昨日から作業中のミックス曲は、ボーカル以外全て打ち込みによる楽曲。しかもかなりベタ打ちな機械臭いオケなので、音量バランスの調整に神経を使います。こういったベタ打ちは、まさに「機械ビート」なので、グルーヴ感というものが皆無に等しいです。先日のブログでも書いたように、僕は打ち込み系の音楽は全く否定しませんが、やはり打ち込む人のセンス、技術次第ですね。
曲を作った人が生バンドの経験者であるか、生バンドの経験が全く無い人かによって、打ち込みのグルーヴ感が違うように思います。生バンドでの演奏経験がある人の打ち込みは、やはり生バンドのようなグルーヴ感がしっかり出ていますし、もの凄く打ち込みの上手い人であれば、ちょっと聞いただけでは、生バンドによる演奏なのか、打ち込みなのか判別出来ないくらい、素晴らしいグルーヴを打ち込みで作り出す人もいます。対して、生バンドの全く経験の無い人が打ち込んだオケは、いかにも機械で音を鳴らしている感じで、グルーヴ感などは皆無です。やはりグルーヴ感とかノリは、理論で説明できるものではないし、ましてや学問では無いので、実際の生バンドで演奏してみない限り、体得できないと思います。まさに身体で覚えるものだと思います。
結果的に音楽の表現手段がコンピューターによる打ち込み音楽であったとしても、やはり生バンドでの演奏経験は非常に重要だと思います。
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