今日でちょうど顔面神経麻痺発症から2年が経ちました。2年も経てば日常生活レベルでの不自由、不具合は全くありませんが、トロンボーン演奏時には相変わらず顔面の違和感は有り、高音域を吹くと左目周辺の筋肉が萎縮して左目が閉じてしまいます。ハイC以上の高音域を安定して出せるだけの左顔面筋機能はまだ完全ではなく、高音演奏は滅茶苦茶キツいです。以前にも書いたと思いますが、いかにもキツくて苦しそうな顔を作ってから高い音を吹くようにすると、なんとか普通に高音域演奏も可能となります。高い音でキツいから苦しそうな顔になるのではなくて、苦しそうな顔を作ってからでないと高い音が出せないという状態なんですねぇ。それでも1年前に比べれば後遺症は大分軽減しましたが、この2年の間、顔面神経麻痺のことが頭から離れた日は1日もなく、特にトロンボーン演奏時には常に顔面筋肉の使いを考えていなければなりません。演奏が成功するのも、失敗するのも全て顔面筋肉の使い方次第、といった感じです。
顔面神経麻痺とはこの先もまだまだ長い付き合いとなりそうです。
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