今回のようにドラムの音色がイメージ通りで無い場合、トラック素材をEQ、コンプ等であれこれいじり回すよりも、イメージに近いドラム音源に差し替えてしまった方がはるかに簡単ですし、良好な結果となります。今回は打ち込みドラムなので、MIDIファイルされあれば音源差し替えは簡単です。実際のドラマーの演奏による生ドラムの場合でも、録音品質が悪い場合にも、録音素材を加工するよりも、ドラム音源の音に差し替えた方が良い結果となります。生ドラムをドラム音源に差し替える方法としては、ドラムのオーディオ信号をトリガーしてMIDIに変換する手法が一般的ですが、録音品質が悪い場合は、マイクの被り音の影響で正確なトリガーが出来ない事もあるので、その場合にはドラムの波形を見ながら、手作業でノートデータを並べてドラマーの叩いているタイミングと打ち込みのタイミングを合わせていきます。これは非常に地味な作業なので、根気と忍耐力の必要な作業ですね。
という訳で、ドラム音源差し替え後、来週にまた立ち会いミックスです。
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