697Zベル凹出し修理

今日は埼玉県戸田市にある管楽器修理工房ミルズに行って愛器697Zのベル凹出し修理をしてもらいました。

1月の大雪の日に自宅マンションのエレベーター前で転倒した時にケースを思いっきり地面に打ち付けてベルが凹んでしまったのですが、凹んだ直後のまだ金属が柔らかいうちに自分で凹出しして8割方は直しました。しかしながら、やはり素人仕事なので近くで見ると歪みがあり、楽器を吹く度にベルの歪みが気になって、どうもスッキリしない気分が続いていました。ベルの歪みは気になるものの、音には影響ないのでずっとそのまま使っていましたが、ようやく今日時間が作れたので、ミルズに持ち込んで1時間ほどで修理完了。大変丁寧な仕事をしていただき、見事に歪みがきれいに直りました。これで気分もスッキリ、演奏に集中出来ます。

ちょっとした凹みや不具合などは自分で直したり調整するので、楽器修理や調整に出す頻度が極端に少なく、かれこれ16年愛用している697Zを修理工房に出したのは今回が2回目。したがって馴染みの修理工房というのが無く、どこの修理工房に依頼するか散々迷いましたが、以前僕の生徒さんがミルズでベル凹出し修理されて、その仕上がりの良さに関心したので、今回初めてミルズに修理依頼してみました。持ち込んですぐその場で修理してもらえるので良いですね。今度はバストロンボーンのロータリー調整をお願いしようかと思います。「ヤマハ指定管楽器リペアセンター」ということで、ヤマハユーザーとしては大変心強いです。ただ、埼玉県戸田市なので、都心からは少し距離があります(と言っても電車で1時間ほどですが)。でも、10数年ぶりに埼玉県を訪れて良い気分転換になりました。