もう遅いですが、京都市が発行している「京都さくらマップ」に、万城目さんが寄稿されています。
京都市のホームページで読むことが出来ます。
http://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/cmsfiles/contents/0000075/75296/2-3.pdf
Indexページ http://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/page/0000075296.html
もう遅いですが、京都市が発行している「京都さくらマップ」に、万城目さんが寄稿されています。
京都市のホームページで読むことが出来ます。
http://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/cmsfiles/contents/0000075/75296/2-3.pdf
Indexページ http://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/page/0000075296.html
万城目学と森見登美彦と言う二人の作家は、同じ世代にして、京大出身。
デビューは、森見が2003年で、万城目は2006年。
近いっちゃぁ、近い。
正直、最初の頃は、少し混同した。
どちらも、京大が舞台の、ヘンな小説を書いているからだ。
本当は、単にそれだけの事なんだけど、京大って言うのが強烈過ぎる。
京大が舞台で、奇天烈なお話が、同時期に二人の作家から生まれた。
でも、奇天烈なお話も京大が舞台なら、それは十分まかり通る。
なぜなら、京大だから。
残念ながら、私は近畿出身なのに大学が東京だったから、京大生と聞けば、「すごーい頭がいいんだね」と言う印象しかなかった。東大生の次に頭のいい人たち。
それが、大阪で働き始めて、関西ではどうも京大生は頭が良い、と言うのと同時に、「変人が多い」ので有名らしいと言う事を知った。
これまで懇意にした京大生と言えば、何故か中国人留学生だったけれど、普段好き勝手にやっている中国人にさえ、「京大入って、ヘンな人ばかりなのでびっくりした」と言わしめた京大生。「吉田寮へ行った時、日本にこんな場所があるのか疑った」と彼女は付け加えた。
そして、万城目と森見と言う二人の作家を知って、ああ、やはり京大生は奇人変人なのだ、と言う偏見が、私の中で確定した。
天才肌の奇人変人だ。
自分が通った大学も変人が多いと言われたけれど、所詮、あんなのは凡人が反抗期を引き延ばしているのに過ぎなかったと思う。
万城目も森見も天才的な奇人変人だ。
でなければ、あんなものは書けない。
ちなみに、先日、ミーハー根性丸出しで京大付近をウロウロしたのだけど、未だ春休み時期だと言うのに、浪人風チョンマゲはかま姿の男性に出会いました・・・ 京大、おそるべし。
2010年10月。
『世にも奇妙な物語20周年記念スペシャル~人気作家競演編~』第2話。
出演:大野智、田中麗奈、伊藤四郎、遠藤憲一。
原作:万城目学
篠崎肇、29歳。何を始めるのも、「まずはじめに」が口癖の男。
そのせいで、仕事も恋愛も今ひとつ発展がない。
終に恋人に愛想を尽かされたある日、縁結びの神様が目の前に現れ、肇から「まずはじめに」と言う口癖を奪ってしまう。
そのお陰で、言動がスピーディーになり、仕事がどんどんうまく行くようになる――
万城目学らしい、軽薄な神様といじいじと優柔不断な男が出て来るほのぼの系でした。
台湾人の友達が買って来てくれました。
万城目学インタビューも載ってます。
これで中国語勉強しようと思っているのだけど・・
写真汚くてすいません。
『ホルモー』も出ているようです。
欲しいっ!
ねたばれです。
『ホルモー六景』が、好きです。
『ホルモー六景』を読んで、『鴨川ホルモー』がとても愛しくなりました。
『鴨川ホルモー』の続編をぜひ書いてもらいたいのですが、万城目さんご自身は「ホルモーはもうええんじゃないか」(http://books.rakuten.co.jp/event/book/interview/makime_m/)と思っておられるようで、難しいのかなぁ。
続編を読みたいと熱望しているのは、『ホルモー六景』第四景「同志社大学黄竜陣」のせいです。
何たって、同志社大学黄竜陣が復活したのだから。
芦屋の元カノ・山吹巴が同志社大学黄竜陣を復活させたのは、第三景「もっちゃん」に出て来る次の描写を見る限り、確実だ。
「一サークルにつき、三回生と一回生が十人ずつだから四サークルで八十人のはずだろ? なのに、店長が九十人で用意しておくって言うんだ。残りの十人は何だと訊ねても、店長、ニヤニヤするばかりで、何も教えてくれなかった。明日になったらわかる、ってはぐらかされた」
山吹巴がシンガポール人のウー君を従えて、ホルモーに参戦する姿を見たい。いや、読みたい。
万城目学は同性から見ても魅力的な、と言うか、非常に等身大の女性を描くのが得意だけれど、山吹巴が私はかなり好き。
龍谷大学フェニックスの立花美伽さんに負けず劣らずの女傑になりそうな気がする。
同志社大学黄龍陣の復活は、『ホルモー六景』で突然披露されたネタではなく、それは既に『鴨川ホルモー』で用意されていたはず。
高村が、京都を守る四神を語るシーン、
「青竜、朱雀、玄武、白虎。これを四神と呼ぶ。黄竜を入れて五神とも言うらしいけど」
『鴨川ホルモー』を読んでいる最中も、京都を代表する大学が一つ欠けているような気がしていた。
やはり、同志社大学は必要だと思う。
同志社大学黄竜陣の活躍を、ぜひに読ませて下さい。
・・お願いします。
京都に行ったついでに、京大付近の写真撮って来ました。
京大および京大生のみなさん、勝手に撮ってすいません。
京大です。
吉田神社です。京大の正門をちょっと東に行った所にあります。
小説に出て来る、「百万遍の交差点」です。
鴨川です。
facebook(財)OJOさんの情報からですが・・
万城目学、最新刊『偉大なる、しゅららぼん』(集英社)
万城目学の最新作にして、大傑作!!!
琵琶湖畔の街・石走に住み続ける日出家と棗家には、代々受け継がれてきた「力」があった。高校に入学した日出涼介、日出淡十郎、棗広海が偶然同じクラスになった時、力で力を洗う戦いの幕が上がった!(Amazonより)