見出し画像

Sliding Cafeマスターのブログ

ボーカルレコーディング

今日は新人の作詞作曲家の方の依頼で楽曲オーディションのデモ音源用のボーカル録音を5曲。デモの仮歌録音なので5曲を1時間以内収録のハイペース。ボーカルはここ数年僕のお気に入り女性ボーカリストの方にお願いしました。僕が女性ボーカルを依頼する時真っ先に連絡を入れるいわゆる「ファーストコール」シンガーですね。予定通りきっちり1時間で5曲の収録完了。相変わらず大変素晴らしい歌唱で感動しました。

今日のレコーディンングマイクはいつものNeumann(ノイマン)ではなく、MXL 2003Aを使ってみました。低価格マイクで近年人気を集めているメーカーで、Neumannの10分の1以下の価格ですが、収録された音はNeumann U87のキャラクターにそっくりで、いやぁ~このマイクは素晴らしいですね。低価格の先入観だけで判断してはいけません。Neumannと比べても全く遜色ありません。MXLのマイクは、Marshall Electronicsというアメリカの会社のプロデュースで製造は中国ということらしいですね。

低価格の音響、録音機器で有名なBehringer(ドイツが本社で中国製造)もそうですが、最近は「低価格=音が悪い、粗悪」という既成概念を根底から覆す品質です。僕はBehringer製品が大好きで、マイクプリアンプなど愛用していますが、高級メーカーの20分の1以下の価格なのに、音は全く遜色無く大変素晴らしいです。そもそもオーディオの世界は「高価格=高音質」というのが固定概念なので、価格が安いというだけで音が悪いというレッテルが貼られてしまいがちなんですが、価格による先入観無しで判断出来る耳さえ持っていれば、「価格=品質」ではない事に気づく事が出来ます。オーディオの世界は高価格な製品ほど音が良いと思っている人が非常に多いように思います。

Marshall Electronics社やBehringer社が証明しているように、1万円前後の価格設定でも30万円クラスと同等品質の製品を作る事は可能なんです。ブラインドテストをしたらMXLの低価格マイクとNeumannの高価格マイクを判別する事は出来ないのではないかと思います。

一般的に価格差によって製品品質、機能性に差が出る製品に方が多いものですが、オーディオの世界に関しては、「価格=品質」では無いと断言出来ます。

人気ブログランキングへ

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「レコーディング」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事