
特定外来侵入生物という嫌われ者で、駆除することが求められているという情報がバーンと出てくる。道端にちょこっと咲く可愛い花なのに・・・
と思っていたら、あるときバイパス道路の両脇斜面に群生する姿を見かけた。コンテナを積んだ大型トラックが年中行き交う産業道路の脇に外来の植物がみるみるうちに茂る事例は頻繁に見かける。それで納得した。
撮影日: 2017/04/22
鳴門市あたりで最初に見つかり、在来のサワギク(沢菊)に似ていることでこの名がついたようだが、なぜアレチサワギクのようにならなかったのか? サワギクの変種と思われたのかな? とも想像できる。地名を冠する在来の野草はたくさんあるから、それにならったのかな?
学名など欧米風の名で呼ばれないのは園芸では使えないからと思えるが、園芸種の原種として使われる例が他の花にあるので、この先この花はどうなるだろう?
撮影日: 2017/02/02
サワギクはボロギクと呼ばれ、さらにノボロギクもある。ナルトサワギクも、いわゆる数多ある野菊の仲間と位置づけられる。