出身地での演奏会

先週末に3日間ほど島根の実家に帰省しまして、高校の吹奏楽部時代の同級生と約30数年ぶりに再会しました。高校卒業からもう30年以上も時が経ってしまったなんて信じられませんねぇ。高校時代の懐かしい思い出話に花が咲き、いくら時間があっても語り尽くせない感じでしたが、積もり積もった話はまた来年帰省した時にでも、ということで、実は来年の11月に僕の出身地である島根県大田市で演奏会を開催することを決断しました。その演奏会の会場探しなどの相談を持ちかけてみたところ、吹奏楽部時代の後輩、同級生達が企画、準備、運営などのサポートを快く引き受けてくれて、感謝感激。吹奏楽部時代の仲間の絆は本当に強いのだなと、改めて思いました。みんなどうもありがとう！とても心強く、頼りになります。

高校卒業と同時に上京して30数年という月日が過ぎ、今までトロンボーン奏者として全国各地、海外などでも演奏して来ましたが、出身地である島根ではまだ1度も演奏を披露したことはありませんでした。いつか出身地で演奏を披露する機会を作りたい、という思いは常に心の中にありました。しかしながら、4年前の顔面神経麻痺発症により、一時期演奏活動が不能に陥ってしまい、出身地での演奏披露出来ないまま演奏家人生も終わってしまうのかと思いましたが、顔面神経麻痺発症から4年経ち、ようやくトロンボーン演奏に支障のないレベルまで顔面神経が回復し、2時間くらいの長時間コンサートでも十分持ちこたえられるだけの耐久力も戻って来ました。そこで、出身地で演奏を披露するのであれば、このタイミングしかないだろうという考えから、来年11月の島根県大田市演奏会開催を決断しました。本当はもう少し早いタイミングでも良いのかもしれませんが、せっかくやるのであれば十分な準備期間を取って自分自身納得するまで練りに練って作り上げたいと思い、来年11月開催としました。絶対に成功させるように頑張りたいと思います。

日常の音楽制作、演奏活動、創作活動とは別に、また新たな目標が出来たことで、とてもやり甲斐を感じ、ワクワクする日々を過ごして行けそうです。これから1年間かけてじっくり準備を進めて行きます。