木村秀子 Blog

ピアニスト 木村秀子の音楽日記

SWEET MAMAでの至福の時

2008-10-13 00:09:09 | ライブレポ
今日は鎌倉のスイートママでベースのKazuとDuo。
来日中のThomas Walbumも数曲飛び入りしてくれました。

ライブ終了後はスイートママのママさんが、日本酒をご馳走してくれ、
すっかり調子に乗った日・伝ピアニスト2人が
お客さんが帰った後もしばらくピアノ弾いていました。
トーマスはデンマークの民謡をアレンジしたものを弾き、
それに対して、私も「上を向いて歩こう」をバラードで弾いたり
最後はスタンダードを連弾したりと、
なんともまあ楽しいひと時を過ごしていました。

帰りに串焼きを食べて帰ろうを思ったのですが、
お店が満席だった為、今日の晩御飯はトーマス念願の「寿司」でした。






Thomas 初ライブ と 越後組曲の反響

2008-10-12 04:27:36 | ライブレポ
今日は平塚ピアノフォルテにて
トーマスの初ライブ(土村和史 B,大田智洋Ds)でした。
彼のピアノは本当に「華」がある。
リズムはいいし、アレンジも面白いし。
とにかく「お洒落」とか「小粋」とか
そういったウキウキするトーマスワールドが満載でした。

家に帰ってきたら、2通のメールがありました。
1つはオランダのピアノ、マイク・デルフェロー、
(トゥーツ・シールマンスのバンドにいたピアニスト)
もう1つはスウェーデンの歌手サラ・リーデルからでした。
昨日、PIT INNで二人に私のCD「越後組曲」を渡したのですが、
その事でわざわざメールをくれました。
マイクからは「Your sound is great!」と書いてあり、
サラからは「Beautiful」との事。
本当に、本当に、本当に、嬉しかったです。
勇気を出してCD渡してよかった~

それから、今日の昼に新潟で一番大きな新聞社「新潟日報」が
わざわざ横浜のCoZAに越後組曲の件で取材に来たそうです。
これはもう高橋ご夫妻の熱意の賜物でしょう!
いろいろな人に聴いてもらえるといいですね。

明日(というか既に今日)は鎌倉のスイートママでKazuとDuoです。
トーマスも遊びに来てくれます。
お時間ありましたら是非お越し下さい。

ライブ終わったら串焼き食べたいなぁ~。




今度はオランダとスウェーデンのジャズマンたちに会うの巻

2008-10-11 03:11:14 | ライブレポ
日本に着いたばかりのThomasと、ベースのKazuと私で
オランダのピアノ、マイク・デル・フェロートリオを聴きに
PIT INNに行ってきました。
ベースは私の敬愛する森泰人さん
ドラムはこれまたオランダ人のセバスティアン・カプティーン
ゲストにスウェーデンからサラ・リーデル(Vo)が参加するという
非常に面白い顔ぶれ。

マイク・デル・フェローは、一言でいうなら
もの凄くピアノが上手い!
ピアニッシモでのアプローチと
ハーモニーの作り方がとにかく美しかったなぁ。

サラはイェーテボリ音大の学生で
「日本に於ける女性即興音楽家の実態」
という論文を書く為に来日したとの事。
ライブではえアメリカの詩人エミリ・ディンソンの詩に
メロディを書いて歌っていました。
歌もいいし、アイディアも面白かったです。
ライブ終了後、サラとお互いのCDを交換こしてきました。

サラはトーマスとのギグに遊びに来てくれるみたいです。
詳しいことが分かったらまたUPします。

サラとマイク・デル・フェローに越後組曲を渡したら
二人ともジャケットがすごくいいね。と言っていました。
マイクは「必ず聴くからね!」と言ってくれ
とてもフレンドリーな感じのいい人でした。
尾身さんの版画とCoZAさんの仕事っぷりは評判が良いです。

明日からいよいよトーマスのライブがスタートします。
乞うご期待!







Thomas Walbum 日本上陸!

2008-10-10 15:04:51 | Weblog
デンマークのもう一人のピアニスト トーマス・ウォルバムが今朝、成田に到着しました。

日本に来る前までものすごく練習していたようで、
来るやいなや、ずっと音楽の話をしています。
これからしばらくは、私の脳みそもフル回転しそうです。

初めての来日で、最初に食べた和食は「蕎麦」でした。

デンマークピアノ対決

2008-10-09 02:46:17 | ライブレポ
今日は杉田劇場でデンマークのピアニスト
オリヴィエ・アントゥネスとヘンドリック・グンデのコンサートを聴いてきました。
1セット目はオリヴィエ・アントゥネス(P)と
イェスパー・ボディルセン(B)モーテン・ルンド(Ds)のトリオでのライブ
2セット目はベースとドラムはそのままでピアノがヘンドリック・グンデ(P)。
両者ともにスタンダードを演奏したのですが、
オリヴィエは見た目ヒョロっとしていて、気難しい雰囲気の人で、
実際の演奏もハーモニーが非常に複雑で繊細なタッチのピアノでした。
それに対してヘンドリックは丸坊主で巨漢の白人のおっちゃん。
ニコニコしながらメンバーとのやり取りを楽しんで弾いていました。
彼の場合は右手も左手もシンプルにラインを紡ぐのですが、とにかくリズムがいい。
前評判では豪快にスイングする芸風が売りと聞いていたし、確かにゴキゲンなピアノなのですが、
以外とイントロの作りとか繊細だったなぁ。
両者ともに、自分のカラーが前に出ていてそれを生で比較できて楽しかったです。

ベース、ドラムも良かったなぁ。
何しろ音色が美しい。
その美しい音色の二人が違うピアニストのトリオだと
アプローチも当然変化し、
やっぱり音楽は生き物なんだなぁ。と実感しました。

明後日はいよいよトーマス・ウォルバム(P)が来日します。
先日、彼のメールの最後に
「これから寿司を食べに行ってくるよ、早く日本で本物の寿司が食べたいよ!」
と書いてありました。

くら寿司(全皿¥100の回転寿司)に連れて行こうと思ってたのに・・・