今日のレコーディンングマイクはいつものNeumann(ノイマン)ではなく、MXL 2003Aを使ってみました。低価格マイクで近年人気を集めているメーカーで、Neumannの10分の1以下の価格ですが、収録された音はNeumann U87のキャラクターにそっくりで、いやぁ~このマイクは素晴らしいですね。低価格の先入観だけで判断してはいけません。Neumannと比べても全く遜色ありません。MXLのマイクは、Marshall Electronicsというアメリカの会社のプロデュースで製造は中国ということらしいですね。
低価格の音響、録音機器で有名なBehringer(ドイツが本社で中国製造)もそうですが、最近は「低価格=音が悪い、粗悪」という既成概念を根底から覆す品質です。僕はBehringer製品が大好きで、マイクプリアンプなど愛用していますが、高級メーカーの20分の1以下の価格なのに、音は全く遜色無く大変素晴らしいです。そもそもオーディオの世界は「高価格=高音質」というのが固定概念なので、価格が安いというだけで音が悪いというレッテルが貼られてしまいがちなんですが、価格による先入観無しで判断出来る耳さえ持っていれば、「価格=品質」ではない事に気づく事が出来ます。オーディオの世界は高価格な製品ほど音が良いと思っている人が非常に多いように思います。
Marshall Electronics社やBehringer社が証明しているように、1万円前後の価格設定でも30万円クラスと同等品質の製品を作る事は可能なんです。ブラインドテストをしたらMXLの低価格マイクとNeumannの高価格マイクを判別する事は出来ないのではないかと思います。
一般的に価格差によって製品品質、機能性に差が出る製品に方が多いものですが、オーディオの世界に関しては、「価格=品質」では無いと断言出来ます。
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