3/12 ようやく手術後の1日が始まった。
昨日まで普通に歩いていた体は、すでに別物になっていた。左膝のブロック麻酔がようやく切れていて、感覚が戻ってきている。やっと動けるかどうか、という感じです。左腕の点滴は、随時痛み止めと抗生剤の装着がされている。黙っていれば、それほど痛いものではないが、ひとたび動くと激痛が走るという状態がこの日でした。まあ、当然でしょうな。
この日は原則ベッドからは動けないという状態なので、食事だけでなく歯磨きセット(水とタライ)やおしぼりなどもこの日から配られてきました。ベッドから動いていないのに次の食事が来る・・・ほんとに嫌だった飛行機の国際線状態か、、、これ例えとしてはあってないかもしれないが。
同部屋の同じ日に手術した人は尿管付けてるようでしたが、自分はついてません。尿瓶で行けると思ってたからですが、それはその通りでした。尿瓶では絶対に出ない、という繊細な人は迷わず尿管でしょうが、できる人は別に尿管は必須ではないそうです。
なお、一度だけトイレ個室に出たのですが、車椅子に点滴のタワーを転がし、血抜きドレーンの血溜めボトルを首からぶら下げてさらに、両足負傷状態で車椅子への移乗と、トイレへの移動はかなり地獄でした。もともと健康だった右足は、膝蓋腱を採ったために怪我した足になってしまいました。これは結構ショックではありまして、本当にこれで良かったのだろうか?とも思いました。
S先生の寄稿を読むと「数週間で疼痛は消滅」とありますが、耐えれるレベルになるのかいつ??はほんとこの時教えてほしかったです。個人差があるでしょうけど・・・。
とにかく、この一回のトイレ外出はほんとしんどく、もうベッドの上から動かないと決め込んでこの日は終わりました。
2日目の夜も、そりゃ寝苦しいだろうと思ってましたが、やっぱり1日目よりは幾分ましでした。途中で目覚める回数は同じくらいだけど、その後寝入っているなと。
点滴はちょっと邪魔で、引っかかると少し痛い。膝ドレーンは痛いということはないけど、やはり邪魔、でした。この点滴は当初3日目まで?ということでしたが、2日目の夜で抗生剤が終わったのでなくなりました。あとは膝ドレーンを残すのみ、です。
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術後2日間は、、予想してたよりは楽でしたが、体動かすのはとにかくしんどいです。しかもベッドのリクライニングリモコンが足先に移されていて、患者が自由に角度を変えられないようにされています。この日は「ベッドの角度を変えてくれ」でナースコール、両手の届く範囲以外のものは取れません。もの落としても取ってもらうほかなし・・・。
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