Sliding Cafeマスターのブログ

マウスピース迷走中

先日から試しているDenis Wick Heritage 10CSですが、試し始めて2週間が経ち、さまざまなシチュエーションで使っていく中で、いろいろな事が分かってきました。基本的に口当たり、吹奏感、音色はもの凄く好みなのですが、このマウスピースを使う上での最大の問題点としてバテた時の演奏の難しさがあり、一旦バテた以降はどう頑張っても全く高音が出なくなってしまいます。他のマウスピースではどんなにバテていてもアンブシュアの工夫によりなんとか高音は出せるのですが、ヘリテージではどんなにアンブシュアを工夫しても全く高音が出ません。バテていない平常時は、平らなリムにより唇が安定するので非常に高音が出しやすいのですが、一旦バテてしまうと全く高音が出せなくなってしまうという、まさに諸刃の剣的マウスピースなのかもしれません。

という訳で、昨日からはまたMarcinkiwicz ET2に戻しております。ET2も決して100%満足している訳ではないのですが、今のところコレが一番吹きやすいです。2年半前の顔面神経麻痺発症してからの左顔面筋肉の回復が未だ完全ではないため、なんとかマウスピースで左顔面筋肉の不完全さを補えないものかと、常に試行錯誤しているのですが、やはり顔面筋肉を補ってくれるようなマウスピースは無さそうですね。それでもSTORK NY 7CからMarcinkiwicz ET2に変えてみて、リップスラーの自由度、唇の柔軟性が増したのは、非常に助かりました。

理想はMarcinkiwicz ET2のような柔軟性でSTORK NY 7Cのようなスピード感あるタイトな音色が出せるマウスピースがあれば最高なんですが、これは相反する要素なので現状は唇の柔軟性を優先することになりそうです。

まだまだマウスピース迷走中。。。

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