見出し画像

Sliding Cafeマスターのブログ

CDでエコについて考える

今年に入ってテレビメディアを中心に頻繁にエコ、地球環境、地球温暖化について取り上げていますが、僕にとってエコについて一番気になるのは、CDのパッケージですね。所有CDは1,000枚近くになるのですが、そのほとんどはiTunesに取り込み済みだし、最近はCDを買ったらすぐにiTunesに取り込んでしまうので、もうほとんどCDパケッージの意味をなさない。エコの観点からすれば、これこそ究極の無駄というもの。ただ、CDを売る側(アーティスト、レコード会社、CD販売店)からすれば、ネット配信の売り上げの割合が高くなっているとはいえ、この先CDパッケージを無くして、ネット配信のみに移行するという事はまず考えにくい。プロモーション的にもCDパッケージというのは非常に効果的な商品(ライブ会場での売り上げなども大きい)だと思います。

いつもCDを買う時に思うのは、CDパッケージをもっと簡素化できないものかという事。せめてプラケースはなくして、昔のLPのように紙ジャケットでいいじゃないかなと思うのです。最近はあえて昔のLPの質感をだすために、紙ジャケットのCDパッケージも増えていて、こういうジャケットって逆にとってもオシャレですよね。しかもプラケースよりも保管の場所を取らない。

紙ジャケットならプラケース3枚分の厚さに10枚のCDが収まります。

CDを何千、何万枚も所有している人の中には、保管スペース確保のためにプラケースを全て処分してしまっている人もいるようなんですが、最初からプラケースを捨ててしまうくらいならそもそもプラケースは不必要なものですよね。世の中全体が地球環境にやさしい商品作り、エコな暮らしに移行している中、CDのプラケースは是非とも廃止の方向へ行ってもらいたいものです。紙ジャケットの紙も再生紙を利用すれば更にエコ。再生紙の少しざらついた質感(要するに質の悪い紙)の方が、昔のLPの雰囲気に近くて好きです。


これはお気に入りのマイルス・デイヴィスのCDなんですが、デザインが昔のLPと同じで、ちょうどLPの縮小版といった感じ。こういう紙ジャケットの方がいつまでもジャケットを持っていたいという気になります。

自分のCDを作る時には絶対にプラケースは使いません。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「音楽業界な話題」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事