顔面麻痺からの演奏復帰記録~発症153日目出せる高音の限界は相変わらずハイCまでで、それ以上の高い音はどう頑張っても出ません。ダブルハイBbまで出せるまでは完治宣言はできません。音色は大分良くなってきたと思うのですが、...
gooブログには1年前の記事を振り返る「思い出を振り返ってみる」という機能があり、1年前のブログ投稿記事が時々メールで送られてくるのですが、今日で8月も終わりだし、せっかくなので1年前を振り返ってみましょう。1年前の8月31日は当然まだまだ顔面麻痺からの回復途中の段階な訳ですが、ちょうど1年前はハイCまでは高音が出せるまでに回復していたようです。音色はまだ全然ダメのようで、練習してもしなくても調子そのものは良くも悪くもならないという、なんとももどかしい状態というか、自分自身でどうやって練習をするモチベーションを維持していけば良いのか本当に難しい時期でした。
「遅くとも1年後には元の心地よい自分本来の音色に戻りたいです。」と書いていましたが、1年後の今日の時点では100%元に戻ったとは言えないものの、80~90%位は元の心地良い音色に戻れたように思います。高音も現在はダブルハイBbまで出せるまでに回復しました。この調子でいけば、おそらくまた1年後には100%元の音色に戻れているのではないかと思います。最近は練習をすれば、その努力した分だけ進歩の実感もちゃんと実感できるようになり、練習に対するモチベーションも高くなっております。
人は誰でも努力したら努力しただけの成果、進歩の実感が得られないと、なかなか「練習を頑張ろう!」という気持ちにはなれないものです。なんらかの「ご褒美」がないと人は頑張れないものです。楽器演奏の場合は、先生に褒められた、ライブ演奏でお客さんに褒められた、コンクールで上位に入賞した等が練習の努力に対するご褒美に値するのかもしれませんね。最近の僕の場合は「昨日よりも上手くなった」ということが最大のご褒美になっています。