使用楽器--細管(2004年12月5日現在)

　プロ、アマ問わずプレーヤーの個人ホームページでお約束事といっていい位よくある「私の使用楽器紹介」コーナー。今まで大々的に紹介するのは少し躊躇していたのですが、こういう話題が好きな人も結構いるようですので、この際思いきって紹介しちゃいましょう。と言っても、僕はかなり頻繁に楽器を変えてしまう方なので、今後も楽器が変わる可能性はありますが。。。
　とりあえず今現在メインで使用している細管を紹介します。現在はシャイアーズの1YM8/T08NLWを使用しています。1YM8というのは、ベルの形状がバックタイプ(2の場合はコーンタイプ)で、イエローブラス材の厚みがミディアムのベル直径8インチという意味。T08NLWというのはボアサイズ.508のニッケル・ライトウェイトスライドという意味です。シャイアーズの細管ラインナップの中で一番スタンダードなモデルですね。マウスパイプは後からスターリングシルバー製の2番タイプに交換しました。
　この楽器を使い始めて約3ヶ月ですが、今のところとても気に入ってます。シャイアーズは制作のほとんどの工程が手作業のため、他のメーカーに比べると幾分お値段の方も高価なんですが、大量生産系メーカーにはない良さがあります。現場のプレーヤーの意見がその都度製品に反映されて、どんどん改良されている点も素晴らしいですね。
　このシャイアーズに辿り着くまでに、いったい何本楽器を変えてきたのか自分でもわからなくなってしまう程なんですが、この機会に記憶を辿って楽器遍歴を書き出してみましょうか。

＜使用楽器遍歴(細管)＞
キング2B+→コーン100H→バック16M/GP→バック16→バック12G→ヤマハYSL8510→K&H(Bart Van Lier/500)→バック16→キング3Bシルバーソニック→シャイアーズ1YM8(GP)/T08→ヤマハ697Z/GP→ヤマハ697Z/サテンGP→シャイアーズ1YM8/T08NLW(現在使用中)

　んーー自分でも呆れてしまいますねぇ。13本も楽器を変えてきた訳ですか。。。この13本の中には何年もずっと使い続けてきた楽器もあるし、数ヶ月で変えてしまったものもあります(最長12年から最短1ヶ月まで)。
　楽器って試奏の段階のほんの数分で良い楽器かダメな楽器かの判断はつくんですが、その楽器が自分に合っているかどうかは、実際にライブやレコーディングの現場でしばらく使ってみないとわからないものなんですよねぇ。あとは年を追う事に自分の演奏スタイルや音の好み、考え方も微妙に変わっていくので、その都度やはり自分にマッチした楽器というのも変わっていくものです。
　楽器探しの旅は一生続きそうです。

　太管もいずれまた機会をみて紹介しようかと思います。