Eclipseは、Javaプログラミング専用のエディター「Javaエディター」を用意しています。 Javaエディターには、コーディング時に便利な機能が色々と揃っていますが、今回は、その中の1つ「警告の表示」機能について取り上げたいと思います。
Javaエディターを使ってプログラミングをしていると、エディターの左右にエラー(赤丸内に"×")や警告(黄色三角内に"!")を示すアイコンが表示されることがあります。
警告の場合、エラーとは異なり、警告内容に基づく修正をしなくてもコンパイルが通るので、エラーの場合と比べて、内容をじっくり確認しない場合もあるかもしれません。
でも、実はこの警告は「プログラムの不良の手がかり」を与えてくれる重要なものなのです。
黄色の警告マークが出ているので、そのマークをマウスカーソルでポイントすると、警告の詳細な内容が表示されます。
この例では、「String型のローカル変数『ret』を宣言しているのに使っていない」という警告ですね。
上記警告の原因として
(1)単に必要のない変数を宣言していた/宣言したけれど結局使わなかった。
(2)違う名前の変数『res』と混同してしまって、変数の宣言部以降のコードでは『ret』ではなく『res』を使ってしまっている。
などが考えられます。→日立hpからパクった。