昨晩のこと。
昼間作ったアジの干物で一杯やろうと冷蔵庫の中をのぞいてみたところ、なんとビールが一本も無い！（←昼間飲んでしまったから）
がびーん！
なんてこった！
普通ならショックのあまりばったりと唐黷ｱんでしまうところであるが、そこはャWティブ思考の管理人。
「きっとこれは海の神様の啓示に違いない。ビールなんか飲んでないで釣りに行けということだ。」と前向きに受け止めた（笑）。
そんなわけで、なんだかよくわからないけれど自宅を出発。
最初に向かったのは、この時期鉄板のお気に入りャCント、ＫＵ漁港・ＴＮ堤防。
ターゲットは、まだ小型ながら回遊が見られ始めた初夏の風物詩、ショゴ（カンパチの幼魚）だ。
これから７～8月にかけてが最盛期となる。
午前3時に到着し、てくてく堤防に歩いて行くと・・・・
あれま！大混雑！
管理人の定位置、通称「お立ち台」にも先客あり。
うーん、こりゃだめだ。
この釣り場も、もはや「終わって」しまったのか（泣）。
そのまま車に引き返し、同じＫＵ湾内のＫＨ漁港へ移動。
しかし、ここにも堤防先端のャCントに数名の先客あり。
ありゃりゃ。これじゃ釣りになりまへんがな。
仕方なく作戦を変更し、小湊方面に向かって一気に南下することにした。
本日のBGMは、EXTREME。
ご機嫌なアメリカン・ファンクロックバンドだ。
"THE BEST OF EXTREME" (1997)
大ヒットしたバラードナンバーの"MORE THAN WORDS"で一躍有名になった彼らであるが、やっぱりかっこいいのはロックナンバーである♪
例によってヘッドバンキングしながら、小湊某港に到着。
荷物を担いで、堤防先端のャCントに向かう。
船道のャCントには既に数名の先客がいたので、空いていた堤防外側テトラのャCント（浮ﾁ！）に陣取ることにした。
（船道のャCントは朝マズメの時間帯は漁船の往来があるので避けた、というのがホントのところであるが。）
時刻はちょうど夜明け前。
まずは、4号サビキをセットしたカゴ仕鰍ｯで小アジ狙い。
そう、あくまでも小アジ狙い。
そして、小アジが釣れたら、そいつを活き餌にして、イカを狙っちゃうのだ。
わらしべ長者大作戦なのだ。
わっははは♪
しかし・・・
管理人の思いもむなしく。一向に小アジは釣れない。
仕鰍ｯをひったくっていくのは、抱卵してよく太った良型のアジばかり。
（本日の最大、27センチ）
あかんがな。
これじゃ餌に使えんがな。
それでもとりあえず7匹ほどのアジを釣り上げ、比較的小さい20センチ程度のヤツを選んで鰍ｯ針を打ち、テトラ際を泳がせた。
すると、一投目からいきなりのアタリ。
そーっと竿を立ててきき合わせを入れてやると、怒涛の突進！
うわっ！やべえ！
なんとか竿は立てたものの、4号ハリスをすっぱりとぶち切られ、ジ・エンド。
うぐぐ。
仕鰍ｯを取り換えて、今度はテトラから少し離れたところを流してやった。
すると・・・
またまたヒット！
そして、ハリスがブチッ！
ぐわあ。根にもぐられた。
そして3度目の正直。
最後の鰍ｯ針をセットして、テトラからうんと離れた船道方向に向かってキャスト。
そのままアジが泳ぐのにまかせて流してやると・・・
何を思ったのか、アジはどんどんテトラの方向へ近づいて行く。
あちゃあ。
（以下略）
賢明な皆さんはもうお気づきですね。
そうです。
ウツボ、入れ食い（泣）。
うーん、こんなことなら、素直にアジ釣ってた方が良かったかも。
とほほ。
テトラから堤防に上がり、朝食用に買ってきたパンをかじりながら朝日に照らされた海をぼんやり眺めていると・・・
突然、沖の方でナブラが立った。
何か大きな魚が水面で小魚を追い回している。
なんだなんだ！？
スズキか？それとも青物か？
すぐに11フィートのシーバスロッドを取り出し、ジェット天秤に糾pをセットして大遠投。
うおりゃあああっ！
水面近くをリトリーブすると、何かがコツンコツンとあたってくる。
いったいなんだろう？
ほれ食え、さあ食え、ばくっと食え！
そして数投目、何かがプルプルと「引っ鰍ｩった」。
ん？？？？？？
コツンコツンというアタリの正体はこいつ。
サバッチョ。
↓
自分の体の半分ほどもある糾pを、しっかりとくわえてやがる（笑）。
その後もコンスタントにサバッチョがヒットしたものの、肝心の、サバッチョを追いかけ回していた大物のアタリはなかった。
うーん、残念っ！
そんなわけで、今日は最初から最後まではずしまくり。
敗北感いっぱいの釣行でありました。
ま、ときにはこんなこともあるさ（笑）。
＜本日のお持ち帰り＞
活き餌の残りアジ。
漬けにして美味しくいただきました。
