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Sliding Cafeマスターのブログ

さらばSTORK

Marcinkiewicz ET2が口当たり、吹奏感、音色など全て大変素晴らしく僕の好みにバッチリ合っているということが確信できたので、この数年ずっと愛用していたSTORK NY 7C(細管用)3本とNY 6-1/2AL(太管用)を手放すことに決めました。最も気に入っていた金メッキ&DCTV処理個体は生徒さんに譲渡する予定です。残り3本は既に業者さんに買い取ってもらったので、いずれ市場に出回るものと思われます。NY 6-1/2AL以外はDCTV処理を施してあるので、STORK NY 7Cとしてはかなりレアな個体かと思います。非常に力強くスピード感のあるクッキリハッキリ系マウスピースなので、特にロックバンド、ファンクバンドなどのホーンセクションでの演奏には非常に適したマウスピースです。あとサルサにも良く合うと思います。そのようなジャンルで活動されているような奏者には特におすすめのマウスピースです。興味のある方は探してみてください。

ここ数年の間とても気に入って愛用していたSTORK NY 7Cですが、一昨年の顔面神経麻痺発症により、STORKのような非常に精度が高く、奏者側に完璧な奏法を求められるようなマウスピースを上手くコントロールすることが出来なくなってしまい、以降STORK以外のさまざまなメーカーのマウスピースをずっと探し続けていた中、ようやく自分の好みに合致したマウスピースがMarcinkiewicz ET2です。すっと良さそうなマウスピースだとは想像していましたが、実際に使ってみると想像以上に素晴らしく、これはもうSTORKに戻ることは無いであろうと確信しました。Marcinkiewicz ET2での演奏録音を聴いてみると、697Zの超極細管にも関わらず、まるで太管のような響き、音色がしています。広がり感のあるワイドな響きがとても気に入りました。

おそらくMarcinkiewiczの太管テナー、バストロンボーンのマウスピースも僕の好みに合いそうな気がするので、近いうちに太管、バスもMarcinkiewiczに変えてみようかと考えています。

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コメント一覧

マスター
樋口さん

僕自身もまさかSTORKを手放す日が来るとも想像もしていませんでしたが、顔面神経麻痺発症をきっかけにまた新しい出会い、発見があったように思います。

Marcinkiewiczの太管とバスはいくつか検討中で、最終的にどれに決めるかまだ決断出来ていませんが、とても楽しみです。楽器店に在庫が無く試奏できないので、アメリカの楽器店通販で買ってみるしかありません。
樋口
ひとごとながらなにか一つの時代が終わったような感慨深いものがありますね。
マスターさんが太菅・バスでどんなマウスピースを選ぶのか同じ楽器のユーザーとしてとても気になります。
レポート楽しみに待ってます。
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