が、ハードシンセ(音源モジュール)もかなりの台数を所有しているので、せっかくなのでMacBook Proでも使えるようにしようと思い、今日MIDIをMacBook Pro用に配線し直しました。しばらくハードシンセはほったらかしにしてあったので、どこにどの配線が来ているのかすっかり忘れてしまい、少し配線作業に手間取りましたが、なんとか主要なハードシンセはMacBook Pro環境で使えるようになりました。
で、本当に久しぶりにハードシンセの音を鳴らしてみたら、なんとも音のぶっ太いこと!うわぁ~スンゴイぞ、コレは~。ビックリした。こんなに太い音してたのね。スピーカーを震わす振動そのものがソフトシンセのそれとは全然違う。音圧感がもの凄い。特に米国製、英国製のハードシンセの音のぶっ太さは凄いですわねぇ。米国製のハードシンセは、音色別にきちんと分類されておらず、「なんでもかんでもクールな音色は全部ぶっ込んどけッ!」的な非常にアバウトで荒削りな造りで使い勝手も非常に悪いんですが、とにかく音そのもが野太く、音色の主張、存在感がもの凄い。もちろん最近の日本製のハードシンセも音が太くなってきているようで、ヤマハMOTIFなどは非常にぶっ太い音してます。
ハードシンセのこの音色の太さの理由は、ソフトシンセとは違いハードそのもの(つまり音源モジュールの内蔵アンプ)で音を鳴らしているので、そのアンプのドライブ感も足されているからなのかもしれませんね。全く同じシンセのアルゴリズムだとしても、やはりそれ専用のアンプで鳴らした音には音圧感、立体感が出るようです。
お気に入りのハードシンセ音源は、E-MU Orbit、E-MU Planet Phatt、novation SUPERNOVA。荒削りで野太い音してます。そんなに昔の製品でもないのに、巷ではもうすでにヴィンテージ機材扱いのようですね。
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ハードシンセならではのツマミをグリグリいじりまくって直感的に音色を作れるところが良いです。
やはりハードシンセの音の太さ、存在感は非常に魅力的なので、また積極的に使うようにしようと思います。