦区の堤防へ到着。
ぶらぶらと歩いていくと、一等地の先端ャCントで、BサーフさんとRICKEYさんが並んで竿を出しておられた。

後ろで見学させていただきながら、しばし情報交換。
その間にも、お二人はビシバシとアジを釣り上げている。
コマセを詰めたカゴを投入すると、こぼれたコマセにアジが群がり、まるでナブラのような状態に。
日中にもかかわらず、魚影はすこぶる濃いようだ。
（詳しくは、お二人のブログで。）

時間いっぱいとなったところで、お二人にご挨拶して帰路に着いた。
Bサーフさん、RICKEYさん、大変お世話になりました。
有難うございました。

さて、次回はどこで何を狙おうかな。

＜本日のお持ち帰り＞