潮待小屋

本日の反省会


本日の釣果写真は無し
代りに、数年前の夏に勝浦漁港で釣れたショゴ(小カンパチ)の写真です


今日は、久しぶりに浜行川漁港へ行くことにした。
先日発売された某釣り雑誌に「アジ釣り場」として紹介され、しばらくは混雑で釣りにならないだろうと避けていたのだが、その記事に関してどうしても気になることがあって、多少の混雑は覚悟の上で確かめに行くことにしたのだ。

それは、「これから本格的なアジ釣りのシーズンに入る」という記述の真偽

浜行川漁港は、私のアジ釣りのホームグラウンドであり、シーズン中はほぼ毎週通いつめることになるのであるが、私の認識している浜行川でのアジ釣りのシーズンは、大体10月~12月頃なのだ。初夏に釣れる魚ではないと、今まで思っていた。
それが、今の時期でも釣れるということになると、私の行動パターンを大きく変えてしまう可能性がある。
「これは自分自身の目で確かめねばなるまい!」
というわけなのである。

朝1時半、自宅を出発。国道128号線を南下。
BGMは、サンタナの"スーパーナチュラル"。
"SMOOTH"のリズムは「ズンドコ」だ。



気分はもう真夏。(意味不明)


途中、岬町にある釣り餌屋「うみえさ本舗 釣侍」に立寄って、青イソメ1パックを購入。
ここはコンビニ風の店内に、釣り餌だけでなく各種仕鰍ッ等の釣り小物も揃っていて、前の晩に支度をしていて足りないものがあっても、大概のものは手に入る。24時間営業でとても便利。事前に電話しておけば、コマセの解凍もしてくれる。

朝3時、浜行川に到着。
朝まずめの時合までは、まだ1時間ほどある。
駐車場に車を止めて、赤灯堤防の先端に向かう。

堤防上は、案の定混み合っていた。
目指す先端部分にも、先端手前の内側部分にも、既に先客が居た。
ひええ!
仕方なく、先端手前の外向きに釣り座を構える。
ここは正面より左側には浅い根が張り出しており、やや右方向、船道方向に遠投しないと釣果は望めない。難しいャCントである。
遠投磯竿3号に大黒テンビン、吹流し3本針のいつものタックルで、釣り開始。
魚を寄せるために、同じャCントに何度もコマセを投入する。
時合いが来るまで、ひたすらこれを繰り返す。

やがて、東の空が徐々に白み始める。
朝まずめの時合い到来である。
ケミホタルの光を見つめる目つきも真剣になる。

しかし・・・
ウキには全く反応無し。
タナを浅くしたり、深くしたり、色々やってみるが全然ダメ。
周りの釣り人にも全然釣れていない。
アジいないじゃん!

結局釣れたのは豆アジが2匹。
やはり、ここ浜行川は、まだアジ釣りのシーズンではなかったようだ。
(少なくとも、トップシーズンには程遠い。)
やはり自分の経験則が一番大切であるということをあらためて認識した。


日も昇ってしまったので、残った青イソメでキスでも釣って帰ろうと、勝浦漁港に移動。
魚市場前のャCントに行ってみると、なんと、ものすごい数の釣人がいる。
先週、港内でまずまずの型のショゴ(小カンパチ)が釣れていたので、おそらく、ショゴ狙いの地元の釣人達だ。皆、コマセカゴを投げている。

私の入り込む隙間はほとんど無く、結局タンク横のスロープ前で竿を出したが、あまり期待できるャCントではない。
ちょい投げで、ちびアイナメ、ヒイラギ、ピンギスが釣れたが、全部リリース。
そのうち、漁から帰ってきた漁船が給油のために続々と接岸してきたので、今日の釣りは終わりにした。
結局、キープした魚はゼロ。
今日は、ショゴも釣れていないようだった。潮回りがよくなかったかもしれない。


久々の「坊主」をくらって帰路に着く。
とほほな気分を慰めてくれる車中のBGMは、ナタリー・コールの偉大なパパ、ナット・キング・コールの優しいボーカル。
流れてくるのは"UNFORGETTABLE"。
でも、今日のトホホな釣行のことはさっさと忘れてしまおう。

来週は、リベンジだ!

  
  

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