職案人

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「嫌われ松子の一生」の評価

2006年11月26日 | テレビ番組
私はTBSの「嫌われ松子の一生」を好きで時間の許す限り見ています。
最初は漫画からの登用し、ただ、おもしろおかしく作った番組で、視聴率を上げるため、人気のあるアイドルを使って、適当に作った下らない番組かなと思っていました。

だが、良く仏教の・人の三毒(貧・瞋恚・愚口)が描かれていました。
まず、松子が家を出た原因は12因縁の愛です。

つまり、病に苦しんでいる妹から親を引き離し、自分に親の愛が向く様、勉強し学校の先生になった。でも、親が自分に向かないの知り、瞋恚を起こした為の結果です。

もし、松子が妹に慈悲の心があれば、親の愛に執着する事がない。(渇愛)
そして、校長の事件も、親の意見を聞き入れることのできる自由な心を持てるので、事件は起こらない。また、修学旅行の件も、ダメは、ダメと言える持戒の心を持ち、慈愛で相手をさとす事ができたので、何も起こらない。

松子が家を出た後は無明(まよい)を描いている。
そして、欲に取れわれて貧する姿(ソープ嬢)を描き、ついには地獄(刑務所)に落ちて行く様を描いている。
この様に人の苦の様子を描いている。作品はテレビは初めて見たような気がし、まさに大乗教の教えである。

もう一つ番組「だめんずうお~か」は女の欲(金銭欲)を描いているが因縁の深さまでは描いていない。
その他の番組は人気アイドルの為のもので、評価できない

以上終わり





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