スウィングガールズ

昨日は、今年の2月からトロンボーンの個人レッスンをしている高校生の子の所属するビッグバンドの定期演奏会を聴きに行ってきました。そのバンドは、映画スウィングガールズのモデル校のひとつになった器楽部なんですねぇ。会場のホールはほぼ満員で、もの凄い盛り上がり。まさに映画スウィングガールズのハイライトシーンのような光景でした。演奏の方も大学生とほとんど変わらないレベルで(いや、少なくとも僕の母校の大学よりはるかに上手い！)、難易度の高い曲をきちんとした形で演奏していて本当にビックリしました。また、部員全員が立派なアドリブソロをとっているのにも感心しました。演奏指導をする先生はいないそうなんですが、34年の歴史がある部なので、OB、OGの方達がいろいろと面倒を見てあげているようです。そういう伝統は素晴らしいですね。

ジャズが低迷していると言われる昨今ですが、いやいやどうして、こういう高校生達が真剣にそして本当に楽しそうにジャズに熱中している姿を見ると、日本のジャズ界の将来もそう悲観するものでもないと思ったのでした。