窓辺でランチ

いち主婦の日記です

たぶん結果も逆転する

2016-06-06 10:20:24 | 日記
不妊治療の種類はいろいろあるけれど、そのうちのひとつに第三者から卵子の提供を受ける生殖補助医療というのがある。
人によっては正常に排卵することができず、自力で妊娠することが困難なケースがあるので、そういう場合は夫婦の希望に基づき、第三者から卵子を提供してもらって体外受精に望む人たちも多いのだとか。
どうしても子供が欲しいけれど、自力で妊娠するのは難しい・・・というケースでは、第三者から卵子を提供してもらうという方法もひとつの手段なのだと思う。
ただ、実際に体外受精に成功して受精卵が子宮に戻され、実際に妊娠・出産することができたとしても、使われた卵子が第三者のものだとすると、生物学的には「自分の子供」ではないわけで。
だからこそ抵抗を感じる人はすごく多いみたいなのだけど、こういった手段に対する抵抗感には男女差が大きいらしい。
実際、厚生労働省が2500人の一般市民を対象に意識調査を行ったところ、不妊治療を経験した男性の半数近くが第三者からの卵子提供を望んだのに対し、女性は不妊治療の経験の有無にかかわらず、「希望する」と答えた人は約2割程度にとどまったのだそう。
男性の場合、不妊治療の経験がない人でも全体の34.7%を占めたということだから、女性に比べて抵抗があまりないと言えそう。
まあでも、これは「卵子の提供」だからこういう結果になったのであって、これが「精子の提供」だったら、男女差は逆転するんじゃないのかな・・・。