コスト意識

こういう不景気の世の中だと大企業を中心にコスト削減というのが過剰なまでに押し進められる訳ですが、コスト削減を第一に考えるあまり肝心の製品品質、提供サービスの低下(いわゆる「安かろう、悪かろう」)を招いてしまっては元も子もないよなぁ～、と考えさせられる事が多い今日この頃であります。音楽業界も例外ではありません。もちろん好景気(バブル期？)に湯水のごとく浪費されていた無駄な経費は多いに削減すべき(無駄な人件費、中間マージン等も含む)だと思いますが、絶対に削ってはならないコストはあるはずです。そういう基本的な考え、方向性を間違うととんでもないことになってしまいます。

今、業績を伸ばしている企業、成功を納めている人達というのは本当に正しいコスト意識を明確に持っているのだと思います。