Sliding Cafeマスターのブログ

6時間耐久アンサンブル

今日はお昼からアンサンブルレッスン2時間とその後にレッスンとは別に個人演奏技術向上目的で定期的に行っているアンサンブル練習を4時間、合計6時間ほぼ吹きっぱなしでした。トロンボーンアンサンブルの楽譜はだいたいがほとんど休みが無く、一旦曲が始まったら吹きっぱなしなので、耐久力のトレーニングにもなりますね。6時間もずっと吹いていると、まさにマラソンを走っているような感覚に近いものがあります。このようなマラソン的練習においては、何時間もずっと吹き続けているとマラソンのランナーズハイと似たような感覚を覚える瞬間があり、極限までバテて来てから更に吹き続けているとある瞬間からふと楽に吹けるようになり、そのランナーズハイ状態を迎えて以降というのは、もうビュンビュン楽器が鳴りまくるんですねぇ。しかしながら僕のランナーズハイスイッチが入るタイミングは6時間くらい経過してからなので、だいたいいつも最もバテたタイミングで練習終了してしまうんですけどね。

今日の6時間耐久レース的アンサンブル練習でDenis Wick Heritage 10CSを試してみた感想。
個人練習、レコーディングで感じていた吹奏感、音色の心地良さは、アンサンブルにおいても同じ印象。以前使っていたSTORK NY 7Cに似た音色傾向で、クッキリ、ハッキリ系音色且つスピード感、パワー感があります。やはり僕はこのような音色が好みのようで、無意識の内にそういった音色に向かおうとするみたいです。耐久力も持ちやすいようです。ただ、今日の6時間練習で気が付いた点は、一旦バテてしまうと、強引にマウスピースを唇に押し付けるなどして力づくで高音を出すことが出来ないようです。この辺はSTORK NY 7Cと同じで、効率の良い正しいアンブッシャーでなければならないようです。

現在でもまだ顔面神経麻痺からの回復が完全では無く、左右均等な正しいアンブッシャーを作れない状態なので、バテてからの対処が非常に難しいです。結局のところ、STORK NY 7Cを止めた理由もココにあった訳で、ん~これは非常に難しい問題ですね。STORK NY 7CもDenis Wick Heritage 10CSも程よく引き締まったスピード感あるクッキリ、ハッキリ系音色で大好きなのですが、バテ出してからの対処が難しいです。このような音の輪郭がぼやけないソリッド系音色のマウスピースというのは、それを扱う奏者が完璧でないとダメなのかもしれません。

とはいえ、早々にDenis Wick Heritage 10CSをあきらめるつもりはなく、もう少し唇を慣らして、このマウスピースとの付き合い方を考えてみたいと思います。左顔面筋肉の回復がもっと進んでくれれば、マウスピース選びで苦労することも無いんですけどね。。。

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