4月のヤマハYSL-697Z(テナー)に引き続き、今日はヤマハYBL-622(バス)の管楽器調律(火炙り)に行って来ました。同行の大学の後輩はシャイアーズのダブルセイヤーのバストロを調律してもらいました。
調律前は音抜けが悪く、息の入れ方やアンブシュアをいろいろ工夫しないと上手く低音を当てることが出来ない楽器でしたが、調律後はまるで靄が晴れたかのようなクリアで輝かしい金属の響きとなり、低音も簡単に当たるようになりました。調律(火炙り)すると金属本来の持つ正しい響きに矯正されるような感じで、とにかく楽器が良く鳴るようになり、演奏が容易になります。
調律後のヤマハはまるで往年のドイツ管の名器のような重厚な響きに生まれ変わりました。今回の調律も想像以上の素晴らしい結果でした。管楽器調律研究所代表の和田さん本当にありがとうございました!
この素晴らしい管楽器調律をもっと多くのプレーヤーに体験してもらいたいと思います。